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妖怪日本昔ばなし寺町編 ~ぶんぶく茶釜~2018.02.19

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。

日本昔ばなし・・・とても懐かしい響きですね。
私が子供の時分には土曜日の午後七時から「まんが日本昔ばなし」が放映されており、ブラウン管テレビの前で兄弟と2人、しゃがんで見ていたことを思い出します。(それを見る為に、七時までに大急ぎで晩御飯をかき込んでいたことも(笑))

さて、今回はそんな昔ばなしをテーマに店舗ごとに異なる昔ばなしを題材にした作品が入荷致します。しかし、そこはオスティア・ジャパン衣、あれあれ?よく見ると、通常のストーリーとは異なり妖怪の姿がチラホラ・・・。

そんな衣版「妖怪日本昔ばなし」、寺町店にはとある狸のお話「ぶんぶく茶釜」を題材にした作品が明日、2月20日(火)に入荷致します。

古道具集めを趣味としていた和尚さんが手にしたこの茶釜、湯を沸かしていると中から「熱い!」と悲鳴が上がり、カタカタと震えだします。

これを不気味に思った和尚さんはこの茶釜を、たまたま通りかかった貧しい古道具屋にタダで譲ります。
この古道具屋が茶釜を家に持ち帰ると、今度はこの茶釜が実は狸が化けたものだと知るのです。

狸は親切にしてくれた古道具屋に恩返しをする為、昼は見世物小屋で綱渡りをする茶釜として
働きます、はてさてそれではこの狸、夜はどんな風に過ごしているのでしょうか・・・?

狸が過ごす野原の、静かで美しい冬の一夜の風景がインディゴ撚糸ロンTで表現されており、その風景に茶釜狸と妖怪が登場いたします。

皆様も是非、ブラウン管テレビのチャンネルをひねるような、どこか懐かしい気持ちで「衣版ぶんぶく茶釜」を寺町店にご覧にいらしてください。
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オスティア・ジャパン衣 寺町店
 Tel:075-212-6353
 Mail:koromo-teramachi@kodaishin.jp
 営業時間 11:00~20:00(不定休)

キューブリック2018.01.22

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。
今回の「絵心しりとり」ですが、バトンとなる言葉は「き」ということで、今回はかつてどっぷりハマった映画監督「キューブリック」(スタンリー・キューブリックです(笑))による映画作品をご紹介させて頂きます。

ご存知の方も多く、一度は目にしたことがある!という方も多いかと存じますが、今回ご紹介したいのはそのストーリーや内容は?ということではなく、私がこの監督の作品にハマった理由である「色彩」についてです。
その中で、今回はSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」をご紹介させて頂きます。

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まずは宇宙船ディスカバリー号船員の宇宙服。
宇宙服のイメージは通常白ですよね、しかし本作で登場する宇宙服はコチラの赤。白い船内に真っ赤な宇宙服がなんとも鮮烈です。

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続きまして、これまた白い枠に朱赤の摩訶不思議な形の「ボールチェア」
何とコレ、今をさかのぼる事40年前のデザインなんです!当時は100万円と言われていたこの椅子に当時どれだけ憧れたことか・・・。※今ではイミテーションが2万円程でも買えるようです。

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そして、最後は「スターゲート」というワープゾーンのような場所を通り抜けるシーンなのですが正に極彩色!CG未発達であった当時にアナログな手法で映画の一コマにおよそ3分と気の遠くなるような作業量の果てに完成したそうです。正に異空間旅行を目にしたような衝撃でした。
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これら全てが鮮やかに映え、90年代の後半あたりにこれを見た私にとって、やがて来る2001年という未来そのものを感じさせてくれたのを覚えています。

又、キューブリック自身は、とにかく妥協を許さない完璧主義者であったことで有名です、そんな彼の作品だからこそ私のようなアートに鈍かった人間をも引き付けられたのかも知れません。そして、それはどこか私が惹きつけられた「衣」のデザイナーである、「衣主」の姿勢とも重なります。

さて、お次のしりとりの頭文字はキューブリックの「ク」。
スタッフそれぞれの個性が少し垣間見られる面白いテーマかと思います、是非、次回もご覧くださいませ!

