日本の家2016.12.12
一年は本当に早いものですね。気がつけばもう師走。あっという間に寒くなり、年末が目の前に迫ってまいりました。
年末といえば大掃除。仕事柄(?)自分の部屋はなかなか大掛かりな大掃除ができずにいるのですが、子供の頃から「これだけは必ず!」というものがあります。
それは障子の張替え。
子供の頃はお約束のように古い障子をはがす前にびりびりにしていましたが、大人になってからは逆に、いかにきれいなまま全てはがせるか。に集中するように…。どんなに部屋が散らかりっぱなしでも、障子がきれいに貼りかえられているだけで何故か感じる達成感。空気さえ綺麗になったように感じる始末。
木と紙でできている障子。日本家屋を象徴するもの、日本の固有のものだそうです。呼吸をする素材なので、高温多湿の日本にはぴったりですよね。夏の強烈な日差しはもちろん、紙一枚ですが、冬の寒さも思いのほか遮ってくれます。
透きの入った障子紙を使ってみたり、一部分だけ開けて外を覗ける雪見障子なんかも風情があっていいですよね。昔とは住環境も変わって、障子のない家も多いと思いますが、残しておきたいモノだなぁ、と思います。
さぁ、今年も綺麗な障子に張り替えて、清清しい気持ちで新年を迎えましょう!
大城戸織物製:名古屋店オリジナル播州織ストール販売いたします。2016.11.22
小春日和の様な温かさを感じる時と、冷たい風で気温の低さを感じるとき。まだまだそんな狭間の季節です。
そんな季節のお供に。
兵庫県の中央より少し東側に位置する西脇市。その土地で200年以上の歴史を持つ播州織り(ばんしゅうおり)。他には無い独特な表情をもつ生地を織る、大城戸織物さん。
この織り手さんとの会話から生まれた今回のオリジナルストールは、機屋さんの中にいた多色の糸たちを織りつないだもの。
なので、一本一本の色目が異なる仕上がり。
なんとも言えない配色は織り手さんが生み出して下さったもの。不思議とどの部分も馴染みやすい色調で、素材のウールもとても柔らかく、頬をうずめたくなる。そんな心地のストールに仕上がっています。
一本の長さが2mを限定本数15本。全てのストールを一本に纏めて織り上げて頂きました。皆様にご覧頂き、気に入って頂いた配色部分にハサミをお入れして、切り離して完成です。ストールのフリンジ部分はご自身で糸を解いて頂き仕上がります!
さて、ウール素材のストールでボリューム感もばっちりです。肌の柔らかい首元を覆うお洒落。少しこだわりをもってお届け致します!
11月23日(水:祝日)より名古屋店に並びます。是非お立ち寄り下さい。
麺類が好き!?2016.11.02
こんにちは、名古屋店の藤原です。
さて、今回の食ブログ。書きたい事があり過ぎて何にしようかと迷ってしまう程でした。
何故ならば。食べる事大好きだからです!
食にも流行りがありますが、食べれない食材が多い訳ではなく、食べ方に好みがある私には思い返してみてみると偏った食べ方が多いです(笑)
期間限定ショップで訪れる土地で、1番食べているのがラーメンとうどん(笑)どうやら麺好き。
桜島フェリー売店うどん
福岡駅舎にあるゴボ天うどん
でも、土地毎に味が違い全く違う食べ物に感じるのもこのふたつな様な気がします。
お出汁や素材、隠し味。秘密が沢山隠れている。麺類はそんな楽しみがあります。
桜島の小みかんを練り込んだうどん
そして、旅先でも1人で堪能し易い。そんな手軽さもあるのかもしれませんね!
名古屋に来てもう何年過ごしただろう?という程になりましたが、最近名古屋での1番のラーメンも発見しました!福岡、熊本、鹿児島でしたらおすすめのラーメンありますよ。そして、皆様の情報も是非下さい!
