パルコ休館日のお知らせ2008.02.18
平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、
心より御礼申し上げます。
今月、下記の曜日をパルコ休館日の為、休業とさせて頂きます。
ご確認下さいませ。
【大津パルコ店】 2月21日(木):28日(木)
【名古屋パルコ店】 2月20日(水)
よろしくお願いいたします。
パルコ店スタッフ一同
はじめての衣 ~大竹編~2008.02.18
初めての衣・・・
それは6年程前のことでした。
当時学生だった僕は東京に就職が決まり、
最後の京都を楽しもうと一人ふらふらと街を歩いていました。
『寺町蛸薬師』
よく通っていた場所だったのですが、
今までは気づかなかった全く新しく見えるお店があったのです。
思い切ってお店に入り、
入り口から一番近くにあったインディゴのTシャツを手に取った時、
その色・刺繍・デザインに、これだ!と思い、
迷わず購入したのでした。
そして「関東にお店はないのですか?」と聞くと、
間もなく代官山にオープンすると言うではないですか。
これは運命だ!と思い、東京に行ってからは代官山店によく通っていました。
その後、勤めていた会社を辞め京都に戻り、
縁あって今はお世話になっております。
あの時寺町店で感じた新鮮であり、
不思議な確信を持った感覚。
それと似た新鮮な気持ちを、先日今まで訪れたことのなかった唯一の衣、
名古屋パルコ店で感じることが出来ました。
壁から顔を出す大きな鯰に迎えられ、
京都とはまた違うその土地の顔を合わせ持った衣。
6年前の初めての衣を思い出し、懐かしくも嬉しく、
そして力が湧いて来たのでした。
今は6店舗の衣。
皆様もぜひ初めての衣を体験しに行ってみてはいかがでしょうか?
きっと新しい何かが待っていると思います。
はじめての衣 ~島編~2008.02.11
初めての衣、
そう言われて思い出した一枚のTシャツ。
遡ること、二年と半年程。
初めてこの代官山店のお店に立った日。
そのTシャツに身を包み、
不安と期待・・・様々な思いを抱いていた事がまるで昨日の事の様に思われます。
まだ、その時はこのTシャツがどんな素材でなどと知る由もなく、
ただ「着心地の良いTシャツだなぁ」と思っていました。
“ジンバブエコットン”
それが、このTシャツの素材だという事を
知ったのはそれから数日後の事でした。
衣にお越し下さる皆様の中にはご存知の方、もしくはお持ちの方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
最初に聞いたときは、ジンバブエ・・・?どこ・・・!?と
無知もいい所で「聞いたことはあるかなぁ」という感じでした。
ジンバブエとはアフリカ大陸の南に位置する国。
そこでとれる綿は通常の綿よりも
糸の一本一本の繊維が太く長い為、丈夫でありながらも、
柔らかくふくらみ感があります。
肌触りの良さ、そして微妙な凹凸感のある風合いが何とも言えず
僕の大好きな素材です。
二年半前にガチガチに緊張していた僕が初めて手に取ったTシャツ。
そこには大きな菊の手刷りが入っています。
今まで、様々な柄がそこには落とし込まれていき
そして、これからも衣の店頭に並び続けていくであろう
“ジンバブエコットン”。
その素材にこれからどんな新しい世界が描かれていくのか、
その一枚一枚を楽しみにしながら今日もまたお店に立たせて頂いています・・・。
『衣椿』2008.02.08
日本の冬を彩り春の訪れを告げる花・・・椿。
鮮やかに咲き誇った後、花びらではなく花のまま落ちる姿は
潔くも・・・儚く・・・。そこには凛とした美しさがあります。
その椿がこの度職人たちの手によってこの世に二つとない彩りの
“衣椿”へと姿を変えました。
衣の定番インディゴTシャツには抜染と手振り刺繍を施し、
長袖シャツ、ロンTには二人の手描き作家が
友禅、水墨画とその生きた筆でそれぞれの世界を描き出しています。
来たる2月9日(土)より
東は代官山店、西は寺町店にて限定販売致します。
“衣椿”と共に春の新商品も続々登場致しております。
是非、今年一番の“春”を探しに足を運んでみて下さい。
写真:【左】枝垂れ椿半袖T・・・¥8,295(税込)
【中】手描き 舞椿と鶴長袖シャツ・・・¥27,090(税込)
【右】手描き 濡椿ロンT・・・¥12,390(税込)
各店オリジナルのバレンタインラッピングも承っております。
プレゼントにも是非。
(左が代官山店オリジナル、右が寺町店オリジナルの
バレンタインラッピングです。)
“衣”名物手描き抜染体験!2008.02.05
衣でお馴染みの手描き抜染。
お持ち下さっている方も多いのでは無いでしょうか?