お正月こそ晴れやかに!2017.12.25

寺町店

あれよあれよと年末となりましたね。

新しい年へ向けて、大掃除を始め様々な一年の締めくくりの時期として、ご多忙な方も多いのではないでしょうか?

私達オスティアジャパン衣でも、毎年恒例の福袋の準備がいよいよ大詰めを迎えております。

”座敷童(ざしきわらし)”をデザインテーマに、福袋の為だけに作られた豪華な完全新作ばかりがぎっしり詰まった、年の初めのお年玉のような一袋です。是非、今年もお見逃しなく!

さて、今回の寺町店よりはお正月に着るなら・・・コレ!という作品を選んでみました。

普段はシックな色目を選んでご着用の皆様も、「やはり衣と言えばインディゴでしょ!」という皆様も、来年のお正月には晴れやかなお洋服で迎えてみられてはいかがでしょうか?

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今年リリースされた衣の作品の中でも一際異彩を放っておりました「浮世絵和凧市松ロンT」。

ダウンJKのインナーとして忍ばせて置いてもしっかりと柄が見え、尚且つ屋内に入ってこのロンT1枚になれば・・・。誰もが目を奪われる面白いTシャツかと思います。

”和凧”の図案がモチーフになっているところもお正月にマッチしています

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こちらは1点物の「のぼり長袖シャツ」(Mサイズのみ)。ご覧頂くだけで全てが伝わる1着と言えるかもしれません(笑)。

男児の成長祈願にと描かれる武者絵のぼりをそのまま長袖シャツへと作り替えた1着です。

原色と原色がぶつかり合うような華やかで力強いこちらをお正月に着て頂くのも、粋でおススメです。前身の袖口や衿、ポケット等、随所「のぼり」が使われている面白い所です。

※私、山田も毎年1月2日の寺町店初売りの際には「のぼり」の長袖シャツを着用しております!

晴れの行事の代名詞とも言えるお正月。

クリスマスやハロウィーンもいいけれど、ちょっと変わった衣の洋服で「晴れ」の気分を味わってみられてはいかがでしょうか?

寺町店の隠し玉!ご紹介いたします2017.12.17

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは寺町店です。

今年の秋冬物のラインナップはもうご覧頂けましたでしょうか?
店頭におきましては現在様々なアイテムが揃っており、選べる着合せラインナップも多く楽しんで頂けると思います。

年末年始の里帰りや忘年会に新年会など、皆さまをカッコよく・可愛く・キレイに見せるお洋服に関しましてのご用命は是非、私たち衣にお任せください!

さて、今回寺町店よりはごく少数だけ製作されているもの、もしくは全くの1点物である「隠し玉」をそっとご紹介させて頂きますね。

ーショップコートー

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・古布使い手刺し子ショップコート (Lサイズのみ)

その名の通り、元々ショップ店員が着ていたことで知られるショップコート。太もも辺りまでの丈感に独特な身幅の広さを持ち、本来キレイ目好きに人気のアイテムですが、こちらはサイド・ポケット・衿等に古布をあしらい手縫いでステッチを入れることにより・・・
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少し落ち着いた雰囲気に仕上がっております。全体に渋い統一感のある色合いもまた、通好みの1着と言えそうです。こちらは今季の人気者である市松総柄の長袖シャツと合わせて着て頂くのもおススメです。 ※こちらの作品は人気につき、ボタンダウンシャツとして再入荷致しております!

