もの作りのハナシ4 -告白蛙 春物語-2009.04.22
気まぐれ日記をご覧の皆様、
こんにちは。
今回は、衣姫の「告白蛙 春物語」に注目してみます。
衣でも人気の“ジンバブエコットン”を使った 衣姫Tシャツに、
すっかり定番化(!?)しつつある「告白蛙」シリーズが
落とし込まれました。
「告白蛙」を ご存知ない方も おられるかも知れませんね。
では、少し前から振り返りたいと思います。
初登場したのは 昨年の夏。
雌カエルが 膝をかかえ たたずむ、蓮のゆりかご。
そして心に秘めた思いを、一輪の蓮の花に込め
雄のカエルが姿を現し、告白をする。というのが第一話。
少し時がたち、秋になると第二話が登場。
なぜか 背中を向ける二匹のカエル。
蓮の花も散り始め、哀愁の秋が感じられた作品でした。
そして、今回がその続編となる 第三話。
寒い冬を乗り越え、二匹はどんな春を迎えたのか…。
気になる方は、こちらから。
告白蛙 ~春物語~【白】
告白蛙 ~春物語~【墨黒】
告白蛙 ~春物語~【えんじ】
衣の作品には、この様に1話では完結しない 長編ドラマも
数多く 登場します。
衣が表現したい事は“情景”。
一枚の絵の様に、動植物の一瞬の姿を 切り取った作品も、
「告白蛙」の様に ストーリーを作り出すのも、“情景”があればこそ。
そんな思いをお伝えしたかった、今回のおハナシでした。
代官山店限定 衣ゆかた祭り2009.04.20
着て涼み、愉しむ。
日本の夏の風物詩、ゆかた【浴衣】。
金魚 朝顔 花火など 色とりどりの浴衣地から
あなたの お好きな一枚を 選んで頂き、
アロハシャツや ハーフパンツ、スカートに ワンピースと
お好みのかたちに お仕立ていたします。
また 今回特別に お客様のお持込みの ゆかた地からの お仕立ても承ります。
(注;生地の大きさや強度 状態によりお仕立てできない場合もございます)
待ち遠しい夏を迎える為、春から浴衣を誂えるように
こころが弾む一着を 衣と一緒に作ってみませんか?
受注期間 4月25日(土)~5月10(日)
(通常木曜日定休ですが 4月30日(木)は営業させて頂きます。)
出来上がりまで1ヶ月ほどお時間頂きます。
アロハシャツ メンズ SS、S、M、L、XL ¥10,500(税込)
キッズ S、M ¥10,500(税込)
ワンピース フリーサイズ ¥9,450(税込)
巻きスカート フリーサイズ ¥6,825(税込)
ハーフパンツ フリーサイズ ¥6,825(税込)
浴衣生地 ¥3150~¥10500
(余った生地は手ぬぐいとしてお使いいただけます)
生地のハナシ12 ~カノコ~2009.04.15
気まぐれ日記をご覧の皆さま、
こんにちは。
今回のおハナシは “鹿の子(かのこ)”。
鹿(しか)の子供にある 背の白い斑点に似た模様の 編み方の総称を
そう呼ぶそうです。春から夏にかけて よく着られるポロシャツ。
そのアイテムに使われる 代表的な素材が“鹿の子”。
表面が凸凹になっているため、糸の盛り上がりによって得られる
サラリとした肌触りや、特徴的な網目による 風通しの良さが特徴なのです。
ポロシャツというものは、もともとは イギリスのポロ(馬に乗って行う)競技の
ユニフォームが 原型で、その後テニスや、ゴルフのウェアに用いられ、
歴史を重ね 今の様な お洒落アイテムとなったのだとか。
この春、衣にも “鹿の子”素材の ポロシャツが お目見えします。
少しだけ、この素材のことを知ってもらい 着てもらえれば と思います。
自由な言葉 ~島編~ 「チャリ通」2009.04.13
皆様こんにちは。
松本パルコ店の島です。
故郷、松本に帰って来て早、半年が過ぎ去ろうとしています。
まだまだ寒さの残る松本で、
毎朝パルコに向かう時の僕の相棒を紹介致します。
それはこのマウンテンバイク!!
ずっと、ず~っと欲しかったコイツを 手に入れてからは
通勤の行きも帰りも楽しい時間を過ごしています。
朝はまだまだ肌寒くハンドルを握る手も
手袋なしでは厳しいものがありますが、
雪の残る北アルプスを前に体で風を感じながら
かっとばすのは また何ともいえず気分が良いです!
ついペダルを踏む足にも力が入り、
楽しい時間も あっという間に終わってしまいます。
もっと暖かくなってきたら この相棒を連れて
遠出してみるのも良いかなと考えております。
・・・余談ですが、自転車の呼び名って皆さんどう読んでおられますか?
「チャリンコ?」「チャリ?」などは良く聞くかも知れませんが、
松本では「ケッタ」と呼ぶ人がいます。
「けった」なのか、「ケッタ」なのか、
はたまた漢字なのかも定かではありませんが、
高校時代の友人の一人に「ケッタマシーン」などと呼ぶ人もいました。
・・・田舎のにおいが隠しきれませんね。
他にも面白い名で呼ばれていた方は是非教えて下さい!
カタログ裏話 最終話 「カタログ取り巻く小物達」2009.04.08
京の桜と 衣の縁2009.04.08
気まぐれ日記を ごらんの皆様、こんにちは。
つい先日、ここ京都では おもしろおかしな イベントが行われました。
その名も「花よりおむすび 衣 お花見ツアー」!
