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ころもがたり~大空を優雅に泳ぐ鯉のぼり編~2023.05.05

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端午の節句になると男児の健やかな成長を願い掲げられるこいのぼり。
鯉のぼり

鯉は生命力が強く、「滝を上りやがて龍となる」立身出世の象徴のように例えられる事から
5月5日前後には各家庭の庭先に高々とで掲げられてきたものです。

さて、このこいのぼり、大空に掲げられてもしっかりと目につくのは何といってもその大胆な色味。黒白、赤白の体に、黄色や赤・黒などで色とりどりに縁取られた目玉が存在感抜群!
力強く目に飛び込んできます。

そんな鯉のぼりの鮮やかで雄々しいさまに目を付けた10数年前の衣主。
服になる布地はどんな生地でも洋服に!とアンティークの鯉のぼりの生地をシャツやジャケットとして再生させたり、時には自ら大きな刷毛を手に鯉のぼりを描きジャケットに仕立てたり、
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オリジナルな鯉のぼりをTシャツいっぱいにデザインしてみたり、刺繍での表現なんてことも!
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誰しもが見上げたことのある鯉のぼりを「着る」という発想で、発売されるたびに
スタッフはもとよりお客様の目と心を揺さぶり続けて、衣でも指折りの人気柄となりました。

衣各店で鯉のぼり柄を見つけられた際は、ぜひ手に取ってお試しになってみてください。
きっとお気に入りの一着となるはずです!
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ころもがたり~夏の風物詩、金魚編~2023.04.12

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それ自体を見ていても涼しくはならないにも関わらず
夏祭りのイメージや視覚から涼しいと感じる。
毎年暑くなったなと思ったら、衣に姿を現す、、、
衣の大人気デザイン「金魚」

私も初めて衣で出会った作品が金魚でした!
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一言で金魚といってもたくさん種類があり、和金、出目金、琉金、、、と品種があります。
出目金魚は目が大きいことからすごく親近感をもっています。。(笑)

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和金は涼し気さが一層増す夏のアイテムに最適のデザインですよね!

金魚の魅力!なかでも独特の尾!
フナ尾、吹き流し尾、三つ尾、四つ尾、そり尾、さくら尾、、、
こちらもたくさん種類があるようですが、昨年登場しました蝶尾!!!

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四つ尾の谷が小さくなって山が大きく広がった形、
その不思議で艶やかな名のごとく蝶のような綺麗さに、ぱっと見で素敵!といってしまうデザインには圧倒されました!

今年も金魚と共に夏を楽しみましょう!!!
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ころもづくり ~インディゴ編~2023.03.31

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インディゴとは「藍色の染料」または「藍の青い成分を抽出したもの」という意味
ルーツはドイツにあるとされていて、1880年にドイツの科学者が天然インディゴと全く同じ成分構造を持つインディゴの合成に成功し合成染料が誕生しました。
濃くて深い色合いのインディゴブルー…ファンの方も多いのではないでしょうか。  

衣を長年ご愛好いただいているお客様の中にも、
インディゴ作品をお召しになってご来店いただくことがあります。
初めて目にする作品に、思わずお声かけさせていただくことも多々あります。
デザインや柄入れ、刺繡の施しももちろん気になりますが、
インディゴ作品の成長具合も一期一会…
大切にご愛用くださり嬉しい気持ちでいっぱいになります。

最近の衣インディゴ作品の中から数点ご紹介させていただきます。

オオサンショウウオ

「重なるオオサンショウウオ長袖Tシャツ」

衣作品ではお馴染みのインディゴ撚糸ロンT。
生地の糸の色は、最初全て白です。
インディゴに糸から染めて編み上げるものが撚糸素材です。
白い生地を藍の液に、ドボンとつけて染めるのが生地染めです。