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・ストライプ手刺し子ショップコート (M・Lサイズ)

こちらは懐かしさのあるようなビンテージのような色合いのインディゴと朱赤ストライプが大胆な1着。こちらは切替生地に刺し子織りの生地を使用しており、派手になりがちなストライプにアクセントを加えてくれています。

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落ち着いた色合いの「市松タートル」のインディゴ色をインナーに差し込むことで、コートのストライプを引き立たせております。春には爽やかな白シャツと合わせ頂いてもカッコよく着て頂けると思います。

寺町店にはとりわけ1点物を多く取り揃えてり、オンラインショップやブログに掲載されていないアイテムなども、多数ございます。もしかしたら1点物にこそ、運命の出会いがあるかもしれません・・・。

寺町店限定 「四つの爪をもつ龍」2017.11.17

寺町店

およそ十年前に描かれ、伊勢型紙に彫り起こされた一頭の龍。

その完成度の高さ、圧倒的な迫力から当時好評を頂戴しました、その名も「四つの爪をもつ龍」柄を寺町店にて復刻いたします!

期間:11月18日(土)~11月26日(日)迄

衣主の筆により生み出され、伊勢型紙の職人により細部まで妥協なく再現された「四つの爪をもつ龍」のカッコ良さを、そのまま皆様にお伝えできるように、多彩な配色や、龍以外のデザインを極力省いた秀逸な作品となっております。

選べるアイテムは二種類・・・、

壱・「四つの爪をもつ龍ロンT」

 色:灰・紫
 サイズ:S・M・L・XL
 価格:8900円(税抜き)
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幽玄な青のグラデーションの体をもつ龍が一頭。細かに、丁寧に表現されたウロコの1枚づつが体のうねりを表現し、今にも浮かび上がってきそうな一着に仕上がっております。
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グワッ!と見開いたように見える両目が印象的。型抜き抜染技法により、ところどころムラがかってプリントされているのが衣職人の技。このかすれ感こそが「味」な一着です。

弐・「四つの爪をもつ龍 瀟洒ジーンズ」

 色:インディゴ
 サイズ:30・31・32・33・34インチ
 価格:22800円
 ※11月18日(土)~26日(日)迄の受注販売となります。
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発売されたばかりの「瀟洒-しょうしゃ-ジーンズ」の上に姿を現した龍は、衣の原点とも言えるデニム生地の抜染技法に因るもの。

大胆にかすれ感を付けることで、京都の寺院に飾られている古い天井画を思わせるようなビンテージ感を漂わせた1本に仕上がっております。

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「播州刺し子市松ジャケット」等、今シーズンの市松柄のジャケットのシックな雰囲気とも好相性です。

寺町店にも柄入れに使用しているこちらの「伊勢型紙」を永きに渡り飾り続け、お問い合わせも多く頂戴しておりました、今回の龍、次の復刻は十年後かも知れません・・・。

是非、お見逃しなく!

■お問い合わせ

オスティア・ジャパン衣 寺町店
 Tel:075-212-6353
 Mail:koromo-teramachi@kodaishin.jp
 営業時間 11:00~20:00(不定休)

積み重ね継続する力2017.11.08

寺町店

こんにちは!寺町店 左子です!

スタッフブログのテーマが「心に残る言葉」…
非常に難しいテーマで皆様にどのような風に届ければいいか苦戦しましたが読んでいただけると幸いです。

「積み重ね継続する力」

この言葉は私が高校生の時の恩師から言われた言葉です。

私は中、高とサッカー部に所属してました。しかし、高校のサッカー部はとても弱く大会に出場しても万年1回戦敗退でろくに練習もしていませんでした。

そんな時に言われたのが「積み重ね継続する力が大切なんだ」です。

その言葉を聞いたあと、部員たちで話し合い、今は何回負けてもいい、1勝するために地道に練習していこう!と心に決めて頑張りました。

最初はトレーニングをしても中々良い結果はでず試合の内容は良くありませんでしたが、毎日努力することによりチームの連携も良くなり大会でも1勝、また1勝とどんどんと力をつけていくことが出来ました。

