「縞 ~俺、自称バスク人!!~」 代官山店 鬼丸2014.11.10
皆様こんにちは。
今回は代官山店、鬼丸よりスタッフブログをお届けいたします。
テーマは「縞」・・・なのに「バスク人」。
何を言ってるの?とお思いでしょうが、ぜひ最後までお読みください。
僕は大のサッカー好き。
中でも「アスレティック ビルバオ」というチームの熱狂的なファンなんです。
スペインのリーガエスパニョーラのトップリーグに属するこのチーム。
なぜこんな日本では、ほとんど知られていないマニアックなチームに魅力を感じるのか?
それはこのチームが「バスク純血主義」を貫いているから。
100年を超すスペインリーグで唯一スペインのバスク地方出身者のみで戦い続けているのです。
何と驚くべき事にバルセロナ、レアル・マドリッド(この2チームは知っている人も多いのでは?)
と同様2部リーグに一度も降格した事がないのです!!
お金をかけ海外から選手を呼ぶ事が当たり前の時代に、
バスク地方という限られた地域の限られた人的資源を手間隙かけて育てているのです。
ちなみにユニフォームは赤と白の縦縞。これは「意思」と「情熱」を表しているそうです。
今期の衣でも代表されるのが新潟の伝統的織物「亀田縞」を使った作品。
一度は消滅しかけた、この織物を確固たる意思と情熱をもって復興させた人々がいます。
この織物を見ると伝統の重みを感じ、ふつふつと熱いものが込上げるのです。
「亀田縞」と「ビルバオのユニフォーム」。共通する部分が多いとは思いませんか?
そこには縞を通して流れる伝統と愚直なまでにそれを守る意思があるのです。
「亀田縞」を見ながらふとそんな事を考えていると日本人とバスク人って元は同じ民族?
なんて馬鹿な事を思ってしまいます。…いや、ひょっとしたら俺は、バスク人かも?(笑)
「500色の縞模様」 松本パルコ店 一ノ瀬2014.11.05
こんにちは。松本パルコ店の一ノ瀬です。
朝晩めっきり寒くなって参りましたが如何お過ごしでしょうか?
さて、今回のテーマ『縞(しま)』・・・・、考えました・・・。
松本パルコ店の至宝!島店長の紹介・・・とか(あぁ、しま違い)
「真面目にやれ」と言われる前に思い浮かびました。
これ、色鉛筆です。500色あります。
元々は、某・通販にてコロンブスの新大陸発見500周年(だったような…)を記念して作られた物でした。
20ヶ月かけて揃えた500色の色鉛筆。
季節によって・・・または、その日の気分によって組み合わせると面白いものです。
このイメージは故郷・熊本と言ったところでしょうか。
青い空・紺碧の海・いきなり団子の黄色。(辛子蓮根の方が黄色って感じですが)
殺風景なウチの壁に飾ろう…と、揃えた500色ですが、普段はしまってあります。
何故かって? これを飾れるケースが無いからです。
専用のケースは販売されているのですが味気なく…、作ってもらいたくとも、人脈も無く…
使う気ですか?…ありません。普段使いで36色を買いました。
でも、良く使うのは数十本あるペンです!!(数えるのも面倒)
600本近くあって、使うのは100本ほどとは・・・。
自分が如何に散財してるか、このブログを書きながら実感しました。
…が、きっとまた出会ってしまうんです。
そして、日の目を見る事無く、また眠りにつくのです・・・・・(笑)
心斎橋店よりお知らせ2014.11.03
代官山店 営業時間 臨時変更のご案内2014.10.28
スタッフブログの新テーマ 『縞(しま)』2014.10.22
代官山店 営業時間 臨時変更のご案内2014.10.21
2014秋冬「展示会イベント」始まります! スタッフ作品&限定プレゼントお披露目!!2014.10.11
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いよいよ本日より、オスティア・ジャパン衣 全店で、2014秋冬展示会がスタート!
テーマ「縞(しま)」をもとに、スタッフが作り上げた作品が4点、さらに秋冬新作達が続々と入荷します!!
昨年も人気を呼んだスタジャンの新作や、カタログで問い合わせを多くいただいた風神雷神のシャツなど、
お店に並ぶスタッフ作品と新作たちが、ご来店をお待ちしております!!
