いよいよ本日より! 「京のしば漬け染めTシャツ」販売です!2014.07.19
こんにちは!
いよいよ本日から「京のしば漬け染めTシャツ」の販売です。
衣スタッフが育てた「赤しそ」を使って染め上げた作品だけに、
お店に届いたとたん、スタッフ皆が大はしゃぎ!!
作品を、一枚一枚で広げてみると…、色が1着ごとに違うことに気づきました!
これは“しば漬け染め”という初めての試みで作りだした“天然染料”の色の不安定さや、
“手染め”ならでは不均一さが相まって、1つ1つの個性となり、違いが生まれたのです。
これがなかなか面白く、鮮やかな紫もあれば、ベージュに近いものも。
ムラが良い味を出しているものもあれば、職人の気まぐれで入れられたオマケ入りのレア物も。
ひとつとして同じものがありません。
すべてが同じように、バッチリと色をそろえて仕上がった完璧なものも良いですが、
このTシャツには、はじめてやってみたからこそ生まれる味の良さがあります。
すごく衣らしいTシャツだと思います。みなさん、ぜひ見にいらしてくださいね!
お披露目まであと少し!「京のしば漬け染めTシャツ」2014.07.16
「衣は一枚、一枚、職人たちによる手づくり」
「生き物と同じ、大切に育てて下さい」
お店やホームページに掲げる衣の“能書き”です。
そんな衣から、7月19日(土)より全店にて、モノづくりの魂を込めたTシャツが登場いたします!
それが、かねてより少しずつ、生育の過程をお伝えしておりました「京都しば漬け染めT」です!
このTシャツの染料として使用された「赤しそ」は、なんと衣のスタッフが種から手づくり…。
種をまき、大きく育つ苗をまびき、炎天下の中での収穫…、春からじっくり手入れを重ね、育て上げました!
それを工房の職人たちが幾度ものテストを重ね、とても面白い染め上がりに仕上げました。
—–作品詳細—–
「京のしば漬け染めTシャツ」
価格 : ¥7.452-(税込)
サイズ : SS~XL
色 : 赤しそ
販売開始 : 7月19日(土)より販売開始です!
衣のスタッフ総出で作りあげたTシャツ、ぜひその奥深い表情を店頭へご覧にいらしてください!
「《黒》で《色》を描く漫画家」 松本パルコ店 一ノ瀬2014.07.15
こんにちは。松本パルコ店の一ノ瀬です。
今回はフリーという事で、いろいろ考えました。漫画好きで、見るのも描くのも好きな私。
是非!読んで頂きたい作品《乙嫁語り》をご紹介させて頂きます。
この作品は、中央アジアを舞台に様々なお嫁さんと、その周囲の人々の日常を描いたお話です。
ちなみに《乙嫁》は可愛いお嫁さんといった意味があるそうです。
ストーリーもさる事ながら、感嘆の声を上げてしまうほど細かく描かれる人や動物、
街並みは息を飲みます。挙げたらキリが無いのですが、大工の棟梁の話や、
布支度の話に至っては作者を心から尊敬してしまう細かさです。
特に秀逸なのは狩猟や戦うシーンです。
追う側、追われる側の緊迫感は、短い映画のように読み手をこの世界に誘います。
あと、いちいち台詞がしびれます。
読むにつれ、緻密に描かれた世界は色付いて見えるはず。
青い空、乾いた大地、そこで生きる人々の息遣い・・・
1コマ1コマ、線の1本1本に込められた作者のほとばしる情熱を読んで感じてみて下さい。
ちなみに、画像の絵は8時間かけてペン入れ。
下書きには3日・・・・1人で曼荼羅を製作している気分になりました。(終わり)
「京のしば漬け染め」をテスト染め!2014.07.10
こんにちは!
種から育て、染料も手作り「京のしば漬け染めTシャツ」、
先日には、お店スタッフ達による収穫も終わり、いよいよ工房では職人による染め過程を待つのみ。
ただいま取りだした染液を熟成(!?)させている段階だそうです。
さて、少し時をさかのぼり、収穫の2~3週間前の事。
初めて試みる「赤じそ」という天然植物染めに、一体、どんな色が出るのか?
職人もみた事のないその色を、事前に確認すべく、少し若い紫蘇の葉をいくらか摘んで、
染料を作りだすテストが行われていました。
まず、不必要な部分をていねいに取りのぞいた紫蘇の葉を、手でもみ込んでしんなりとさせます。
だんだんと…綺麗な紫色の液体がにじみ出てきます。
しっかりと、もみこむ事で色が出てくるため、チカラを入れ、一枚一枚無駄なくしっかりと使います。
このころには工房中に広がる紫蘇の香りに、スタッフみんなが食欲を刺激されていました…(笑)
このあと、この液体を服の染色に必要な工程をふんで、いく通りかの色に染め上げてみました。
みなさんはどんな色がお好みですか? もちろんこの写真の色はあくまでテスト染め。
ここからさらに幾度もテスト染めを重ね、デザイナーの納得のいく仕上がりになった色が完成です!
テスト染めの時、農家の方いわく「若い葉だと、それほど色が出ないかも…。」とおっしゃっていただけに、
今、本収穫された葉で作られている染料はどんな色になるのか、本当に早く見せて欲しいと思う日々です。
そうそう。実は作品には少しだけ柄が入るようです。。
近日、ブログ等で詳細の公開となりますので、ぜひお楽しみに!
