代官山店 衣ぐるり街そうじ ~第二幕~2010.09.11
時は2010年9月25日…
衣 代官山店 衣ぐるり街そうじ~第二幕~ 開演致します!
ルールはいたって簡単、2~3の組に分かれ、一斉にスタートし、代官山周辺のゴミを集めて頂きます。 1時間半以内で、集まったゴミの一番多い組の方全員に特製のTシャツを贈呈、となります。
真剣勝負をするもよし、会話を楽しみながらするもよし、街の雰囲気を満喫するもよし、おのおの楽しむのが一番。 さて今回は、どのような結末を迎えるのか、こうご期待・・・
優勝者の特製Tシャツはサイズに合わせてお作り致します。 また、ご参加頂いた方に、衣藍染め特製軍手を差し上げます。(前回ご参加頂いた方は、前回の軍手をお持ち下さい。)
開催日:9月25日(土) 15時30分~17時00分
詳細・お問い合わせは、衣代官山店まで お願い致します。 お手数ですが、ご参加頂ける方はお電話にて ご一報お願い致します。
衣 代官山店 03-5784-3711
“カタログ オフショット”2010.09.09
こんにちは。オンラインショップの永田です。 カタログ同行秘話も最後となる第3弾、お届けいたします! 今回は、カタログには掲載されなかった私目線で撮った写真になぞらえ、その時の様子を私の言葉で語らせて頂きます。
ここはカタログには載らなかったシーンですね。 横の方からモデルのおふたりを撮ろうとしていたら、横目に入ったカメラマンの懸命な姿。 何と裸足でした! カメラマン根性というやつでしょうか。 すごい!! ちなみにモデルは前回、私が魅入られた“目”に力を入れる、その1コマ前の姿が写っており私は奇跡の1枚と思っています。
このセットアップはカタログにも登場していましたが、少し違うシーンでのショットを捕えました。 こんな立ち居振る舞いが格好良く写るのは、大山店長のかっぷくの良さがあってこそでしょう!!
こちらの写真は一人黙々と、秋の新作を置き撮りするカメラマンの姿。 カメラをのぞくとまわりが見えなくなる気持ち、とってもわかりました。 この時、私もまわりが見えてませんでしたので…。
そして、このシーン。
私は今回の撮影の中で、背景の姿が一番好きだったのですが、惜しくも未掲載。 暗がりの軒下に まあるく光る電球の古ぼけた印象が大好きです。
最後はコレ!
一度撮った写真を、どれどれと覗き込むスタッフと対照的に、何枚でも撮ってくれと言わんばかりに堂々と腰を据える大山店長。 貫禄です。 この2者の距離感が、何となくコミカルに見えてしまうのは私だけでしょうか?
私もカメラ初心者ながら なかなか楽しい写真が撮れたのではないかと、一人満足していることろで、ご紹介させていただく未掲載写真は以上とし、カタログの撮影同行秘話を 終わらせて頂こうと思います。 最後まで ご覧いただき、本当にありがとうございます。
そう言えば1つ、言い忘れていた事があります。 今回のモデルはなぜこの2人だったのか…、それは2人の生い立ちに関係があると、撮影が終わってから聞いた事だったのですが、大山の生まれは鹿児島県、幕末の頃で言えば“薩摩”、柴田の生まれは山口県、そう“長州”です。 つまりは『薩長』の関係にある2人が、今回、大抜擢されたそうです。 スタッフの中にこんな因果の関係が成り立っていた事に、本当に不思議に思いました。
それではこれより先は、衣 2010秋冬ー幕末ーカタログの実際のものをご覧になっていただき、まだ見ぬ新作達の登場を楽しみにお待ち頂きたいと思います!! WEBカタログも現在制作中ですので、追って掲載させて頂きます。 お楽しみに!
前回までのカタログ同行秘話は、こちらから。
PCの方 「秋冬カタログ出来ました!」 「目は口ほどに物を言う」
ケータイの方 「秋冬カタログ出来ました!」 「目は口ほどに物を言う」
「陶芸を始めました。。。」 代官山 今井2010.09.06
こんにちは、代官山店の今井です。
もう9月だというのに まだまだ暑い日が続きますね。 皆さんはこの夏休みいかが過ごされでしょうか?? 旅に出たり、、何かを始めたり??
