パルコ店休館日のお知らせ2007.02.02
平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、
心より御礼申し上げます。
今月、下記の曜日をパルコ休館日の為、休業とさせて頂きます。
ご確認下さいませ。
【大津パルコ店】 2月15日(木):22日(木)
【名古屋パルコ店】 2月21日(水)
よろしくお願いいたします。
パルコ店スタッフ一同
第一回衣宝くじ配布中です。2007.01.29
只今、オスティア・ジャパン衣各店では、商品ご購入の際、
税込み5,000円毎に一枚、『衣宝くじ』を配布しております。
(ネットでのご注文の方には、今回はお配りできません。申し訳ありません。)
来月・2月24日に抽選を行い、店頭やこのかわら版にて当選番号を
お知らせしますので、皆様どうかその日まで宝くじを大切に保管くださいませ。
気になる賞品ですが・・・
1等:衣商品券5万円分 1名様
2等:衣商品券3万円分 2名様
3等:衣商品券1万円分 10名様
※衣宝くじに記載してある№の、下一桁が当たりの方に
衣オリジナルタオルを差し上げます。合わせてご確認下さい!
衣商品券の有効期限は4月1日までとなっております。
また、賞品との引き換えは衣各店でのみ承ります。ご了承下さい。
これから春に向けて、続々と新商品が店頭に並ぶ予定です。
みなさま、是非この機会に衣各店に足をお運び下さい。
「衣」薀蓄(うんちく)書~今井編~2007.01.29
皆様こんにちは。コロモールの今井です。
今年は暖冬などと言いつつも、少しずつ寒さは増し、もうすぐ2月。
2月と言えばバレンタイン・・・すなわち、チョコレートの季節の到来です。
衣スタッフの中でも、とりわけ甘い物に目がなくチョコレート好きの私は
街中に、面白いパッケージやかわいく包装されたチョコレートが沢山
並んでいるのを見るだけで、何だかウキウキしてしまいます。
でも、結局のところ帰りにいつも手にとってしまうのは、とっても定番な
1枚100円程の薄銀紙に包まれたチョコレート。
他のきらびやかなチョコレートに比べると何の飾り気もないのですが、
なぜか引かれる・・・。そう思いながら包みを開けている時、ふと気になったのが
チョコレートと薄い銀紙の関係でした。たいていのチョコレートは、この薄い
アルミ箔(厚さは100分の1ミリ)に包まれているのですが、この非常に薄い
銀紙が、チョコレートの品質保持には欠かせない役割を担っているそうなのです。
アルミ箔は防虫・防湿に優れ、ちょっとした温度変化や湿度にも敏感で、
虫に狙われやすいチョコレートの身を守ってくれるそうです。
また、光が直接当たらない様に遮ったり、チョコレートの香りを保つという
効果もあるそうです。
繊細なチョコレートの身を守ってくれる銀紙、人の体を覆い包んでくれる
衣服、ふたつの関係が、少し似ている様にも思えました。
この冬なんと、衣からチョコレートで染めたTシャツが登場するそうです。
(来月、2月の第一週にはお店に並ぶと思います・・・。)
いつもは銀色の衣に包まれているチョコレートが、Tシャツとなって
どんな表情を見せてくれるのか、今からとっても楽しみです。
手描き入れ墨風Tシャツ2007.01.27
地位・身分を示すものとして発展し、やがては背中や腕に
かけての広い範囲を一枚の絵に見立てた装飾芸術『入れ墨』。
そんな古来から伝わる入れ墨を、現代に生きる手描き友禅作家が
独自の主観で形にしました。
『入れ墨』からもらった感動を、瞬間のひらめきに変え
一本の筆による“生きた線”で表現しました。
従来の入れ墨が持つ、繊細さや華やかさとはまた一味違う
作家の個性溢れる大胆な二柄が登場です。
今にも飛び掛ってくるかの様な勇ましい唐獅子。そして両の腕に咲いた牡丹。
ゆるやかに桜舞う水辺、その中を追いかけあう様に泳ぐ鯉。
そして、筆が生み出す独特な風合い。
着物に絵を描き続けて四十数年。
本職の友禅のみならず、Tシャツ等にも筆を入れ、
新しい舞台に挑戦し続ける匠が描く“手描き入れ墨Tシャツ”を
今回衣代官山店で、1月28日(日)より発売させて頂く事になりました。
是非、この機会に御来店下さいませ。
スタッフ一同心よりお待ち致しております。
新商品入荷です。2007.01.22
お待たせいたしました。
ネットショップに新商品追加です。
今回の新商品達は、この先訪れる春に向け
インナーにも、重ね着でも、もちろん一枚でも着て頂ける多要素の物を集めました。
新しい年、新しい服、新しい気分・・・
まだあと少し残る冬に、気分だけでも明るくなる事を祈って・・・。
(写真:左)絣ジャガードカーデ(濃インディゴ)×四季の流水JKT(薄茶)
(写真:右)猛虎連虎ロンT(白)×華ハイネックヘンリー(黒)×ガイコツニットキャップ(青)
上記以外にも新商品が揃っています。
詳しくはこちらをご覧下さい。
「衣」薀蓄(うんちく)書~大山編~2007.01.22
“風神・雷神どっちが強い!?”
