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家紋 りめいく ロンT・ジップ 限定販売!2009.11.19

衣 大津パルコ店にて 11月21日(土)より

平安時代、鎌倉時代、戦国時代、江戸時代・・・と
時代の流れの中で 様々な家紋が生まれました。

日本の歴史と共に、常に変化を続けてきた家紋。

他国には ない日本だけの伝統ある紋を 衣で三つ選び、
丁寧に手描き抜染を ほどこし、さらには古布で リメイクすることにより、Photo
味のある一枚に 仕上がりました。

家紋 糸輪に蟹ロンT ¥ 8,295(税込)

家紋 糸輪に蟹ジップ ¥14,490(税込)

柄は、掲載画像 も含め 3柄 ご用意しておりますので、

どうぞ 見にいらして下さい!!
 
※限定作品の為、無くなり次第終了と させて頂きます。 お早目に!

名古屋パルコ店 オリジナルバッグ販売2009.11.18

傷んだ服は当て布をし、縫い直し…、
どうしても着られなくなったものは 赤ちゃんのおしめに、
そして雑巾に…、最後には燃やして 肥料にしていた時代。004

そのような時代を経て、
服を ながく大切に着続けるために生み出された“リメイク”という技。

シャツだったもの… パンツだったもの…
元々は“1枚の服”であった そのひとつひとつを解き、008
つなぎ合わせ 仕立てられた この世に たったひとつのバッグ

前世の面影を残しつつも、全く 新しい表情が生まれました。
あなただけの一つを 是非 見つけに来て下さい。
(形は ショルダー、ボストンの2種類を ご用意 致しております。)

期間 11月19日(木)より販売 致します。

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価格 リメイク 1ショルダーバッグ ¥20,790~(税込)

    リメイク ボストンバッグ    ¥20,790~(税込)

また期間中、1万円以上ご購入のお客様にPhoto_5

オリジナル合財袋(がっさいぶくろ)を プレゼント致します。

数に限りがございますので、なくなり次第 終了とさせて頂きます。

あらかじめ、ご了承下さいませ。

オスティア・ジャパン 衣 寺町店 10周年記念!2009.11.18

皆様、こんにちは。
衣 寺町店は、今年の10月で、10周年を迎えることが出来ました!
これも一重に皆様の温かい お心づかいお陰だと思っております。
本当にいつもありがとうございます。

そこで今回は10周年を記念して、衣 寺町店 限定作品を発売させて頂きます!

寺町店の天井に飾られた唐獅子の襖絵(ふすまえ)をロンTに、
そして軒先に飾られた 桜鯰の漆喰壁(しっくいかべ)をインディゴ撚糸ジップに。Photo
この2作品が 11月21日(土)より登場 致します。

 「天井襖絵獅子ロンT」

       生成り・薄桃 SS~XL   税込¥7,875

 「漆喰壁桜鯰ジップ」

       インディゴ・黒鉄 SS~XL 税込¥14,490Photo_3

数に限りがございますので お早目のご来店を お勧め致します。
作品に関する 制作秘話など、どうぞ スタッフまで

お問い合わせ下さい! 心より お待ち申し上げております。

私の地元 名古屋パルコ店 西野編「菰野(こもの)」2009.11.16

きまぐれ日記をご覧のみなさま、こんにちは。

名古屋パルコ店 西野です。

私の地元と言う事で…
長島スパーランド、鈴鹿サーキット、熊野古道と 有名な場所が

沢山あるにも関わらず、場所がどこだか分からない県ナンバーワンの

三重県をご紹介させて頂きます!

