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似て非なるもの2020.09.14

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。

今回からスタート致しました新テーマ「好き嫌い」。
ベタではありますが、食材の好き嫌いについてお話させて頂きます。
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二つの夏野菜ですが、なんだかお判りになりますでしょうか?

自粛生活の中でご多分に漏れず料理に手を出すようになり、スーパーに行くことも増えどんな食材を買おうか?と、休日のスーパーは楽しみにしているのですが、決して手に取らないのが青果コーナーにいる天敵「ピーマン」です。

小学生の頃から食いしん坊であった私は、基本的にはどんな食材でもウェルカム!で、給食のお代わりにはいの一番に向かうタイプでしたが、ピーマンだけは箸が進まず、給食の時間が終わって、掃除の時間が終わり、休憩時間に入っても一人、教室でピーマンのお皿とにらめっこしていたことを記憶しています。蕗など苦みのあるものは好きなのですが、あの独特の甘苦さがどうにも口に合いませんでした。

しかし、その後、京都に移り住み、立ち寄った居酒屋でピーマンと似て非なる味を持つ「万願寺唐辛子」に出会いました。(写真下です)
食べる前に「ピーマンみたいな味ですよ」と紹介され、頼んだもののすっかり意気消沈でしたが、口に入れると「いや、これは・・・この苦みは美味い!」と虜になりました。炙って鰹節を振り、ただお醤油で頂く、そこにビールでもあれば言うことなし!

周囲に聞くと、ピーマンと万願寺唐辛子はほぼ一緒の味と表現される方が多く、「万願寺が好きでピーマンが嫌いな理由が分からない」とよく言われるのですが大人になった今でも、たまに口にするとやはり、ウッ…となります。

相性と言いましょうか?皆様にも似てるけどもなにか違う・・・という好き嫌いはないですか?

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