こんにちは。大津パルコ店の大山です。
今回、風神・雷神はいったいどっちが強いのか?について考えてみました。
・・と、いうのも衣では年に一回「風神・雷神」の対決シリーズが出るからです。
最近では、チャンバラ対決なるものが出ました。
昔では、上下の位として、左大臣、右大臣などと、左大臣(向かって右側)
の方が上とされています。・・と、なると「俵屋宗達」「尾形光琳」など、
有名な風神・雷神図を見てみると、向かって右側に風神が。
そういえば、よく思い出してみると 風神は右から左に、つまり前へ駆けていて、
もう一方の雷神を見ると、何か避ける感じで後ろに下がっている素振りに見えます。
髪の毛の動きからも、風神は前進しているので少しオールバック気味に、
雷神は今にも顔に覆いかぶさるような感じ・・・。
あっ!!これは間違いない!!風神が圧倒している!
・・・・・・と思った矢先、あの有名な「狩野探幽」の風神・雷神と出逢ってしまいました!
話を左大臣、右大臣に戻すと・・なんと右側に雷神がいるじゃないですか!!
しかも、何となく雷神の方が圧倒している様に見えます・・。
何がどうなっているのか・・!?
本当に、どっちが強いのでしょうか・・・・?
しかし、よく考えてみると、どっちが強いとか、優劣をつけるものでもないですよね。
あーー・・今年の“風神・雷神”対決は何だろう・・・
「衣」薀蓄(うんちく)書~荒谷編~2007.01.15
こんにちは。衣代官山店の荒谷です。
~日本の伝統行事~「節分」
節分は、【季節が分かれる時】という意味で、立春・立夏・立秋・立冬などの、
各々の日の前日が全て“節分”にあたると言われています。
そして、旧暦での2月3日の節分が、年明けにあたります。
私は、小さい頃、節分に「鬼は外!福は内!」と言って、家族と仲のいい友達とで
“一年間良いことがあります様に・・”と強く思いながら、楽しくもまじめに
豆まきをしました。
この時期になると、そんな思い出が蘇ります。
『何故、豆をまくか?』
・・・穀物には、邪気を払う霊力があるそうです。霊力を持つ豆をまく事で、
“一年間病気にならない様に、邪気を払い福を呼び込む!”