熊本ラーメン
食卓の情景2016.09.14
こんにちは。名古屋店の丸山です。
残暑の中にも、風や空の色に秋の気配を感じる様になってきました。
秋といえば、もちろん「食欲の秋」ですね。
食ブログを書くにふさわしい季節と言えます。食に関しては人それぞれのこだわりがあったり、各地方での特産品であったり、ネタが沢山あって迷いました。極一部からは『食』ブログではなく『酒』ブログでしょ?という声が聞こえてきますが(笑)今回は違いますよ!
秋は「読書の秋」でもあります。本を読んでいて、その物語の中に出てくる食べ物が妙においしそうに感じる事、ありませんか?
食を題材にした物はもちろんですが、そうではない話の中にさらっと出てくる情景ですら、その本の数行の描写が与える刺激の強さ!目に見えず、匂いを感じられるわけでもない。想像でしか感じられないからこそ、かもしれません。
キンレンカの入ったレタスのサンドイッチ、トマトの冷たいおでん、小柱のかき揚げを乗せた蕎麦、浅利の剥き身と大根の小鍋立て、いわしの三杯酢、バーで食べるチーズオムレツ…などなど。
それらしきものを食べに行ったり、自分で作ってみたりするものの、それがはたして正解なのか、どうか…?
本の中に出てくるメニューばかりを出すレストランがあればいいのに!と妄想してはじたばたしております。
皆様おすすめの「おいしい」情景の出てくる本、そして「思わず食べた」「作ってみちゃった」ものがあれば、ぜひ教えて下さい!
場面を切り取る2016.08.01
こんにちは。名古屋店の藤原です。
梅雨も開けようやく夏空が広がりましたね。しかし暑いです。皆様も体調にお気をつけください。
そんな夏空の中、私の最近の楽しみは従兄弟にもらったお古のデジタル一眼レフカメラ。インディゴ好きな私は、雲と空の青がとても好きです。撮影の対象は主に航空機、そして仕事をする人の姿。
その日のお天気によっての光の具合やシャッターのスピード。
動く物を思う様に写すのは難しく、何百枚と撮影をしてみても、これぞ!という一瞬は中々残せません。それでも景色を一枚くり抜き留める事が出来る写真。カメラを構えて、何処を切り抜こうか。話し声や音が聞こえてくる様な、そんな写真を撮りたくて出掛けています。
ホームページにあるLOOK BOOK。シーズンイメージの撮影を行っているのは、期間限定ショップのスタッフ赤瀬です。ほんの一瞬の雰囲気と服の彩りを撮影で世界観を表現する。そんな彼女の切り取る衣の世界がとても好きです。
そろそろ店頭の作品にも秋物の気配を感じてきております。新しく撮影された秋冬のLOOK BOOKの写真も楽しみですね。皆様もホームページをチェックしていて下さい!
(おまけ)
名古屋店 営業時間 臨時変更のご案内2016.07.05
雨の楽しみ2016.06.27
こんにちは。名古屋店の丸山です。
今年も雨の季節になりましたね。四季のある日本だからこその季節。自然の恵み。 …とはわかっていても、憂鬱になりがちなのがこの季節です。 雨というだけでなんだか気持ちが下降気味になりますが、私にはそんな雨の中でも唯一テンションの上がることがあります。 それは「雷」です。
子供の頃から雷を見るのが何故だか好きで好きで。(※あくまで安全な室内から鑑賞する場合のみですが) 夏の夕立の前後、遠くから「ゴロゴロ…」と聞こえてくると無性にそわそわ、わくわくして、窓から外を眺めるのが常でした。
バリバリと空気を引き裂くような音を立てる稲光も迫力があっていいのですが、夏の夜に遠く山の向こうでピカピカと音もなくひかる遠雷も、何ともいえない風情があって、いつまでも眺めていられます。
ところで、雷は植物の成長にもなくてはならないものなんだそうです。 落雷の多い年は稲が豊作なんだとか。 「稲妻」「稲光」と、漢字に稲の文字が入っている事からも納得できますね。 調べて見ると化学的に何故そうなるかと知る事もできるのですが、そんな難しいことは横へ置いておいても、自然界は全てつながっているんだなぁ、と感動します!