衣スタッフでは、毎年恒例となっている このお花見。
今回は なんとお客様にも参加して頂き、
一緒に おむすびを食べ、ゲームを通じて 楽しんでもらおう!
という内容。
春とはいえ まだまだ 肌寒い今の時期。
風邪でもひいてしまったら…、なんてそんな心配、
ゲームが始まった瞬間から どこか 飛んでいってましたね。
2チームに別れ、頭脳戦や体力勝負のゲームを行い、
ゲームごとに用意された ポイントをより多く取ったチームの勝利!!
すごくシンプルな遊びばかりでしたが、こんなにも楽しいのかと
思える様な出来事が、ご紹介しきれないほどに ありました。
思い出 深い事といえば“笛”でしょうか…。
ゲームの中には 「笛の音でチームごとに整列!」という物がありました。
時には背の順、時には年の順と
何度も 繰り返していくうちに、自然と体に“笛の音”が染み付き
笛が鳴ったとたんに 一斉に大慌て。
そんな 様子が何とも 忘れられません。
ほんの少しの期間だけ、
衣 各店にて わずかに配布されたチラシだけを便りに、
このイベントに参加 頂けた皆様、本当に ありがとうございました。
そんなイベントがあった事もご存じなかった方、
次回またこの様なイベントがあれば
自由な言葉 ~藤原編~ 「あさごはん」2009.04.06
少しずつ季節が進む。
それは、夜が明ける時、日のしずむ時に
ある日突然 気づきます。
最近は朝の陽が のぼるのが春になったと感じます。
はやくに目覚めた時の楽しみは 出勤前のモーニング。
学生の頃は 苦痛でしかなかった朝。
おふとんが恋しくて起き上がれず、そのまま学校へ行けなかった事もありました。
いつの頃か そんな苦手も克服し、早く目覚めると ちょっと得をした気分。
早く家を出て、出勤を急ぐ多くの車の音をききながら
私は ゆったりと歩いて コーヒーをのみに ゆきます。
名古屋に来て、モーニングの楽しみを知りました。
朝早くから名古屋の人々は、たくさんのコーヒーを のみにきています。
コーヒーに付くトーストと玉子。
普通ですが なんか“いってらっしゃい”の元気をもらえます。
名古屋には色々と おもしろいモーニングがある様子です。
どこかで おすすめあれば ぜひ教えて下さい。
朝ごはんを食べて 皆様も1日幸せにすごしましょう。
名古屋パルコ 藤原
カタログ裏話 第三話 「カメラマンだから気付いた事」2009.04.01
きまぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは!
カタログの撮影を担当させていただきました、寺町店・赤瀬です。
今回の撮影は… 一言で言うと…
もーーーーーーう!! 大変!!!!! です。
花魁の妖艶さや儚さも出しつつ衣らしさも取り入れて表現することが
思っていた以上に難しく、撮影中は何度もくじけそうになったものです。
しかし、ファインダーから覗く花魁は、男とはいえ、
ちょっとした しぐさや目線にドキっとさせられました。
個人的に気に入っている一枚は、カタログ2ページ目の
煙草を吸っているシーン。
実はこの写真、わざとポーズをとってもらったのではなく、
撮影の合間にたまたま
休憩をしていた出石さんをとらえたものなんです!
頭はしっかり花魁なのに
体は完全にリラックスしたラフな感じが何とも言えません。
お昼から夜遅くまで撮影をして、少しだけ気づいた事があります。
それは、現代と花魁の活躍した江戸時代の決定的な違い・・・
「闇の深さの差」ということ。
あの時代の一般家庭の照明器具は主に行灯でした。
その明るさは豆電球1ワットほどだったといいます。
つまり、江戸は夜の明かりには乏しく、町ぐるみで暗かったのです。
そんな中、色里では惜しみなくロウソクを何十何百と使い
遊女を光で演出してきました。
現代のような、夜でもある程度明るい中のネオンの輝きとは訳が違います!!
漆黒の闇の向こうに見えた色里の明かりが男達にどのように映ったのか・・・
想像するだけでドキドキしてきますよね!
今回の撮影は本当にタイムスリップを錯覚させられるような瞬間が多々ありました。
カタログ写真や、かわら版に載っている写真で
何か気になる物あれば、気軽に寺町店へお越しください!
自由な言葉 ~近藤編~2009.03.30
こんにちは。
大津パルコ店の近藤です。
突然ですが、皆様“御朱印帳”(ごしゅいんちょう)ってご存知ですか?
神社やお寺で頂ける“印”を納める、本のようなものです。
その“印”は、寺社(じしゃ)の僧侶、神職の方がそのお寺の印を押し、
さらに上から墨書きで 寺社名や参拝日などを書かれ、
この墨書きも含めて「御朱印」と呼ばれています。
この御朱印に寺社名が入っていることから、
寺社で授与される お札などと同等とされ、お守りとしての意味を持つそうです…。
私はこの御朱印を京都に戻って来てから、少しづつですが 集めています。
一番最近では、伊勢神宮に行った時に 御朱印を頂きました。
これからも色々なお寺を回り、御朱印を集めようと思います。
だんだんと暖かくなる季節なので、
皆様も1冊 自分だけの御朱印帳を手に
いろいろなお寺を回ってみては いかがでしょうか…。
1つの思い出になると思います…。