だから、豆をまくそうです。
その後、豆を自分の年の数+1つだけ食べると、一年間病気にならないと
言います。だから、幼少時代の私は、固い豆を必死で食べたのですが、
食べ辛くて、無理矢理 水で流し込んだりして食べました。
あの苦しい体験を思い出すと、今でもむせる思いです・・・。
そんな豆の力を借りて、赤ちゃんを産む人などは、豆を安産のお守りにも
したりするそうです。
また、節分には、『まるかぶり』という風習もあります。
その年の良いとされる方角を向いて、太巻きを無言で食べるのです。
(一分と黙っていられない私は、食べている最中にしゃべってしまい、
母によく叱られていました・・・。)
これは、大阪からはじまった風習の様ですが、この風習にも
厄払いと幸せを願う気持ちが込められています。
太巻きは、鬼の金棒を意味し、その金棒を食べてしまう事によって『厄払い』をし、
福を『巻き込む』事、そして太巻きを切らずにそのままほお張るのは、
『縁を切らない』という意味があります。
スーパーで販売している紙製の「鬼の面」と「豆」を買い、大きな声で豆をまく。
そんな思い出を今でも私は、忘れられません。
皆さんも、日本の素晴らしい行事を大切にし、節分行事を行って、
素晴らしい一年にして下さい。
「衣」薀蓄(うんちく)書~仲嶺編~2007.01.08
皆様、明けましておめでとうございます。三条店の仲嶺です。
今回のお題が出されてから、何について書かせて頂こうかずっと考えていました。
私は、子供の頃から生活の中の小さな疑問の謎を解くことが好きでした。
例えば、お豆腐ひとつをとっても、
「あの大豆がどうやってこれに変わるの?」
「なんで腐ってないのに豆が腐ると書くの?」
と、不思議で仕方無くなるのです。
その謎を解きながら、あんまり役に立たない知識ばかりを得て、
そのまま大人になりました。
今も変わらず、謎解きの毎日です。
最近では、
「なんで唐獅子はいっつも牡丹と一緒に描かれてんのかなぁ・・・」
と、急に疑問に思いました。
衣の商品に登場する時も、寺町店の天井の襖絵も、高倉健さんの背中で
これは何か隠された意味がある!!!と調べてみました。
すると、やっぱりちゃんとした意味があったのです。
なんでも、唐獅子には唯一つ怖いものがあって、
それは自分の体に付く虫だそうです。
この虫というのが、牡丹の花から落ちる夜露にあたると死んでしまいます。
なので唐獅子は牡丹の下で眠る・・という訳です。
この絵には、そんな唐獅子と牡丹の関係とかけて、
「あなたの依り所は何ですか?」
というメッセージが込められていることも知りました。
私は、初めて知って感動したのですが、これは結構有名なお話の様です。
同じ様な理由で、「竹と虎」というのもありました。
また、ご興味のある方は調べてみてください。
日々、見慣れた物にも意味があり、思わぬエピソードが隠れている事があります。
また、おもしろいお話しがあったら是非教えてください。
楽しみにしております。
年が明けて・・。2007.01.07
人は、歳月を重ねるたび古いものに愛着を感じたり、
遠い昔を思い その回想にひたる時間が長くなる気がする。
2006年を振り返って、何が一番心に残っているか自分に問いかけてみると
長野県小布施の岩松院で初めて見た北斎の肉筆「八方にらみの鳳凰図」や
青森のねぶた製作現場など、好奇心を突き動かされる強烈な個性を
つきつけられたものの、やっぱり衣スタッフと分け合ったささやかな感動の
“事件”の方が大きい気がする。
2006年、衣のメンバーの中にめでたく二組の夫婦が生まれた。
順序を踏み、華燭の宴を催し、ご両親や仲間に盛大に祝福された一組に比べ、
もう一組はおそろいの指輪を買い、こっそりと籍を入れ 晴れて夫婦になった
対照的な二組だった。
好きならば、形や形式はどうあれ 寄り添えるだけで幸せ・・・。
それは大いに素晴らしいと思うのだけれど、
「結婚式をしよう!」
と、思い立って号令をかけた。
・・・・この号令に、愛すべきスタッフの動きの早いこと!早いこと!
ドレスはもとより、音楽、料理、花、すべての段取りが整い、新郎一人を
村八分にして、水面下で作戦は隠密のごとく進められた。
(仕事もその速さと機転で動けたら・・・と横目で見てしまう私など気にする余地もなく・・・)
当日、何も知らない新郎は 工房に来るなり、男性スタッフに目隠しをされ、
目隠しを取られた所に、ウエディングマーチとスタッフの拍手の中
新婦登場・・・
顔面蒼白で固まった彼の顔が今でも忘れられない。
お金をかけた訳でもなく、真新しいドレスでもなかったけれど、
みんなの心のこもったあたたかい結婚式で、泣き通しだった新婦に
人間は機械と違って、一定の能力が連続して発揮できない悲しさがある。
休息や気分転換はとても大切な句読点だと思う。
それが、笑いの慰安であったり、感動の涙であったりするのだろうと思う。
そしてそれが、人生の危機が連続して押し寄せたような時、不思議な力を出して
取り除いてくれるものだと信じている。
2007年、私は今年もこの衣スタッフ達と一緒に年を重ねられる事を、
とても幸せだと思う。