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『決意を行動に』 コロモール 早田編2010.02.22

皆様、こんにちは。
コロモールの早田です。

季節の変わり目を感じる 寒さと暖かさが交互に訪れている 今日この頃・・。

風邪等ひかれてはいませんか? 体調管理はとても大切なことの ひとつだと、

日々思っては いるのですが、ついつい最優先では なくなることがあります。
忙しさに、また面倒になったりとで簡単にしてしまう毎日の食事・・。

最近 私はこれに改めて気を使いたいと思っています。
なんとなく口にするだけではなく、その食材の持つ力を知って食しようと。

例えばじゃがいも
じゃがいもに含まれるビタミンB1には、糖質をエネルギーに変えて2
代謝を上げると同時に、疲労物質である乳酸を分解して
エネルギーに変えるという合わせ技を持っているそうです。

そしてじゃがいもが持つ特有のでんぷん質は、加熱をすることで
食物繊維と同じような働きをして整腸作用を促してくれます。
また豊富なビタミンCがゆっくりと吸収されるので、
風邪を早く治したいときや抵抗力が弱っているときにも とても有効だそうです。

例えば人参Photo
人参はカロチノイドという成分を持っていますが、
これには体内に侵入した細菌やウィルスを処理するための
免疫システムを活性化させる働きがあります。

こんな温暖の差のある風邪をひきやすい季節、
粘膜や皮膚の乾燥を抑制してくれるという、ありがたい食材です。

と、いつも身近にある食物の持つ力や恵みについて、
調べながら食と体を もっと知って料理していこうと思います。

口にした食材が、どんなふうに自分の体の栄養になっているのか・・・。
目に見えなくて、気を配らないと分からないものなので 興味があります。
そして少し先の明日には、食物の薬効の知識で<医者いらず>な日々が待っている!!
なんていいですよね。。

もの作りのハナシ9 -水彩捺染-2010.02.19

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
今回は『水彩捺染』についてのオハナシです。

少し、小・中学校の美術の時間に教えてもらった事を、
思い出しながら読んでもらえると わかりやすいかも知れません。

“絵の具”といっても、たくさんの種類があり、描きたい絵のイメージで

使う絵の具を使い分ける。 まるで画家のような考え方なのですが、
まさにそんな “もの作り” に 今回は注目してみます。

“水彩”と一口に言ってしまいますが、この“水彩”にも
<透明水彩> <不透明水彩> という種類が分かれていましたよね。
今回、こだわった技法は 《透明水彩》

何より特徴的なの事といえば、その名の通り“透明性”
どんなものに絵の具を塗っても、その絵の具の固有の色が

そのまま発色する “不透明水彩” は、どんな色の上からも 新しい色を

そのままの色合いで 塗り重ねることができます。Photo

ところが“透明水彩絵”は、絵の具の層をすかし
土台にある地の色が透けて見える性質があり、まさに“透明”

先に塗った色に別の色を重ねると、
新しい色の層から前の色の層が透けて見えるようになります。
この二つの色が混ざり合い、その中間の色が現れてきます。
他の絵の具にない、水彩絵の具独特の性質です。

だからこそ、色の重なり部分が限りなく柔らかく、Photo_2
光との関係が 色濃く現れる表情が生まれるのです。

また、一度 色を重ね濃く表現された部分には
明るい色を重ねても、決して明るい色には定着しません。
色の塗り方の順序一つでも表情を変える、おもしろみのある染料。
そんな『水彩捺染』、衣 の新たな こだわり技法の仲間入りです。

※『水彩捺染』の技法が使われている作品がこちら。 「水彩牡丹ロンT」

 ケータイの方は、こちらから。 「水彩牡丹ロンT」

衣の着あわせ -松本パルコ店 その6-2010.02.18

年が明けてもう一ヶ月半も経とうとしております。
時が経つのは早いものです。Ca3a0073

まだまだ厳しい寒さですが、
時折ふっと訪れる暖かな日は 少し早い春を感じさせてくれます。
鼻先をくすぐる あの春特有の「匂い」が
まだ もう少し先の春をより待ち遠しくさせますよね。
そんな春のお出かけに 着ていくならと、
松本から 春のコーディネートをご紹介させて頂きます。