私にとっての雨の日の一つの楽しみ方でした。 みなさんはどんな楽しみ方をされてますか?また教えて下さいね!
市松模様のエンブレム2016.05.09
こんにちは、名古屋店の大山です。
先日ついに2020年東京オリンピック、パラリンピックのエンブレムが決まりました。すったもんだありながら再選考の末、ようやく決定したこのエンブレム。決定後なおも巷ではまた賛否両論あるようですが、、(ここから先は私の勝手な解釈ですのでご勘弁くださいね。)
私もにわかにではありますが、他の応募作品も見させていただき「どれもすごいな。。と息を飲み込むほどでした。どの作品も和をモチーフに使っておられ、またオリンピックらしくカラフルに彩り、「雅」なエンブレムが多くラインナップされていました。
一方決定した作品はと言うと、江戸時代に「歌舞伎役者の佐野川市松」が着たことから名が付いた「市松模様」をモチーフに、色は藍色の単色でベーシックで渋く「江戸の着物」を連想させるものがありました。
決して華やかではなく質素ではありますが、深さや趣きがあり、いわゆる日本特有の「侘び寂び」を感じます。また縦と横で構成される市松模様で描かれた「曲線」がモダンでとてもカッコいい。
東京オリンピックだからこそ「江戸」の匂いがあり、日本の「侘び寂び」を感じ、そして現代の「モダン」なデザインで構成され、おそらく誰も思いつきも想像も出来なかったエンブレムなのではないでしょうか。と、私は思うわけです。
今年はリオオリンピックが開催されますが、もう2020年東京オリンピックが待ち遠しい今です。早くあのエンブレムが掲げられている姿を見てみたい今日この頃です。
和金が泳ぐ… -名古屋店-2016.04.30
風薫る五月。
そんな言葉が本当によく似合う季節になりました。新緑の鮮やかさに誘われて、気持ちも軽やかになってきますね。そんな季節に着ていただきたい!おすすめのアイテムが名古屋店に届きました。
少しハリのある綿麻の生地に落とし込まれたたくさんの和金。水面から覗き込んだようなその姿は、子供の頃夢中になった、お祭りの金魚すくいを思わせます。
小柄な金魚が泳ぐ様は派手すぎず少し控えめな印象で、総柄ながらどなたにも着ていただき易い一枚。生地感、柄共にこれから夏に向けてピッタリの半袖シャツです。
「和金半袖シャツ」
色:生成り・黒
サイズ:SS・S・M・L・XL
金額:¥14,800(税抜)
5月1日(日)より販売開始となります。お問い合わせは名古屋店まで。
「墨手描き展」代官山店・名古屋店2016.04.15
以前に三条店、心斎橋店にて好評いただいておりました「墨手描き展」が代官山店・名古屋店にて開催です!
数量限定にて職人手描きの墨絵を今回は“アロハシャツ”にお仕立ていたします。 一つ一つ表情の違う手描き絵を、よりあなた好みの一枚にお仕立するイベントです。
前身頃、後身頃、袖・・・、どのパーツ部分に墨絵生地の柄のどこを使うか?? 服を縫う時の型紙を使い、実際に生地にあて、その位置を選んでいただけるのです!
まずは好みの墨絵を選んで・・・、そしてパーツの位置取りを決めて・・・、詳しくはスタッフとご相談ください。楽しんでいただけると思います。
まさにこだわりの一着! 見るだけでも楽しめる手描き墨絵をぜひ見にいらしてください。
墨絵の生地も数量限定となっておりますのでお早めに!
【期間】
4月16日(土)~24日(日)
【サイズ】
M・L・XL
※お選び頂きましたパーツを縫製するため、作品のお渡しまでにイベント期間終了から約1~2ヵ月程いただきます。
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