それでは気になるスタッフ作品をご紹介。
■オンラインショップスタッフ 永田作品 「すたんどばいみー長そでシャツ」
『ところで、2014秋冬展示会って何?』という方は、ぜひ、こちらの“気まぐれ日記”をご覧ください!!
そして、気になる限定プレゼント「衣オリジナル手描き絵付け京ろうそく」のオハナシはこちら!
※限定プレゼントのお渡しには条件がございます。詳しくは『ところで2014春夏展示会って何?』のリンク先にて、ご覧くださいませ。
それでは本日より、スタッフ一同、皆さまのご来店を心よりお待ちしております!!
「衣の京ろうそく」2014.10.08
先日、気まぐれ日記に掲載させていただきました「2014秋冬 展示会イベント」。
限定プレゼントさせていただきます「手描き絵付け京ろうそく」、
その『京ろうそく』について、お話をさせていただきたいと思います。
京都で作る和ろうそくを『京ろうそく』と呼び、
「和ろうそく」とは植物性100%の原材料を使い、手仕事で作りあげたもの。
衣のもの作りに、とても共通点を感じる“京もの”です。
昔ながらの「和ろうそく」は櫨(はぜ)という植物から作るろうそく。
さらにその櫨(はぜ)が一時、天災で激減してしまった時に生みだされた、
米ぬかを使った物など、「和ろうそく」は自然にも人にも優しいのです。
さらに「絵ろうそく」というものは東北地方が発祥の地。
厳しい冬、雪世界で彩りもなく、花が咲かないため、仏前に供える花がない。
そこで、ろうそくに花の絵を描いて代わりとした。という“知恵”。
衣の好きな東北の「こぎん刺し子」「襤褸」も“知恵”のもの、そんな共通点も。
今では和ろうそくを玄関先に生け花の代わりとしても使用される事もあるのだそうです。
「和ろうそく」は石油系材料の「洋ろうそく」に比べ、煤(すす)が少なく、
払い落したり、洗うことが出来ます。お寺で使い続けられているのも、この「和ろうそく」。
中の芯が空洞になっており、火をつけた時に芯の中を通ることで生まれる“ゆらぎ”や、
炎も独特のオレンジ色がなのが大きな特長です。
今回の「衣の京ろうそく」、本来、作られる事のない色を特別に作ってもらいました。
それが衣らしい藍の色。赤・白が基本の色になり、風水の関係で黄色や緑はあっても、
この濃紺の色はなく、わざわざ調合して出して下さったオリジナルカラーなのです。
そして話は変わりますが、京都にはとても素敵な日があります。
京都市が毎月16日を「DO YOU KYOTO?デー」としているのですが、
その日に京都市内の飲食店に呼びかけ、店内の「ライトダウン」を行い、
ろうそくやランプ等の灯りでディナーを楽しみながら、地球環境を思う。
温暖化防止の行動に移るきっかけとする「京灯ディナー」という日です。
お渡しさせていただく「和ろうそく」をきっかけに、
もの作りの事、地球環境の事に少し、触れていただける時間になってもらえれば嬉しいです。
「2014秋冬 展示会」お楽しみに。
【和ろうそくの豆知識】
和ろうそくの芯は、芯だけは燃え進んでも黒く炭化したまま残り、
蝋が燃え進んでいくとかなり炎が大きくなります。
そのため大きさにもよりますが、時間がたって燃え進んだところで、
火箸や芯切バサミ等の道具を使い芯をつまんでちぎり、芯の長さを調節し、
炎の大きさを加減する作業が必要になります。
今回お渡しさせていただくサイズものでも、
安全のためにろうそく屋さんもオススメされていました。
ご使用方法が分り難い場合は、お問い合わせフォームよりご質問ください。
詳しい事をお調べし、ご返答させていただきます。
オスティア・ジャパン衣 全店 【2014秋冬 展示会】 開催のご案内!2014.10.06
紅葉の季節もまもなくですね。
早いところは10月の中頃から色づき始め、全国的には今月末からがピークを迎えます。
毎年、どこかで見て、その都度に思うのですが、あのオレンジや、紅のコントラストは、
藍の色と本当に相性がよく、秋に着るインディゴアイテムがより好きになってしまいます。
そんなインディゴ作品に加え、さらに相性の良い数々の新作とともに、
今回もスタッフが考えた作品たちの中から、選ばれし4アイテムを 衣 作品として作り上げ、
各店に登場させていただく、あのイベント、【衣 展示会】を開催させていただきます!