最後の大会では2回戦敗退でしたが、今までで1番最高のプレーが出来、「積み重ね継続する力」がたいせつということがわかりました。

この言葉から得られるものは大きかったです。
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忘れない言葉2017.10.04

寺町店

気まぐれ日記をご覧のみなさま、こんにちは。寺町店の山田です

今回のテーマ「心に残る言葉」ですが、日々生活する中で仕事をするにしても休日だとしても、毎日膨大な量の言葉を発し、また受け取りながら生活していきますよね、私自身も40才にもなれば、心に残る言葉は沢山あるのですが、つい最近お客さまとの会話の中で「素敵だな・・・」と思った言葉をご紹介いたします。

そのお客さまとは、実はアメリカよりお越しの方で日本人の奥様をお持ちの為、奥様の帰省なども含めて日本にお越しの機会が多く、毎年必ずお会いする方なのですが、お会いする度に様々な新しい趣味や、お仕事を持っておられて、毎回とても楽しくお話させて頂いている方なのです。

前回は絵を描いていらっしゃり、その絵画を披露して下さったのですが、今回お見えの際には、今は染色をしているんだ!とお話いただきました。いつお話していてもそれをとても楽しそうに、かつ力強くお話くださり、常にチャレンジをされていて凄い!と思いながら今回もお伺いしていると、彼はこう言いました。

「人生の楽しみを見つけるのが僕の仕事だよ」

社会人になって働き出すと、誰もが「仕事」や「働くこと」の意義について思い悩むことがあると思います。ところが彼は国民性の違いもあるのかもしれませんが、通常思い悩む部分と全く逆の発想の考え方に感銘を受けました。

もちろんどの仕事・趣味にしてもただ気が向いたらやっているわけではなく、例えば、アーチェリーをライフワークとしている彼は、骨董品屋で手にしたという和弓を持って来て「これを解体して構造を調べるんだ」と語ります。何をするにもきっと、とことん追求するわけです。

彼のように行動力が旺盛ではない私は多くの事は出来ませんが、この先もこのお店で衣の洋服を通してお客様に「楽しみ」を見つけて頂く手助けが出来ればと思います。

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「今昔の藍古布展」-寺町店-2017.08.25

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店です。

モノがあふれておらず、誰もがモノを大事にしていた時代、布生地もまた、大事に大事に使われていました着物として使われていた生地は、古くなったら野良着となり、また古くなれば布団や敷物へそして最後は雑巾として・・・・。

8月26日(土)より、寺町店では、そんな先人たちの「もったいない精神」に倣い、かつて様々な形で使われていたアンティーク生地、「古布」を使った作品を展示販売致します。え?「古布」ってなに?・・・という方へ少しだけお見せ致します。
古布展2
■写真左
白い手縫いステッチは弱った生地の補強の為に施されていたのでしょうか?少しの遊び心で、何かの文字?か文様の形に「刺し子」していたようですね

■写真右
こちらも穴が開いたら当て布を縫い付け、また破れたらさらに上から当てて。今や、BOROと呼ばれ海外でも高く評価されている「襤褸」生地。
古布展1
■写真左
マルモ????さてはて、こちらはいったいどんな用途だったのでしょうか?「半てん」として商売着につかれていたのでしょうか?のれんだったのでしょうか?

■写真右
縞の絣織り、こちらは紳士用の「着物」だったのでしょうか?こちらの妖怪や虎の刺繍は、さしずめ衣主の遊び心のようです。

といったアイテムがシャツや軽めのジャケットとして登場いたします!先人の記憶に少し思いを馳せて、お召しになられてはいかがでしょうか?