新しい緑が 芽吹くように、
緑豊かな彩りが 印象的な「かすみ萩布帛×裏毛カーデ」
裏毛の柔らかな生地とシャンブレ-の布帛生地を掛け合わせたカーディガンです。

染め色がまたなんとも深く、
まるで天然の草木から 染め上げられたかのような風合いは
シャンブレ-の濃紺ときれいなコントラストを描いてくれています。

中からのぞく「瑞雲(ずいうん)七分ヘンリーT」は、

どんな羽織とも相性が良く、ふんわりとした生地感はとてもくせになります。

春といば風の強い日も多いですよね。Ca3a0076
その風で身体を冷やしてしまわないよう首には「桜ストール」を。
(首に巻くだけで体感温度は2度も上がるそうですよ!)

まだまだ、寒い日にはその上から羽織物も合わせてみては!?
朝起きて、その日の気温と相談しながら服を選ぶのも、
またこの季節ならではの楽しみですね!!

※着あわせに使われている その他の作品へは、こちらから。

  「唐草蟷螂(からくさかまきり)切替ジーンズ」

※ケータイからの 各作品へは、こちらから。

  「かすみ萩 布帛×裏毛カーデ」 「瑞雲(ずいうん)七分ヘンリーT」

  「桜ストール」 「唐草蟷螂(からくさかまきり)切替ジーンズ」

『決意を行動に』 代官山店 大竹編2010.02.16

皆様こんにちは。
代官山店の大竹です。

決意を行動に・・・
僕にとって今回のテーマふさわしいことは、水泳でした。
小学校六年間、スイミングスクールに通い続け、
泳ぐことには なかなかの自信を持っていました。

無性にプールに つかりたいなぁと思うことがあったり、運動不足を解消するには

もってこいだと思っていたのですが、泳ぐ場所がないから・・・と言い訳のように

自分に言い聞かせ、ずっと先のばしにしていました。

しかし今回、そんな自分を奮い立たせ、行動に移したのです。
調べてみると一駅先に スポーツジムがあり、そこにプールもあったのでした。
早速、競泳用のパンツに帽子、水中メガネを用意し準備は完璧。
そして受付を済ませ、いよいよプール内へ。 Cimg2098

懐かしいプールの匂いが、昔の感覚を蘇らせ、
頭の中に泳ぐイメージが はっきりと出来上がっていきました。
まずはゆっくり体を慣らそうと、軽くクロールを始め

「そうそうこの感覚、気持ちいいな」Cimg2085

と満足感を得たのも つかの間・・・

たった数メートルで息が苦しくなり、

手足は上がらず、体も進まず、メガネはくもり・・・
はたから見れば 溺れている様にも見えたのではないでしょうか。

やっとの思いで25メートルを泳ぎきったのですが、ゼーゼーと息があがってしまい、
しばらくは「こんなはずでは???」と動けませんでした。

そんな間にも ご年配の方にはスイスイと抜かされ、負けじと泳ぐのですが
ついては行けず、最後にはプールから上がろうとしても腕に力が入らず、
バタバタとしてしまい格好の付かないスタートでした。

しかし悔しさもあり、諦めずに通っていると

初日の出来事が嘘のように泳げるようになってきたのです。
今ではプールに行くのが楽しみになり、泳ぎ方の研究まで しだしています。

程よい運動のせいもあってか、食欲も出て日々健康になったような気がします。
初めは僕のように 大変かもしれませんが、おすすめです。
皆さんもぜひ・・・

衣の着あわせ -寺町店 その6-2010.02.15

雪が降ったと思ったら、春を思わせる日があったり…

寒いのか暖かいのか…

特に この季節、何を着たらいいのか悩んでしまいますよね。

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寺町店から、今すぐ着られ 春にもピッタリ!
男性にも女性にもオススメのコーディネートの提案です。
今回は女性が着る カッコいい衣! に注目です!