どちらにしても元は白…その原点まで抜くのが「白抜」
それを途中の半分くらいの段階でそれ以上抜けないようにストップをかけてしまうのが「青抜」

藍は本来淡い水色から黒に見間違う濃い紺色まで48段階の色に分けられると言われています。
絶妙な職人技で藍を抜く力を調整して「青抜」をつくりあげております。

主衣 ロンT

「清月牡丹インディゴロンT」

主衣より撚糸ロンTとは違い軽くて柔らかなインディゴ染め生地のロンTです。
薄手の着心地の良い生地感は、通年で着合わせにお使い頂ける優れものです。
大きな牡丹の柄入れにもインディゴを抜染ししとやかな牡丹の様を表現しております。
KRM 蜂の巣刺子
「蜂の巣刺子スタンドジャケット」

三条店で広く展開させていただいている「KRM」インディゴ作品の中より2022年春に登場した、蜂の巣刺し子生地。
凸凹した新素材で、より面白いアタリをお楽しみいただける作品です。
*「アタリ」とは 繊維(糸)の表面の色が使用しているうちに色落ちし繊維(糸)の中心部分の白芯がみえること。

それぞれに独特な風合いや自然な色落ちをお楽しみいただけます。
素材の違ったインディゴ作品をお手に取りご覧頂けますようご来店を心よりお待ちしております。
これからもより多くのインディゴ作品をお楽しみくださいませ。

ころものがたり ~妖怪編~2023.03.10

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少し前には「妖怪ウォッチ」
その前は「ゲゲゲの鬼太郎」
そしてさかのぼると「古事記」と
日本の歴史とともにある「妖怪」

ロウソクの火や、月明りしかなかった時代。
夜の闇は今では、想像もつかないほど深い闇だった。

その闇への恐怖を「妖怪」「妖(あやかし)」「物の怪」と呼び姿かたちを描くことで、恐怖を和らげていたのではないでしょうか?

衣の作品でも欠かせない作品の一つ「妖怪」
衣主が紡ぎ出す妖怪たちは、運動会やサーカス、身体測定などをしていたりと、私たちのマネをして妖怪たちも、楽しんでいる場面がたくさんありますね!
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しかし!その「妖怪」
描こうとすると、なかなか描けず
何か違うことをやっていたりした時に、ふと浮かんだり
今日はもう無理!と思い寝ていると、夜中にふと目が覚めスラスラと描けたりとなかなか気まぐれだそう!

私も妖怪作品のファンの一人です。
持っている服の半分以上は妖怪柄!
なのでもうこれ以上、増やすのはやめようと思うのですが、、、
新しい作品が出る度
「面白い!!かわいい!!」と増えていってしまいます。

22年に登場した「妖怪製造機」は衣妖怪の誕生の秘密が、描かれていてとても面白い作品でしたね!
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さてさて23年は一体どんな「妖怪柄」が登場するのか、、、
皆様をあっと!驚く作品が出るという、お話も少し小耳にしておりますのでお楽しみに!

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【大雪の影響による配送遅延のお知らせ】2023.01.25

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オンラインショップ及び各店からのお荷物配送について、全国的な大雪の影響により、一部地域において運送会社による配送の遅延・配送不能が発生しております。

時間・期日指定をされたお客様についても、ご指定どおりの対応ができない場合がございます。
誠に申し訳ございませんが何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

オスティア・ジャパン衣

衣 各店 2023年福袋 予約販売終了のご案内2022.12.19

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皆様、こんにちは。

先日12月18日(日)より衣 各店で予約販売をスタートさせていただきました「2023福袋」ですが、各店ともに完売御礼となりましたことを、改めてご報告させて頂きます。

いつもはお正月の初売りにて店頭販売をさせて頂いておりましたが、昨年に続きまして今回も事前予約販売という形を取らせて頂きました。

昨年同様、各店ともにOPENからしばらくの間は、ずっとお電話でのご対応をさせていただく事となり、師走のお忙しい中なかなかお電話がつながらないなど、ご不便をお掛け致しました。