細かく言いますと、地元は四日市市なのですが 私が大好きな場所があるのが

四日市から車で すぐの菰野(こもの)というところです。

四日市インターから出て湯ノ山の方へ行き、ぐんぐん山を上がって行くと、
「三休(さんきゅう)」という 日帰り温泉があります。Photo
たまに行っては温泉に つかり、景色を見て、

囲炉裏(いろり)の前で 家族やお客さんと しゃべったり、

お酒を飲んで ご飯を食べて癒されています。

最近はいつも岩魚(いわな)を食べさせてくれるのですが、 これが絶品なのです。

水槽で生きている状態の岩魚をすくって、すぐにさばいて焼いてくれます。3
そして、食べ終わった後の頭と骨をあぶり、
お湯 もしくは熱燗(あつかん)の中に入れて飲むと

これまた最高です。

この前(一週間ほど前)に行った時は、丁度紅葉が始まり出した頃でした。5
朝の空気がとてもすがすがしく、

紅葉の中を散歩して来たので 皆様 写真を見てください!!

ススキと紅葉のコラボレーションです。
名古屋に いたらとても見れる景色じゃないので、2

目に焼き付けてきました。きっと紅葉は今頃が一番見頃ですよ!

お風呂から眺める景色は美しく、四季折々とはこの事です。
春は山桜が、夏は新緑が(近くで川遊びとバーベキューも

できます!)、 秋はもちろん紅葉、冬は雪景色の中…と4_2

いつ行っても大自然の美しさに感動します。
更には夜、暗くなってから帰ると四日市市街の夜景も見れます。。。

秋はお出掛けの秋です!
ぜひ、衣を着て素敵な秋の景色を眺めにお出掛けしてみてはいかがでしょうか。

生地のハナシ15 ~顔料捺染(がんりょうなっせん)~2009.11.13

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
今回は衣の秋冬ダウンジャケットにまつわる最終話、
“顔料捺染”のオハナシです。

生地を染めるものを 一口に「染料」と呼びますが、
大きく2つの染料があり、そのもう一つが「顔料」です。

「染料」は水などに溶ける性質があり、液体そのものに色がついている物。
一方「顔料」は水などに溶けきらず 小さな小さな粒子が浮かんでいるだけ。
水に色が付いたように見えても、時間が経てば沈殿し 水は透明感を取り戻します。

子供の頃を 少し思い出してみてください。
草花を摘み取って遊んだ手についた色、バケツで洗うと水はずっとその色のまま。
でも泥遊びをした手を洗ったバケツは、最初 茶色なのに時間が経てばPhoto
その泥が底にたまり、水は少し透けて見えていたのでは?

水に溶けない「顔料」で 服を染める。
ただ それだけ考えただけでも、時間が経てばたつほどに
色は均一になりにくく 難しそうな技法だな。と思うのですが、
その顔料染めを 衣の総柄を染める技法『手捺染』で染め上げた生地が
“顔料捺染”なのです。

気温や湿度、わずかな環境変化で 簡単に性質・色を変える
この顔料という ちょっと意地悪な染料に、職人も かなり悩んだそうです。
時間との勝負、なのに 丁寧に刷らないと均一に色が付かない。2
慎重にしすぎて時間を かければ かけるほど、色が変化する。
そんな試行錯誤の末 出来上がった素材です。

時々 いたずらに顔料の気が変わった瞬間があったのでしょう。
1着1着少しずつ 色が微妙に異なって見えるのは、だからかも知れません。

この秋冬、ダウンジャケットのみならず

様々な作品に“顔料捺染”で作られた素材が登場しています!
ぜひ、この技法の奥深さを着て 味わい、育ててやって下さいね。

※2009秋冬 “顔料捺染”素材が使われている主な作品

  「月下美人ダウンジャケット」 「隠れ竹空軍ジャケット」 「竹キルトジャケット」

  ケータイからはこちらから

  「月下美人ダウンジャケット」 「隠れ竹空軍ジャケット」 「竹キルトジャケット」

衣の着あわせ -名古屋パルコ その5-2009.11.12

気まぐれ日記をご覧の皆さん、こんにちは。
秋も深まり、日によっては布団から出るのがちょっと辛い…
そんな季節になってきましたね。
皆さんも、そろそろ温かい上着が1枚…というところではないでしょうか?

