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自分でやりたいと思えた事2018.09.11

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、オンラインショップの永田です。

習い事として通わせてもらったもので、最長に続けられたもの、それは私の場合「茶道」でした。
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はじめたのは小学生低学年、まだ一人で留守番するには難しいくらいの年齢だった私は、母の趣味で通っていたその茶道教室に付いて行っておりました。

普段食べない様なお茶菓子も食べられたり、すごく子供の面倒を見てくれる先生だったので、子供ながらによくなついていたのを覚えています。

「茶道」と言っても「抹茶」の流派ではなく、煎茶や玉露など「緑茶」をメインにたてる流派で、紅茶もあればほうじ茶なども。意外に多彩なラインナップだったのが、子供ながらに面白いと思えたポイントでもあります。
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ある日、いつものように母の習いごとに付いて行った帰り道、おもむろに「やってみたい」と言葉にします。
誰かに誘われて、とか、親にするように促されて、ではなく、自分からやりたいと思えた習いごとはこれが唯一だったような気もします。

お客様を招いてお手前を披露し、一服いただくいわゆる「お茶会」というものも定期的にあり、その場で手前を披露できるのは実績ある人だけなのですが、子供だったからなのか物覚えが良いという事で、その中にも混ざらせていただく事ができました。

少年野球もやっていたので、丸坊主なのがかえってイメージにはまります。
その頃には門下生は全員大人ばかり、ちやほやしてもらっていました。私の姿に感銘したと言って、新しく入ってこられた方もおられました。
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中学に入っても熱が冷めることはなく、通い続けた結果、人に茶道を教えて先生になっても良いですよ。という証でもある「師範」まで登りつめる事に。
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しかし、今思えば残念なことですが、高校進学と共に他の事にも興味がわいてくると、毎週通い続けることもなくなり、「お茶会」の助っ人としてお運びをするくらいの習い事となりました。
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この「茶道」で積んだ経験が、今の自分を動かしている。本当にそう思えます。
すっかりお手前をしなくなった今でも、お茶っぱから入れるお茶には妙にこだわるのも仕方ないかなと思えます。(笑)

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