【期間】10月11日(土)~19日(日)
秋冬のシーズンテーマは「縞(しま)」!
カタログ・店頭でご存知の方も多いかと思います。
気になるスタッフ作品のデザインは近日発表予定です。
そして期間中、『手描き絵付け衣の京ろうそく』をプレゼントいたします!
ろうそくにも「和」と「洋」がある事をご存知でしょうか。
知れば知れるほど、日本の“もの作り”が好きになる。
そんな「京ろうそく」にまつわるお話は、後日、気まぐれ日記にてご紹介させていただきます。
またプレゼントは、期間中にこの「かわら版ページ」をプリントアウトしたもの、
もしくは所定の用紙に“お名前・ご住所・ご連絡先お電話番号”が
記載されているものをお持ち頂きました方で、商品代金が税抜15,000円以上
お買いあげいただきました方へ、先着順にてお渡しさせていただきます。
※期間限定ショップでは同イベントは開催しておりません。
※「手描き絵付け衣の京ろうそく」は数量限定につき、おひとり様お一つまでとさせていただきます。
また、なくなり次第終了となります。ご了承ください。
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ー オンラインショップ ご利用のお客様へ ー
10月11日(土)正午 12:00以降のご注文先着順にて、
(深夜12:00とお間違いのない様、ご注意くださいませ。)
【限定ノベルティ】の『手描き絵付け衣の京ろうそく』 をプレゼントさせていただきます。
オンラインショップの場合、ご注文時に“お名前・ご住所・ご連絡先番号”を
ご登録いただいておりますので、引換券は不要となりますが、お一人様お一つまでとなります。
同期間内の複数回に分けてのご注文につきましては、商品代金の合計額での条件を満たされた場合の1回のみになります。
あらかじめ、ご理解ください。
「作る工程」 心斎橋店 柴田2014.10.02
みなさんこんにちは。心斎橋店の柴田です。
自由に日記を…というのも難しいものですね…。私は月に2回通っている習い事のお話をさせて頂きます。
昔から紙を切ったり貼ったり、意味のないものをちょこちょこ作ったりすることが好きだったこともあり、
大学ではもの作りの道を選び4年間、染織テキスタイルを学びました。
衣と出会ったきっかけも、今の時代にあえて古い器具や機械を使い、
伝統的な技術を用いて作られる作品に惹かれたのが始まりでした。
古いミシンの動力の音を聞きながら刺繍の職人さんの手元を見てて飽きないし、
ぐつぐつと窯で行う染色の様は一瞬一瞬の色の変化に感動しますし、
シャトルが行ったり来たりして数ミリずつ糸から生地が出来上がる織機の動く様子も面白くてたまりません。
私はどうやら、1素材が使えるものや別の形となる様を見ること、出来あがる工程が好きなようです。
自分でもそれを手がけたいと思い、始めたのが、革靴を作る教室です。
靴自体は詳しくありません…まだまだ勉強中なのですが、作業1工程1工程が、それはそれは楽しいのです!
2年経ちますが、まだ4足目!
すべて手作業で行う靴作りは、本当に手間がかかり、ぶっちゃけ大変…。
型を作り、革の裁断、パーツをミシンで組合わせ、木型にはめてつりこみます。力も使い汗かきます!
靴の形になったかな?というところからが、まだまだ先が長く、1~2ヶ月…。
ソールとなる部分、カットし削り、磨き、中敷作り。
何ヶ月もかけて1足が出来上がる、その瞬間は感動し、我が子のように可愛くて可愛くて…。
しかし、まぁ数日は飾り、惜しげもなく私は履くのです。
手がけた靴を履く瞬間ももちろん幸せですが、私はきっと、手を動かして作っている瞬間が一番幸せで楽しいのです。
出来あがってお店に並ぶ製品ひとつひとつに、
人の手がかかっていればいるほど、物語があり、そこから感じるものがあると思います。
次の教室はきっとパーツのミシンがけ…苦手な作業ですが、、、、やっぱりとても楽しみです。