針供養HARI KUYO2016.01.09
こんにちは。皆様は「針供養」という言葉をご存知でしょうか?
裁縫をされる方の中には耳にされた事もあるかと思いますが、私たち服作りに携わる者としては、とても大切な行事であります。
それは「事八日」と言われる行事の1つなのですが、お正月に行われる神事を「事(こと)」としていることから、「事八日」とはその前後月の12月8日と2月8日に行われる行事をさします。
「針供養」という言葉の通り、針仕事を続ける中で折れたり曲がったりした針を供養し、これからの針仕事の技術向上を願う日とされています。
全国各地にこの行事をされている神社がありますが、京都では嵯峨嵐山の「法輪寺」と、京都御苑のすぐそばにあります「護王神社」が有名だそうです。
針供養の行事にはまだ早いのですが、その「護王神社」へ足を運んでまいりました。
護王神社といえば、狛犬ならぬ狛猪が有名。
神社内に置かれた案内には、和気清麻呂という奈良~平安時代の貴族が九州の宇佐八幡宮へ向かった際、どこからともなく現れた300頭の猪が宇佐までの道中を案内したとされ、不思議なことに清麻呂が悩んでいた足の病気が治ったという故事があるそうです。
そのため、足腰の健康維持や、けが・病気の回復にご利益があるとして、今も多くの方が参拝されている神社で、狛犬が狛猪である由縁でもあるそうです。
その珍しさからか、神社内はいたるところも猪だらけ。
手水舎も口から水を流す猪だったり、彫刻や民芸品などの「猪コレクション」なるものも展示されています。
ウィスキーのラベルが猪柄だったりするようなものもありましたので、イノシシ好きや、亥年の方には特に人気のある神社ではないでしょうか。
今年は申年ではありますが、お近くに足を運ばれましたら、ぜひご参拝されてみてください。
HARI KUYO mean a requiem service for broken needles.
It sandwiches New Year holidays and is performed in December and February.
The people mourn for a needle and a bent stitch broken at the time of sewing.
In addition, I am considered to be a day in hope of technical improvement of the sewing.
An event to be carried out in HORINJI temple and GOOU shrine is famous in Kyoto.
GOOU shrine is near from our atelier.
We do HARI KUYO on February 8, too.
We promise that I make a good product from now on.