私はこの8月から、前々から始めたかった陶芸教室に通い始めました。。 といっても まだまだ体験程度で・・・、今回は約一月かけて手びねりで形を作り削り、素焼きして薬をかけ、もう一度焼いて出来上がったまあるい鉢ひとつ。。
形もいびつで、薬も全く上手にかけられず、、でもなぜか、、焼く時以外すべての工程に、いちから手をかけ ひと月かかって、出来上がった器には どこか他にはない愛着がわきました。。。
本当はもっとこんな形に、こんな色に仕上げたいという理想とは程遠かったのですが、、こうするとこんな風に、こんな色に焼きあがるんだという事がわかったり、でもその中には偶然から生まれるものもあって、それはもう2度は出来ないものだとわかったり。。
ただの土、何の変哲もない粘土をこね、形作り焼いたとき、なんの意味もないように思えたものから、何か意味を持つものを取り出せたような不思議な楽しさに引き込まれました。。
陶芸家たちは作品を作る時しばしば、、ろくろの上の粘土のかたまりの中に既に器の姿が見えていて 「土のなりたがっているかたちにそっと手を添えるだけ」、そんな言い方をし、そのような感覚で彼らは「名作」と呼ばれるものを作り出しているそうです。 まだ見ぬものがそっと土に触れるだけで姿を現す!! そんな事が出来るようになるなんてと思うと、、なんだかぞくぞくしてしまいます。。
そんな境地にはとてもとても程遠い私ですが、、来月からはろくろ修行に入る予定です。。 ろくろは小さい子が自転車を覚えるのと同じ感覚で、最初は なかなか形にならず、慣れるまでが少し大変、、でも先生のようにさらりと手を添えるだけで 皆様にお見せできるような作品が出来るように、楽しみながら少しずつ覚えてゆきたいです。。
“目は口ほどに物を言う”2010.09.04
こんにちは。オンラインショップの永田です。
カタログ同行秘話 第2弾、お届けいたします!
もう、ご覧になられましたでしょうか? 2010 衣 秋冬カタログ。 まず、カタログを開いてみると冒頭2~3ページを飾る写真、何とも凛々しい座姿の男性、そして優しく手を添える優しい表情の女性。 そんなとても格好の良い写真が待ちうけていました。
幕末の頃といえば、まだフラッシュバルブ(手にもってピカッと光るフラッシュ)すら なかった頃なのではないでしょうか。 家長として、人生の全てを実直に生きてきた事を物語る背中、その後姿をそっと見守り、支え、けなげに添い遂げる。 男女のありし日の姿をおさめた、記念の1枚の様にも見えました。
何よりも私が魅かれた部分は“目”。
どこに向けられたものでもなく、自身に向けて何かを語っているような目です。 何の脈絡もない楽しい会話も、もちろん嫌いではありません。 ですが、人が普段見せないそんな姿に魅かれてしまうのだと思います。
まさしく“目は口ほどに物を言う”。
この2人が目で語る衣の秋冬作品の数々、そんな部分にも1つ注目してご覧頂きたいページです。 次回、最終回は カタログには掲載されなかった写真やオフショットを中心にお届けいたします。 お楽しみに!!
衣 2010秋冬カタログ出来ました!2010.08.27
気まぐれ日記をご覧のみなさま、こんにちは。
オンラインショップの永田です。
シーズンテーマにあわせ作られる『衣カタログ』。 テーマとなる言葉から紡ぎだされたイメージを形に作りこみ用意された、たくさんの作品達を晴れの舞台へ送り出す、いわば顔見せのような物。
2010秋冬のテーマは…、ー幕末ー。
そして、そんなカタログの撮影が、今回の撮影場所はここ京都にて行われました。 このカタログ秘話を語るためには、やはり現場に行かねば! という事で、私は初めて撮影の現場に同行する事となった次第です。
おかげさまで晴天の撮影日和、昨冬の落ち葉が今もそのまま残る森の中、広大な砂利の道、趣を残す石畳、西日に照らされた歴史ある建物。 様々な場所で、そのシーンにあわせ着替える。 今まで話でしか聞いていなかった、大変だけでは言い表せない景色がそこにはありました。
そしていよいよ完成したカタログを、衣各店にて配布いたします! ぜひぜひ、お立ち寄りの際には、ご覧くださいませ!! また、オンラインショップご利用の皆様には、ご注文頂いた作品とあわせ、8月28日(土)以降のお荷物に同梱させて頂きますので、お楽しみに!!
※数に限りがございますので、お一人様1冊までとさせていただきます。 あらかじめ、ご了承のほどお願いいたします。
次回、2話目のカタログ撮影同行秘話は、私がカタログの中からオススメする“ここを見て!” をご紹介いたします! お楽しみに!!
