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インディゴサテンスカジャン~「八岐大蛇」の物語~"Indigo dyed satin" Japanese souvenir jacket 2017.01.09

皆様、こんにちは。
2017年、最初の大物作品としていよいよ近日登場いたします、枚数限定「インディゴサテンスカジャン」。もうすでに店頭にてポスターをご覧くださっている方もいらっしゃるのではないかと思います。

今回、衣主がスカジャンの題材にしましたお話しは「八岐大蛇(やまたのおろち)」。島根県、出雲に伝わる神話です。今回はそんな「八岐大蛇」の物語をご紹介させて頂きます…。

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「八岐大蛇」

日本神話の中でもひときわ個性的な神、須佐之男命(すさのおのみこと)。気性が荒く、乱暴であり、男気あふれる・・・。他の神たちに比べ神らしからぬ複雑な性格を併せ持ち、神というより人間味あふれると言われることの多い神とも伝えられます。

八岐大蛇の神話は須佐之男命の追放から始まります。

須佐之男命の母、伊耶那美神(イザナミノカミ)は本州、四国、九州など八つの島々(大八島国(オオヤシマノクニ))の他にも多くの島などを次々と生み出した神。その伊耶那美神(イザナミノカミ)は、危険を伴うのを分かっておりながら民のことを考え火を与えることを決め、火神迦具土神(カグツチノカミ)を産みますが、その際にやけどを負ってしまい死んでしまいます。

そしてスサノオは父神の伊耶那岐神(イザナギノカミ)からの「お前は海原を治めなさい」という命令を聞かず、亡き母に会いたいと泣き続けるスサノオを父神は追放します。スサノオは姉である日の神、天照大神(あまてらすおおみかみ)のいる高天原(たかまがはら)に行きますが、そこで姉の田んぼを壊し、水路の溝も埋めてしまうなど、数々の乱行を働いたために天照大神は岩屋戸に隠れてしまいます。

日の神が隠れたことにより世界は暗闇となり災いが訪れ、これは大変と高天原の八百万(やおよろず)の神たちは計略をもって天照大神を岩屋戸から引き出し、スサノオを追放します。またもや追放されたスサノオが降り立ったのが、島根県奥出雲町の鳥髪(とりかみ)という地でした。(出雲市を流れる斐伊川の源流である船通山にあたります。)

そこからしばらく行くと、おじいさんとおばあさんと美しい娘がおり、おじいさんとおばあさんは泣いていました。「あなた達は誰か?」と問うと、おじいさんは「私は国の神。オホヤマツミノカミ(大山津見神)の子で名前をアシナヅチ(足名椎、脚摩乳)、妻の名はテナヅチ(手名椎、手摩乳)、娘の名はクシナダヒメ(櫛名田比賣、奇稲田姫)といいます」と答えました。

「どうして泣いているのか?」と訳を聞くと、アシナヅチは「私には八人の娘がいましたが、越の国のヤマタノオロチが毎年来て、一人ずつ喰ってしまいました。今年は最後の娘のクシナダヒメの番なので、悲しくて泣いています」と言いました。

「どのような形をしているのか?」と尋ねると、「その目は、ほおずきのように真っ赤で、一つの身に八つの頭と八つの尾があり、体には苔や檜や椙(すぎ)が生え、その長さは八つの峡谷と八つの尾根に渡っています。その腹を見ると、いつも血でただれています」とアシナヅチは答えました。

「八岐大蛇を退治するから娘を私の妻にくれないか」とアシナヅチに問うと、「恐れ多いことですが、あなたの御名を存じません」と答えました。「私は、天照大神の弟だ。いま高天原から降(くだ)ってきたところだ」。アシナヅチとテナヅチは畏(かしこ)み「それは恐れ多いことを申しました。娘をさし上げます」と申し奉(たてまつ)りました。

スサノオは娘を嫁にもらうのと引き換えに、ヤマタノオロチを退治することになりました。スサノオはすぐにクシナダヒメを隠すために、クシナダヒメを櫛に変えて自分の角髪(みずら)に刺しました。そしてアシナヅチとテナヅチに、「何度も醸した、八鹽折(やしほおり)の強い酒を造り、垣根をめぐらし、垣根に八つの門を作り、門毎に八つの桟敷(さじき)を作り、その桟敷毎に酒船を置き、船ごとに八鹽折の酒を盛って待て」と命じました。

命ぜられたように備えをして待っていると、ヤマタノオロチが本当に現われ来て、八つの頭を酒船ごとに垂らし入れ、その酒を飲み干すと、強い酒に酔いが回り死んだように伏して寝てしまったのです。

すかさずスサノオ命は、十拳剣(とつかのつるぎ)を抜いて、「大蛇」を切り散らすと、肥の河は「血の河」に変わり流れ下りました。

その中の尾を切った時、御刀の刃が欠けたので、怪しいと思い御刀で刺し割って見ると、都牟刈大刀(つむがりのたち)がありました。この不思議な大刀を、姉の天照大神に献上しました。この大刀が、草那藝之大刀(くさなぎのたち)です。

さてこうして、スサノオは、宮作りの地を出雲国に求めて須賀の地に着くと「この地に来て我が心はすがすがしくなった」と申され宮を作られました。それでこの地を今でも須賀(すが)と云っています。スサノオが、初めて須賀の宮を作られたとき、その地より雲が立ち騰ぼりました。そこで歌をつくられました。その歌は、

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣つくる その八重垣を
やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを

アシナヅチを喚び「我が宮の首(おびと)」に任じ、「稲田宮主須賀之八耳神」(イナダノミヤヌシ スガノヤツミミノカミ)となずけました。スサノオは、クシナダヒメと共に暮らし出雲国の基礎をつくり、子孫の「大國主命(オオク二ヌシノミコト)」が大八州国を平定し治めました…。

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今回、スカジャンの絵となりましたのは、スサノオが十拳剣(とつかのつるぎ)を手に八岐大蛇に立ち向かう場面。次週1月21日(土)に、各店にて一斉販売開始を予定しております!(※三条店では取り扱いの予定はございません。)

気になる作品全貌も近日、ホームページにて新たに掲載されますので、お楽しみに!!
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Our first release of 2017 will come up soon.
“Indigo dyed satin” Japanese souvenir jacket is limited production. The backside of this jacket has big embroidery.  This embroidery is most distinctive feature.

 

As for this jacket of 2017 version, a Japanese myth is described in embroidery. The scene of this embroidery is that Susanoo who is strong and wild confront eight head big big snake -Yamata no Orochi-.

 

We will publish the the photos of this jacket, please check our website around next week!

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