まず、トップスは「童獅子パーカージャケット」で合わせます。
少し張りのあるパリっとした生地の上にどん!っと 唐獅子と牡丹が

表現されています。

Dsc_3270衿もとからチラッと見える牡丹の花もさりげないポイントです。
今の時期はインナーのシャツとして、もう少し暖かくなってきたら
シャツジャケットとして着る事ができます。

インナーは、京友禅の伝統技法“手捺染”で染め上げられ、
衣の総柄の中でも特に合わせやすい「四季の流水ロンT」

入れて 全体のトーンを明るくします。

一枚で着ても重ねて着ても見栄えのする優秀なロンTです。

そして、少しアクセントをつける為に、
パーカーとロンTの間に「鬼の風神雷神ジップ」を入れてみます。
朱色がピリっと薬味のように全体をまとめてくれます。

1つ1つのアイテムは個性が強く男性的ですが、
あえて女性が着る事でそのギャップを楽しむ事ができます!

この春はかっこ良く元気にコーディネートをするのもいいかもしれませんね!
もちろん、男性の方にもオススメの着合わせです。

※着あわせに使われている その他の作品へは、こちらから。

  「唐草蟷螂(からくさかまきり)切替ジーンズ」 「裂き織り古布ハンチング」

※ケータイからの 各作品へは、こちらから。

  「童獅子パーカージャケット」 「四季の流水ロンT」 「鬼の風神雷神ジップ」

  「唐草蟷螂(からくさかまきり)切替ジーンズ」 「裂き織り古布ハンチング」

もの作りのハナシ8 -高蔵染め-2010.02.12

気まぐれ日記を ご覧のみなさま、こんにちは。
今回は、『高蔵染め』のオハナシをさせて頂きます。

これまで“染め”のオハナシでは、染色の技法や・性質の事でしたが、
この『高蔵染め』とは ある染色作家の作品にのみ 付けられる名前。2

京都は北端の地、丹後という地域。
この地方には 約290年前、京都西陣から持ち込まれた技術から
創り上げられた「ちりめん」が伝統産業の一つとして存在します。

“高蔵染め”の作家も、その「ちりめん」に深く関わる家に生まれ、
ごくごく自然に その世界に足を踏み入れたそうなのですが、
『真白な反物は “染め”により、新しい命が吹き込まれる』
と語るほど『色』の魅力にひかれ 次第に没頭する日々を送り、
この世に ふたつとない色を求める 手染め作家です。

また、丹後地方の気候は 雪の多い地であり、秋から冬にかけて
「うらにし」と呼ばれる季節風が吹き、「弁当忘れても傘忘れるな」と
言われるほど 雨の降ったり止んだりする日が続きます。

その気候が 良質の水、適度な湿度をもたらし、1
“染め”には欠かせない大切な要素を満たしてくれる地なのです。

そんな作家が、その地で 染めてくれた 衣 の“色”
それが『 衣 の高蔵染め』
手染めだからこその むら感、色と色の境界にできる 新しい色。
どうぞ、お楽しみ下さい。

代官山店・オンラインショップ限定 『かくれんぼ子ブタロンT』発売!! 2010.02.11

手染めされた しましまの世界は、
子ブタ達の恰好の遊び場。。。

Photo

かくれんぼする子ブタ達と、見守るお母さんブタ。。
愛らしい親子ブタの姿を春色ロンTに綴じ込めて、
衣 代官山店と、オンラインショップより 皆様にお届けします。。。

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   「かくれんぼ子ブタ ロンT」

   ¥9,345(税込)

  ※サイズ展開は、取扱店舗によって異なります。ご注意くださいませ。

また下記の期間中、こちらのロンTを御購入頂いた お客様には、

古布に刺繍を施したアップリケ子ブタをさらにもう1匹、お入れします!

