塩抜染 -しおばっせん-Discharge printing at salt2016.11.23
インディゴ撚糸素材の作品を主に、多くの柄や風合いを表現する技法として私たちが使っている技法「抜染-ばっせん-」。インディゴ色素を抜き上げる特殊な糊(のり)をつかい、糸自体にダメージを与えることなく、元の糸色に戻すことで柄を描く技法です。
そんな抜染技法で何年も作り続けてきたもの作り。今秋冬からさらに新しい抜染技法が生み出されました。
それが“塩抜染-しおばっせん-”。
これまで使ってきた抜染では出すことが出来なかった、“柄の中の極端な濃淡”を独特のムラ感と共に表現できる技法です。
表現に奥行きがつくため、柄表情は趣を増し、経年変化の色落ちもいつものインディゴと異なり、着続ける楽しみとなります。
独特の表現技法なので柄選びにも相性があり、何度トライしても絵にならない柄があるなど、表現することの難しさがある半面、出来あがった作品には目を見張る仕上がりとなるのです。
すでに作品となって登場している作品もございます。
「島嶼群-とうしょぐん-ロンT」
※写真右の「翡翠(かわせみ)」の柄が入ったものは代官山店オリジナル
「蓮リメイクロンT」
※写真右の告白ガエルの柄が入ったものは心斎橋店オリジナル
そして本日より、オンラインショップでは塩抜染を使って表現した「雲」をモチーフにしたインディゴ撚糸裏毛ジップの作品が、制作数量限定にて受注販売が始まります。
「塩抜染-わた雲-インディゴ撚糸ジップブルゾン」
全く新しい表情をした「塩抜染 -しおばっせん-」の作品たちをお楽しみくださいませ。
The new technique that we brought about.
It is discharge printing at salt.
We draw a pattern on indigo dyed cloth with salt.
A product made with new technique to become the unique expression is these.
■Many Islands T-shirt
Furthermore, I sell a limited product by order production in the online shop from today.
■Discharge printing -Clouds- Indigo Fleecy Blouson