また、それほどまでの反響を賜りました事にも厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

2022年もまだ10日ほどございますので、店舗のお近くまでお越しの際は、年末のご挨拶だけでもお立ち寄り頂けますと幸いです。

さて、そんな福袋も店頭での事前予約販売は完売となりましたが、続くは新年の運試しともいえるほど熱戦の、オンラインショップでの販売が控えております。
1月2日(月)から、3日(火)に日付が変わりますタイミング、深夜00:00:00~よりスタートです!!
師走の忙しい時期を終え、ゆっくりと時間が流れるお正月三が日の楽しみに、今しばらくお待ちくださいませ♪

2023年の迎春は[衣]の福袋と共に迎えましょう♪2022.12.09

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オスティア・ジャパン衣の各店では、昨年同様、新年の福袋をこの12月に事前予約販売にて、ご注文を受け賜わります。

今回も職人や、もの作りスタッフによる、この時だけの作品を仕立てさせていただき、中身をご覧いただけるのはお求めいただいた方のみ。

気になるのはまずはテーマ!
2023衣 福袋のテーマは……、「唐草」!!
唐草
そもそも唐草文様はつる草の茎や葉が絡み合い描かれる文様で、
生命力が強く途切れることなく伸びていくことから「繁栄・長寿」などの意味があり、縁起のいい文様です。

さらに蔓(つる)は音読みで「マン」、
それを「万」と読み、それが帯のように連なっているため「帯」を音読みでタイ、
タイを「代」と読み替えますと「万代」と読び、一族の万代の繁栄、長寿の意味を持っているのです。

今年も選ばれましたテーマは、実に日本らしい題材です。
衣らしさも残しつつ、これまでにもなかった新しい作品の数々を福袋にギュッと封入させて頂きます。

寺町店・三条店・名古屋店での福袋販売は、今回の事前予約販売のみとさせていただきます。
気になるご購入方法に関しましては、下記の案内をご確認くださいませ。

■2023年福袋テーマ「唐草」
 サイズ:主衣(F)…レディス
     衣(S・M・L・XL)…ユニセックス
 価格¥38,500(税込み)
 ※おひとり様1袋限り

●予約販売 受付期間
 12月18日(日)全店 11時より!!
 ※三条店・名古屋店も通常12時OPENですが、この日は臨時でのOPEN時間変更とさせていただきます。

 各店予定数量になりましたら予約販売を終了させていただきます。

●予約方法、支払い、受け取りについて

・ご来店
 …ご希望サイズが予約いただけました場合には、その場で代金をお支払い頂き、1月2日発送にてご自宅にお届けをさせていただきます。
  もしくは1月2日に店舗にご来店いただきました際に、お渡しさせていただく事も可能です。
  またはお支払いは代金引換での決済で、1月2日発送にてご自宅へお届けをさせていただく事もお受け賜りいたします。

・お電話
 …お電話でのご注文のお承りにつきましても、おひとり様1点のみとさせて頂きます。
  ご希望のサイズが予約いただけました場合には、代金引換で1月2日発送にてにお届けいたします。
  12月18日(日)各店OPEN時より予約販売が開始となりますので、今しばらくお待ちくださいませ。
  各店の電話番号をご登録のうえ、準備万端にて販売開始日をお迎えいただければと思います。

【ご注意事項】
※各店ごと予定数量になり次第、予約販売を終了させていただきます。新年初売での店頭販売の予定はございません。
 また、オンラインショップでは例年通り、1月3日(火)00:00~販売を予定しております。

※新年に店舗受取を希望されます場合、引き取り日は1月2日(月)限りとなります。
 他の日を希望されます場合には、配送でのお受け賜りとなります旨、あらかじめご了承ください。