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上着は軽く、温かな月下美人玉虫加工ダウンジャケット
玉虫染め奥深い独特の色合いとダウンならではの温かさ
かわら版生地のはなしでも取り上げられている一品です!!

自然と身につける色も 落ち着きがちな季節ですが、

インナーには色味も明るく、柔らかで保温性も抜群の

龍コットン接結ウールフードカーデ。 チラっとのぞく龍の柄がにくいです。
更に鮮やかな桃色の華の中の龍ロンTで全体にふわっと明るい印象を。

パンツは唐草蟷螂切替5Pジーンズ。サスペンダーと少しゆったり目の004
シルエットでカジュアルさを加え、軽さを出して。
日中ちょっと温かな日には、ダウンを片手に軽やかに街に
出掛けてみるのもいいかもしれませんね。

これから来る本格的な寒さに備え、優しく包んでくれる衣を探しに
いらして下さい! お待ちしています!!

※ケータイからの各作品へは こちらから。

 「月下美人 玉虫化工ダウンジャケット」 「華の中の龍ロンT」 「唐草蟷螂 切替5Pジーンズ」

※「龍コットン接結ウールフードカーデ」は、オンラインショップでは お取扱いしていない

  作品となります。 ぜひ、衣 各店へ見にいらして下さい!

松本パルコ&オンラインショップ オリジナル鞄 販売!2009.11.10

時には感謝の品を お届けする包みになったり、
また時には 畑で取れたての新鮮な野菜を持ち運んだり・・・。

ほぼ どんな形の物でも持ち運べる カバン代わりの便利なアイテム、
“風呂敷”は昔から 人々に大切にされてきたもの。

今の様に便利なランドセルもなかった頃、
学校に通う 子供達には 学生鞄が同じくらい 大切だったのでは ないでしょうか。

ノートに お弁当、筆記具に 遊び道具まで潜ませて・・・。

そんな子供にも大人にも 重宝された2つの必需品が
ひとつにあわさった様なデザインの鞄。 それが、衣の風呂敷ショルダーバッグ

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そして今回、松本パルコ店オンラインショップにて
2店舗オリジナルの 風呂敷ショルダーバッグが登場します!

その鞄の為に用意しましたのは、こだわりの3素材。
職人が手作業で作り上げた 「雲総柄」「鯉のぼり」
さらには、昔の本物の火消し半纏 「消防服」も!

本当に 生地で見ているだけでも十分に 楽しめる素材。01co06bg_l_4
そんな素材を贅沢に使用したショルダーバックに加え、

「雲総柄」「消防服」は ポーチにも なって登場予定です!

来たる11月20日(金)より 両店にて販売させて頂きます。
どうぞ、このどこか懐かしい鞄を お見逃しなく!

※2店オリジナル作品一覧へは こちらから。(ポーチは近日 掲載予定!)01co06cg_l_4

  PCの方。  ケータイの方。

私の地元 三条店 柴田編「瀬戸内」2009.11.09

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは!
三条店の柴田です。

今回は私の地元、瀬戸内についてご紹介させて頂きます。

私は山口県に生まれ、岡山、広島と転々とし、

常に 瀬戸内の海に触れて育ってきました。
学校帰りには カモメにパンをやり、浜に行っては カニの巣穴を掘り返し、
バケツいっぱいに クラゲを集め、休日には旬の魚を釣り上げる・・・。

そんな瀬戸内への里帰りの楽しみは、なんと言っても おいしい海鮮料理!

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今からの時期、山口といえばやっぱりフグ!