「しば漬け染めTシャツ」 いよいよ紫蘇の葉を収穫です!2014.07.03
“種から染料を手づくり”の「京のしば漬け染めTシャツ」、
いよいよ紫蘇の葉を収穫するときがやって参りました!
大きく、そしてたくさん育った紫蘇の葉は収穫するにも一苦労。
というわけで、今回はスタッフがぞろぞろと農家にお邪魔させて頂きました!
鎌やハサミで紫蘇を刈り取っていくと、辺りにはなんともいえない良い香りが…
気が付くと両手いっぱいの紫蘇の葉!
天気にも恵まれ、大自然の中で本当に気持ちの良い作業です。
冷たい水でジャブジャブと洗い、葉についていた土などをおとします。
そのまま水浴びしたい気持ちをなんとかおさえながら…
一つ、一つ、農家の方にコツを教わりながら丁寧に葉を取っていきます。
全ての作業を終えたのは昼過ぎ。
太陽の下ですっかり火照ってしまった体を、土手に腰掛け川で足をつけて冷やしながら休めます…。
そして、、今日一日の頑張りはこのために! 大きなおにぎりと“しば漬け”で空腹を満たしました!
Tシャツの販売開始は7月中旬以降を予定しております。
「しば漬け染め」という珍しさはもちろんですが、
スタッフ総出で作り上げたスタッフのこぼれ話もぜひお楽しみ頂ければと思います。
商品の発売日と詳細は近日明らかになりますので、お楽しみに!
スタッフブログは久しぶりにテーマ『ありません』!2014.07.02
心斎橋店 臨時休業日のお知らせ2014.06.25
「音に表れる個性」 松本パルコ店 丸山2014.06.24
「音」ブログが始まった頃は、まだ春の初めでしたが、あっという間にもうすぐ夏!
夏になると部活に燃えた学生時代を思い出し、何ともいえず胸が熱くなる、松本パルコ店の丸山です。
さて、私も名古屋店藤原、期間限定ショップ赤瀬に続き、吹奏楽部出身なのですが、
実は同時にBigBand(大人数編成のJazzBandです)もやっており、
そのご縁で社会人になってからもDisco/Funkのバンドに参加したり、
JazzやSka、フリースタイルのセッションに顔を出したり…。
本当に数えきれない人と音を合わせました。
不思議なもので、初対面でも一度音を合わせただけでそれほど言葉をかわさずともうちとけることができたり、
何となく、その人の性格…というか人となり、の様なものを感じることができたりします。
かくしきれない「個性」がその音、フレーズ一つ一つににじみ出ているのです。
セッションの場では、そんな個性と個性が本気でぶつかり合って音楽を作り上げていくので、
自分自身の気付かなかった部分を引きずり出されたり、逆に誰かの眠っていた個性を引き出したり。
音を「合わせる」といっても足し算ではなく、掛け算で化学反応を起こして面白いものができていくのです。
時には自分が音を出しているのではなく、音に操られているのでは?!と感じる事も。
最近は楽器を手にする機会がめっきり減ってしまいましたが、久しぶりに音を出したくなりました。
でも練習不足なんかも全部分かってしまうんです…音は嘘をつかないですからね。いやはや恐ろしい!
「京のしば漬け染めT」 しそ畑のお手伝い! その32014.06.19
こんにちは。オンラインショプの永田です。
衣からお届けする衣らしい作品、染料も原料から手作りという「京のしば漬け染めT」、
その紫蘇畑へまた、スタッフが生育のお手伝いに行ってまいりました。
今回は5月末日頃のお話、私が参加させていただきました!
順調に成長した紫蘇たちがお出迎え。
今日はどんな畑仕事?? と、未体験の“農業”にワクワク…。
「今日は成長の良いものを別の畑に植え替えます」と、
農家の方に教えてもらいながら、土に触れ、自然に触れるのです。
まずは移動先の畑の準備。クワを持ち、等間隔に溝を掘ります。
腰の入ってなさが、不慣れな事を感じさせてくれる1枚です。
そして畑の準備ができたなら、植え替えるため、元気いっぱいの紫蘇を選びます。
背が高く、茎の太いものが良いそうです。楽しすぎる♪
次は先ほど耕した畑で植え込みます。
しゃきっとしていた紫蘇たちが、この移動の間にしんなりとしてしまうのですが、
紫蘇とは元来、とても強い植物なので、こんな事をしてもへっちゃらなんだそうです。
スコップを上手に使って、紫蘇の根を土の深い所まで入れ、土をかぶせます。
さすが大原育ちの三条店長 小塩は手つきが慣れてる(!?)と思いきや、
でも実は、あまりこういった事は、した事ないそうです。
紫蘇はとっても水を飲む植物。最後に水をやって、本日の畑仕事は終了!
「本当は空から降ってくる雨の方がいいんよ。」と農家の方。
その言葉を聞いて、『何でも自然の恵みが一番なんだよ。』と教えてもらった気がして、
この自然の恵みで育てた「紫蘇染め」の色がどんな風になるのか? さらに楽しみが増しました。
梅雨を超え、たっぷり水を飲んですくすく育った紫蘇に、早く会いに行きたいものです。