衣ヴィンテージ“武骨ジーンズ” ― スタッフ試し穿き② ―2010.08.25
衣 スタッフが『武骨ジーンズ』の履き心地を試し、約4か月の期間で感じた事、育てた過程を お届けいたします。 今回は、この3名…。
-大津パルコ 大山-
素直に嬉しかったです。力織機ならではの凹凸感が一体どんな顔を見せてくれるのかが、本当に楽しみで、子供の頃 新しいプラモデルを買ってもらった感覚と似ていました。
正直もっと はき込んで育てたかったです。今からが一番面白い時間を過ごせる時ではないでしょうか。 その先にある未知の世界は また一からはき込んで育てる事とします。
この『武骨ジーンズ』には、染めや織りなど、色んな作り手の想いが入っています。 そしてそれを はいてはいて はき込んで育て上げる事も“作り手”“職人”の一人なのだという事を、思い感じながら、はいてみて下さい。 きっと とんでもなく カッコイイジーンズに仕上がるのではないでしょうか。
-工房 山本-
店頭スタッフと違い、普段物作りの現場に立っている者の身からしたら、汚れてもいい服やジーンズ・・が毎日の決まりごとでした。 このジーンズを履き始める頃、その紺一色のきれいな生地が とても新鮮だったのを思い出します。
それから・・・通勤の時やお休みの日はジーンズとしての普段履きを、仕事の時は上からエプロンをしてワーカーズとしての本来あるべき姿を、このジーンズと過ごした毎日は、いつもそんな二面性を抱えた日々でした。
けれど、どちらにも本当に適したジーンズでした。 どちらも苦しくないというか・・。 お洒落としてこのジーンズを選ばれる方、色落ちを楽しみたい方、はたまた一本を穴が開くまで履いてやろうと新しいジーンズを探されている方・・・、どんな方にもぴったりとその存在感を示してくれることでしょう。 それくらい、私にとっては履きやすい一本でした。
-寺町店 原間-
バックポケットの衣ステッチ、インディゴに入る朱色の糸は色の相性もよくとても目立ち、周りの友人からはカワイイと評判でした。
一緒に働くスタッフも ちょうど同じくらいに着用し始め、洗う頻度も違っていたため、「同じ使用期間でもこう違ってくるのか」と見比べるのも毎日の楽しみでした。 膝や膝裏、ヒゲやスソ、財布や携帯電話の跡が自分の求めている丁度いいアタリを出してくれて、かと言って色が落ちすぎるわけでもない。
「武骨ジーンズ」の名に相応しく、一筋縄ではいかないけれど穿き込むほどに味を出してくれる重厚なジーンズでした。
※衣ヴィンテージ 『武骨ジーンズ』の前回までの“かわら版”へは、こちらから。
PCの方 「ー始まりー」 「ースタッフ試し穿き①ー」 「ー育てるー」
ケータイ 「ー始まりー」 「ースタッフ試し穿き①ー」 「ー育てるー」
各店 休業のお知らせ2010.08.23
平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。
衣各店より、臨時休業・臨時営業に関するお知らせです。
誠に勝手ながら8月30日(月)~9月1日(水)の3日間、スタッフ研修のためコロモール・寺町店・三条店・代官山店の4店舗を 休業とさせていただきます。 また、臨時休業に伴い9月2日(木)は、コロモール・代官山店を通常定休日のところ【臨時営業日】とさせて頂きます。
なお、オンラインショップにつきましては、8月29日(日)定休日とあわせ 4日間の休業とさせて頂きます。 休業期間中、ホームページ内の閲覧・ご注文は可能ですが、商品発送対応は9月2日(木)以降になります。 予めご了承ください。 お問合せにつきましても9月2日(木)以降の 対応とさせていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。
・・・各店営業日程・・・
【通常営業店】
名古屋パルコ店・大津パルコ店・松本パルコ店
【 8月30日(月)~9月1日(水)臨時休業店】
コロモール・寺町・三条・代官山・オンラインショップ
【9月2日(木)臨時営業店】
コロモール・代官山(営業時間12時~20時) ※他の店舗は通常営業させて頂きます。
衣ヴィンテージ“武骨ジーンズ” ― 育てる ―2010.08.18
育てて欲しい 衣ヴィンテージ『武骨ジーンズ』。
穿く者の個性を そのまま表し出す、まさに分身の様な存在。
そんなジーンズに なって欲しいから、あなたと共に歩む その成長の過程を、衣が記録にとどめさせて頂きます。 お買い上げ日を、そのジーンズの“お誕生日”とし、それから三年の間、一年ごとにその様子をとらせて頂きますので、ぜひご来店の際は、穿きこんだ姿を見せて下さい。