染めた部分の色を抜いて柄を表す抜染。
それを一筆ずつ手描きで行う事により、
また違う独特の表情を見せてくれる手描き抜染。
先月の名古屋パルコ店の藤原店長の日記に書いて下さってますが、
私の初めての衣展示会作品も手描き抜染を使ったTシャツでした。
正直、今見るとお世辞にも上手い出来とは言い難い代物ですが、
だからこそ味のあるものだと思います。
手描き抜染は『上手』よりも“一生懸命”の方が味の出る技法なのかも知れません。
久しぶりにあのTシャツを見て、
初めてTシャツに筆を置いた瞬間の緊張、
出来上がった時の感動を、今も思い出しました。
そして今回それをコロモールにて、皆様にも体験して頂きたいと思います。
「衣」のもの作りに直接触れて、自らの手で描く特別な一枚を作ってみて下さい。
【期間】 2月9日(土)~2月24日(日)
【価格】 Tシャツ ¥6195~ ロンT ¥7245~
それぞれ、抜染糊お皿一杯分と刺繍一文字分を含みます。
柄の大きさにより抜染糊が足りない場合は二杯目から+1050円 とさせて頂きます。
【営業時間】10:00~20:00 木曜定休
【ご予約】 コロモール:075(493)8335
ゆっくりと体験を楽しんで頂ける様、ご予約の上のご来店をお願い致します。
ご了承下さい。
その他、描きたい絵、柄はあらかじめ決めて来られる事をおすすめします。
太く、くっきり描けるものでないと潰れてしまいますのでご注意下さい。
絵が苦手な方には衣の手描き抜染柄でも体験して頂けます。
気になる点、わからない事などあればお気軽にお問い合わせ下さい。
“あなただけの1枚をお作り致します!”2008.02.05
はじめての衣 ~山田編~2008.02.04
はじめての衣、
僕は大切な人へプレゼントをしました。
それがそのまま衣の始まりとなったわけですが・・・。
何度かお店へ入った事はあっても、
当時『洋服と言えば古着でしょ』と思っていた僕にとっては手が出せず、
桜の柄の長袖シャツを見て『これいいなぁ』と桜にみとれて、
裏地に総柄の入ったジャケットを見て
『こんなの着て帰ったら親兄弟もひっくりかえるだろうなぁ』
と憧れを持ち続けたものの、なかなか買えずにいました。
そのうちに、大切な人の誕生日が近付いてきました。
よし、衣を着てもらおう!とお金を持って衣に行きました。
プレゼントと思うと財布の紐も緩み、
お金もあるので強気になってとにかくあれこれと
見たいものを拡げていったのを憶えています。
そのなかの一枚が、この『夜鶴と銀世界』でした。
雪が降るブラックインディゴの夜空を見上げる鶴はとても美しく、
自分も欲しいと思いつつ満足して買って帰りました。
後に、プレゼントした人が着てるのを見て、
自分のも欲しいと買いにいき、
偶然にもスタッフ募集を発見して、衣でお世話になることとなりました。
今や、新作が出ると、好きなアーティストの新曲が出るのと同じように興奮し、
堂々と衣を着ています。
今思えば、衣は後に妻となったプレゼントの相手と僕を繋ぎ、
その妻が衣と僕とを繋いでくれたように思います。
プレゼントで買われるお客様を見ると、
この一枚も人と人を繋いでいくのだろうか?とプレゼント包装をする時も背筋が伸びる思いです。
衣三条店オリジナル “手描き作家 つがいロンT” 販売!2008.02.01
2月1日(金) 『衣』クイズ検定 受付開始!2008.01.29
もうすぐ立春とはいえ、まだまだ雪が降ったり冷え込んだり・・と
変わりやすい天気が続きますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
春の訪れが待ち遠しい今日この頃、
店頭には春の新作が続々と届いてきております。
さて、これまでの『衣』を振り返ると、昔から変わらないもの、
新しく挑戦していること・・・、
全部含めて『衣』は成長して参りました。
移りゆく季節を共にしてきた皆様と、
『衣』の足跡をたどるべく、クイズはいかがでしょうか・・?
衣大津パルコ店では 2月1日(金)~2月17日(日)までの期間中、
題して“衣クイズ検定”を実施致します。
問いは全部で20問!
・・・ちょっとひねくれた問題に、
すぐに答えのわかるサービス問題。
このホームページやブログ、店頭にヒントが隠れている物もあります。
ヒントを手がかりに調べるもよし、スタッフにこっそり探りを入れるもよし・・。
解答は、大津パルコ店店頭にて発表いたします。
尚、期間中・・・5問以上正解で【参加賞】、
15問以上正解で【合格賞】をご用意しております。
皆様のご参加をお待ちしております。
はじめての衣 ~福岡編~2008.01.28
気まぐれ日記をご覧の皆様、
こんにちは。
大津パルコ店福岡です。
さて、「はじめての衣」…というお題ですが、
4年前の母の日、私ははじめて衣のアロハを母にプレゼントしました。
衣で働きはじめたばかりの私は、
それまで“母の日”に限らず、誰かに服を贈るということはほとんどなく、
母も、人から服をもらうということはほとんどなかったのですが…。
はじめての衣は、のちに母を大きく変えるきっかけとなりました。
その母の日のプレゼントが、「鯉のぼりアロハ」でした。
着心地の良い綿素材に明るい色合い、
他のどこにも見たことのないデザインで、
愛らしい鯉のぼりの連続。
派手かなぁ?と驚きつつも、とても喜んでいたことを覚えています。
それ以来、少しずつ我が家に衣が増えていき…。
母も父も、兵庫県の山に囲まれた小さな町の育ちなので、
それまであまり洋服に関心がないふたりだったのですが、
最近ではジーンズやジャケットの話題が食卓にのぼったり。
今年の元旦には“服を買う”という目的で朝5時の電車に乗ったりと、
昔の母には信じられない変わりぶりです。
母曰く、仕事や人前で衣を着る度に「それどこの?」と注目される喜びを知ったそうで…。
今まであまり関心がなかったものに興味が芽生えるうきうき高揚した気分を、
母に会う度に味わわせてもらっています。
そしてそれは、お店にたって色々なお客様に出会う度に
与えたり与えられたりする衝撃や感動とともに、
私にとって、いつも新鮮な日々を送る“素”になっています。
「はじめての衣」との出会い、
…それはお店に訪れてくださるお客様だけではなく、
日々お店に立たせて頂いている私たちだけでもなく、
日常の、知らない場所の、色々な場面で繰り返されているのかもしれません。
皆様は、どんな「はじめての衣」話をお持ちですか?是非お聞かせ下さい!