ご覧頂くだけでも楽しめるかと思います、是非、寺町店へご覧にいらしてくださいませ。

もやし2017.08.22

寺町店

気まぐれブログをご覧の皆様こんにちは、寺町店の蓑輪です。

「本」というテーマでスタッフの様々な本との関わり方が更新されていますね。どのスタッフも素敵な事をつらつらと書いているので私も乗っかりたかったですが、普段本を読まないので嘘はやめておきます。

という事で今回は「おつまみ料理本」の「もやし」のページの素晴らしさをお伝えできればと思います。唯一真剣に読む本と言えます。
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やはり休日には家でお酒を飲みながらモヤシをおつまむのが至高ですよね。そんな私にとってこの料理本は必要不可欠です。
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男性の一人暮らしで料理に何を求めるかというと、やはり作業の少なさだと思います。簡単にパパッと。その点この料理本のモヤシページは工程が多くても3工程まで。素晴らしく生活に寄り添っていますね。大した調理工程は書いていませんが、活字と綺麗な写真で説得力がありますし作り手に安心感を与えてくれます。きっとそういう意図があるはずです。
モヤシも喜びます。
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今のご時世クッ〇パッド等、ネットで調べた方が早いしお金もかかりません。でも本に書いてある事って説得力があるような気がします。本作るのもお金かかりますし、料理本に限って嘘は載っていないと思います。ページを眺めるのも面白いです。モヤシも喜びます。

皆様も久しぶりに料理本を広げてみてはいかがでしょうか。

「本」に見出す価値2017.07.25

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。
思い起こせば・・・、私の本との出会いは小学校の社会の先生に勧めてもらった赤川次郎先生の推理小説でした。

じっとしているのはテレビアニメを見る時ぐらいで、難しい活字を黙って読むことに半信半疑だったのですが、読み始めて話が進み始めるとその展開が気になって気になって、テレビアニメや漫画と違い、一週間待たなくても続きが読めるところがまた良くて、誕生日にも図書券をお願いしたりする程、すっかり本の虫になりました。

ストーリーや謎が明かされていく部分も秀逸なのですが、なんといっても魅力的なキャラクターが多いのが赤川作品にハマった理由の一つでした。その仕草やお洒落な会話に子供ながらに大人の世界を垣間見ているようで、かっこいいなぁと憧れたモノでした。

未だに思いつたかのように古本屋さんで買ってしまう事もあります。
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さて、では40歳になった現在、私が手に取る本はというと・・・、ファッション雑誌も読みますが、各種経済人や偉人の自伝など、「成功の秘訣」のような事が書いてある本を手に取ることが多くなって参りました。

もちろん読んだからと言ってたちまちイチローや本田宗一郎になれるわけではないのですが、この人もこんな苦労をして困難にも乗り越えてきたんだな、と自分の状況に置き換えて精神的な糧にしたりもするわけです。

で、ここ数年で私が最も影響を受けたのがこちら

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そうです、プロレスファンである私の中での偉人と言えばこちらの小橋建太選手。「バーニングハート」の異名を取るこの選手、プロレス界でも指折りの一本気。1つの技や、1試合に本当に命を懸けているのが分かりますし、見ている観客も飾り気のないピュアなエネルギーだからこそ誰もが引き込まれてしまいます。

死をも恐れないそのスタイルに、何事も恐れず何事にも動じない鋼鉄の心臓と人は小橋選手を称賛しますが、文中で彼はこう綴ります。「心が強くて折れないなんて立派なモノではなく、結局僕はバカなんだと思います。ただのプロレスバカ。人間バカになり過ぎるのは良くないけれど、バカにならないと突破できないことも沢山あると思います」

色々な偉人の心構えや行動、ビジネスにおいての手法や発送なども「凄い!」と思わされますが、私にはこの言葉が一番しっくりきました。

小説など娯楽の為の「本」から、生きるヒントを得る実用の為の「本」へ。私の「本」に見出す価値も年齢と共に移り変わっているようです。

皆様はどんな「本」を読まれますでしょうか? 赤川作品、自伝書に関してはまたおススメさせて頂きますので、皆様も是非おススメあれば教えて下さいませ!

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