ですが、私がもっとも楽しみなのは「牡蠣」なのです。

毎年お歳暮の時期になると、私の実家では

お世話になっている方やお友達に、牡蠣を送るのです。
それもなんと、殻付きの牡蠣が ぎっしり詰まった一斗缶(いっとかん)で。。。

スーパーで売っている、ビニール袋の中、水に漂う牡蠣とは違い、
殻ごと酒蒸しなんかにしたならば、ぎゅぎゅっと海のダシが濃縮されたお汁と、
たまらない触感の貝柱のとりこになってしまいます!2

京都で一人暮らしを始めて7年、
山口から何度か京都の家に「牡蠣一斗缶」を送ってもらっています。
底冷えの厳しい京都の冬、一人暮らしの部屋が、
牡蠣鍋を囲み集う人たちで ぽかぽか温まるのです。

お歳暮を贈答しあう由縁は、魂を贈りあうというところにあるそうです。
人間的な交流を求めるために行われる贈答。

牡蠣を送ったおうちからは、明太子が届いたり、車えびが届いたりと、
その土地土地の美味と送り主の気持ちが、受け取った人を幸せにしてくれます。
私の地元、山口に行かれる際には、ぜひ旬の海鮮を食べてみてください。
そして、皆さんの自慢の郷土料理!も、ぜひぜひお聞かせくださいね。

衣の着あわせ -松本パルコ その4-2009.11.06

ますます寒さを増してくる今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

寒さから守るために、自然と 手をポケットに入れて歩いてしまう季節ですね。Photo_3
しかし、この「枝牡丹フードプルオーバーワンピース」は違います。

ポケットに手を入れずとも自分の手を暖かく包んでくれるのです。
親指を出す事ができるデザインがなんとも可愛らしく、
その身をすっぽりと覆ったシルエットはまるでポンチョのようで、
きれいなラインのワンピースとはまた違った味があります。

首元から少しだけ顔を出す「桜ジャガードタートルネックロンT」
足元には「百花蝶ジーンズ」。 華やかな総柄の色味はインディゴの2
落ち着いた風合いに、また違う表情を与えてくれます。

外に出るのが少しずつ おっくう になってくる季節に、

温かな衣で身を包み、 「隠れ竹ショルダーバッグ」をお供に

是非おでかけしましょう!!

※ケータイからの各作品へは こちらから。

  「桜ジャガードタートルロンT」 「百花蝶ジーンズ」 「隠れ竹ショルダーバッグ」

※「枝牡丹フードプルオーバーワンピース」は、近日 オンラインショップにも登場予定!

  お楽しみに!!

もの作りのハナシ7 -玉虫染め-2009.11.04

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
今回のおハナシは“玉虫染め”

「玉虫」ってご存知でしょうか? そう、昆虫のタマムシです。
全体に深い緑色で、虹のような赤と緑の縦じまが入る あのタマムシです。
その とても美しい鞘翅(さやばね)が持つ、独特の色の見え方。

通常1度で十分な染色工程を 手間をかけ2度行う事で、
そのタマムシの羽の様に 奥深い雰囲気を表現できるので、
衣では“玉虫染め”と呼んでいます。

いつからか この“玉虫染め”は、衣 独特の色表現をする技法として
すっかり定着した 特別な技法。Photo

どのようにも解釈ができて はっきりとしない ものの例えが
「玉虫色」と言われるように、本当に言葉では表現しきれない。
そんな色を、納得のいく色になるまで何度も試染めを行い、

ようやく出来上がる 唯一の色。

タマムシの羽は、その命が尽きても いつまでも朽ちる事はなく、
子供ながらに その色を綺麗だと感じた頃の記憶から、
この色に惹かれ 追求し続けているのかも知れません。

この秋冬は特に この“玉虫染め”作品が多く登場しています。
すでに お持ちの1着も そうかも知れませんね。
気になられた作品は、どうぞ お尋ねくださいませ。

それでは次回は、色を作り出す事すら難しい この染めを、
手捺染で作り出した ダウジャケットに使われている素材が

出来上がるまでの秘話を おハナシしたいと思います。

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