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期間 2月13日(土)~2月21日(日)

可愛い子ブタ達と、皆様のお越しを心よりお待ちしております!!

※代官山店に お越し頂く お客様は、子ブタの“柄”と“藍古布の色”、
 “場所”をスタッフと相談の上、入れさせて頂きます。

※アップリケ子ブタは、お買い上げ頂いた後 出来上がりまで 1~2週間ほど、
  お時間を頂きます。 数量限定の為ぜひお早めに!!!

<オンラインショップご利用のお客様へ>

 詳細は、2月13日(土)掲載の作品ページにて ご確認下さいませ。)

コロモール・代官山 臨時営業のお知らせ2010.02.10

いつも に ご来店頂き、誠に ありがとうございます。

京都 コロモール ・ 東京 代官山店より、臨時営業のお知らせです。

明日 2010年 2月 11日(木) は 通常の営業時間と同じく、

両店共に 12:00~20:00にて 臨時営業させて頂きます。

どうぞ、よろしく お願いいたします。

パルコ休館日のお知らせ2010.02.10

平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、

心より御礼申し上げます。

今月、下記の日時をパルコ休館日の為、休業とさせて頂きます。

    【名古屋パルコ店】 2月17日(水)

    【松本パルコ店】  2月17日(水)

    【大津パルコ店】  2月18日(木)

今後ともパルコ店及び、オスティアジャパン衣をよろしくお願いいたします。 

                             オスティアジャパン 衣 スタッフ一同

『決意を行動に』 寺町店 赤瀬編2010.02.08

皆様こんにちは。
寺町店 赤瀬です。

ちょっと気になりつつ…まぁいっか…今やる事じゃないな… 時間に余裕が

できたらやってみようかな…なんて思う事は 大なり小なり頭の片隅にあるものです。

以前、とあるお店でコレを見つけて以来、私の心と過去の記憶を揺さぶり続け、
しかし、どう考えても今の生活の中で コレをする優先順位が上がってこず、
日々の生活の流れに埋もれてしまっているものがありました。
そう、「プラ板」です!!!!!Dsc_3158

皆様、プラ板をご存知でしょうか?
厚さ約1ミリのポリエスチレン製の透明の板で、
オーブンで加熱すると約4分の1に縮みます。Dsc_3165

油性のマーカーなどで文字や絵を描く事によって
マーカーの色彩が濃縮されて 鮮やかに発色してくれます。
オリジナルのキーホルダーや、ビーズやボタンなどを作る事ができる、
それはそれは楽しい板なのです。

私が小学生だった頃、毎日のように友人とプラ板を作ってはDsc_3169
キーホルダーにしたり、自分で作ったものと交換したり…と、
夢中になった遊びの1つがこのプラ板だったのです。

今回のテーマ「決意を行動に」…
これをきっかけとして、私は約20年ぶりに プラ板を焼く事を決意しました。
自分の好きな絵を描き、板をハサミでカットし、
オーブンで焼き、小さく縮んでゆく様子をジッと待ちます。Dsc_3183

はためで見ると本当にチープな遊びなんですが、
驚いた事に、この一連の流れのドキドキ感…
小学生の私が感じていたドキドキ感と同じなのです!
幼い頃にワクワクしていた事を、今やって同じようにワクワクする…
これって何だろう。と思うのです。

雑念が入っていない素直な子供の頃の自分と共感できた事が すごく嬉しくて、

やっぱり私は何かモノが出来上がるプロセスに 面白みを見いだすのが好きなんだ!
と、改めて実感し、それが子供の頃から一本の線でDsc_3192
つながっている事に感動したのです。

幼い頃に夢中になった事やドキドキした事を
1つずつひろって もう一度やってみることは、
もしかしたら 何か大事なヒントが隠されているのかもしれません。

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