※メールやSNSからのご連絡等でのご注文はお受けできません。
 またお電話やご来店であっても、予約受付開始前のご注文はお受けできません。

※宅配・代金引換をご希望いただく場合、送料・代引き手数料は別途にて頂戴をさせていただきます。あらかじめご了承ください。

※ご不明点や、より詳しいことにつきましては、各店まで問い合わせくださいませ。

●寺町店
TEL:075-212-6353
Mail:koromo-teramachi@kodaishin.jp

●三条店
TEL:075-221-3553
Mail:koromo-sanjo@kodaishin.jp
※三条店は水曜定休日となっております。

●名古屋店
TEL:052-252-5270
Mail:koromo-nagoya@kodaishin.jp
※名古屋店は木曜定休日となっております。

不忍池の蓮【寺町店スタッフブログ】2022.11.29

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皆様こんにちは、寺町店の山田です。
期間限定ショップ開催の為、東京へ出向かせて頂く機会が年に数回ございますが、時間があれば帰京する日に近所を散策するのが楽しみにの一つになっております。

その中でも東京でひと際お気に入りの地域が上野界隈です。
賑やかなアメ横があり、下町情緒溢れる商店街や飲み屋街もあり、飽きさせない町です。
そんなワイワイと賑わう町中にドンと鎮座するのが上野恩賜公園。

広大な面積のこの公園には、パンダで有名な上野動物園を始め、博物館に美術館もあります。疲れたらスターバックスコーヒーで一服なども乙なものです!自然あふれる公園を探索しながら、様々な施設で楽しむことが出来ます。

そして、もう一つ!見渡す限り一面に自生している蓮池が有名な「不忍池」。

石碑

弁天堂

枯蓮池

恩賜公園については動物園の事しか知らなかったのですが、蓮池の大きさにビックリでした!
訪れました11月は蓮根の収穫時期前で既に枯れ蓮の季節でしたが、蓮の花が咲き誇る初夏にでも是非訪れてみたいと思います。

なりすましメールにご注意ください2022.09.26

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この度は弊社が送信しておりますメールマガジンを装った「なりすましメール」が、発信されている事実を確認いたしました。

メールの送信対象となりました皆様には、多大なご迷惑をお掛けしています事をお詫び申し上げます。

衣のショップ・ブランドを装ったメールで「内容に心当たりがない」「怪しい」「洋服に無関係」などのメールを受信された場合は、ウイルス感染のリスクが高いため、メールの開封、添付ファイルの参照、あるいはメール本文中のURLのクリック等を行うことなく削除して下さい。

私どもにおきましては、不正アクセスの防止など情報セキュリティには十分注意しておりますが、引き続き対策を強化して参りますので、ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

オスティア・ジャパン衣

夏・鬼衣 展2022.07.22

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「大島紬」

「一度は着てみたい憧れの大島紬」とも言われ、「日本の民族衣装を代表する着物(キモノ)の女王」とも言われる高級絹織物。
それが鹿児島県 奄美大島で作られ続けている「大島紬」です。

車輪梅(奄美の方言で「テーチ木」と呼ばれる木)を煮出して取り出した“自然の色”と、大人が立っても腰まで つかる「泥田(どろた)」の持つ“大地の色”が結びついて現れる色。
細かな点と点を合わせて作る絣の美しさが特徴。

そんな着物の中でも希少な大島紬を使った贅沢な1着。
この夏のため、仕立てました。
さむえ
普段の洋装とも合わせやすい「オープンカラーシャツ」や「ワンピース」。
また今回は鬼衣としても全くの初めてとなる「甚平」をお仕立て!!

ただ、鬼衣で仕立てるだけあり、いわゆる「甚平」とは似ても似つかず、その全く異なる風格のある仕上がりに、ただただ言葉も出ず…。

大島紬とは違った素材で仕立てた「鬼衣」も同じく販売予定です。
一生ものの一枚に袖をお通しくださいませ。

7月24日(日)00:00~、オンライショップにて販売開始です。
※7月23日(土)から24日(日)に日付が変わるタイミング

作品一覧はこちらより

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