また、穿き込むごとに様々な箇所にスレや穴あきができ、徐々にあなたらしいジーンズへと姿を変えていく中で、それからもっと長く穿いて頂く為にも、リペア(修繕)も受付いたします。
三年という一つの区切りを迎えたジーンズは、その時に何かの形で あなたの唯一無二の存在に代わるかも知れません。 どうぞ、大切に育ててやって下さい。
※リペアの金額は、その作品の状況により異なります。 お買い上げ頂いた店舗まで持ち込んで頂き、ご相談下さいませ。 また、郵送での受け渡し・お戻しの場合、送料は お客様負担となります。 あらかじめ、ご了承くださいませ。
※衣ヴィンテージ『武骨ジーンズ』の前回までの“かわら版”へは、こちらから。
PCの方 「ー始まりー」 「ースタッフ試し穿き①ー」
ケータイ 「ー始まりー」 「ースタッフ試し穿き①ー」
「空の写真」 コロモール 斎賀2010.08.16
気まぐれ日記を ご覧の皆様、こんにちは。コロモールの齋賀です。
私の習慣になっていることのひとつに、“写真を撮ること”があります。
デジカメは いつでも…ではないですが、今や携帯は肌身離さず持っているくらい身近なもの。 毎日の何かしら気持ちを捉えられた風景を、いつも写メして楽しんでいます。
花の色、木々の色。 偶然見つけた小さな生き物、近所を気ままに歩く猫だとか・・・。 その中でも、圧倒的に多いのが「空」の写真。 どんな気分の時にも、いろんな表情の撮りためた「空」を眺めていると、癒されたり、元気をもらったり・・・、不思議なくらい気持ちが落ち着いてきます。
その中からですが、気持ちよく晴れた「夏空」を載せてみました。 見上げるのも厳しい日差しの毎日ですが、夏の青い空を写真で楽しんでいただけたら嬉しいです。
衣ヴィンテージ“武骨ジーンズ” ― スタッフ試し穿き① ―2010.08.11
先週お伝えした“衣ヴィンテージ”『武骨ジーンズ』、その穿き(はき)心地を確かめるため、何名かのスタッフに 約4か月、生活を共にして 穿き込んでもらいました。 育てるには少し短い期間でしたが、穿くことで初めて出てきた素直な言葉と、その成長の過程を、少しずつ お届けしたいと思います。
まずは、この3名…。
-コロモール 仲嶺-
ヴィンテージジーンズ…、私は衣スタッフの例に漏れず、インディゴやデニムが大好きですが、今まで、一度も自分で穿き込んだ事がありませんでした。 もちろん、何度も挑戦はしたのですが…、毎日同じジーンズを穿くという事が なかなか続かない女子心で、志半ば(こころざしなかば)に リタイアしてしまっていました。
今回、このジーンズを穿かせて貰うにあたっても、ちょっと心配していたのですが、この『武骨ジーンズ』とは相性が良かった様です。
レディースのジーンズに比べると、股上も深く、足まわりも太めなのですが、ちょこっとロールアップして、色々な組み合わせを楽しみました。 そうして穿きながら二週間に一度の洗いの前に、シワを伸ばしてみると少しずつ付いているアタリ、どこにでも地べたに座ってしまう自分のお行儀の悪さを物語るお尻の辺り…。 そんな所にも、愛着が湧いてきます。
-大津パルコ店 岡山-
衣のヴィンテージジーンズを穿いて、僕が一番気に入ったのは…その“色”です! 藍だけではない、うっすら緑がかった藍の色。 初めのうちはかなり濃い藍の色味ですが、数回穿くと綺麗な藍色になり始め、少しずつ草木の色味が現れてきます! インディゴ古布の様なとても衣らしい深みのある色です。
穿いた期間がわずか数ヶ月だけだったので、今度もう一度穿く時はもっと時間をかけてゆっくりじっくりと穿き込んでみたいと思います!
-代官山店 大竹-
新しいワンウォッシュのジーンズって どこか わくわくしませんか? 濃い藍の色に、生地の硬さ・・・、これから自分と一緒に どう変わっていくのかという期待感と、永く付き合っていける安心感。 今回も初めて手に取ったときはそんな気持ちでした。 僕はもともと、ジーンズは余裕を持って穿くのが好きなので、衣ヴィンテージジーンズは ゆったりと穿き易かったのです。
穿き易いので、それはそれは毎日のように僕と行動を共にしていました。 たまにロールアップ(裏地の横糸の薄い茶色が見え、耳も可愛いのでお勧めです)をしてみたり、肌寒い日は長袖シャツと合わせたり、思えば一緒にいろんなところに行きました。
かっこよく言えば、僕との時間が刻まれている・・・そんな感じです。 少しずつアタリが出て、濃い藍から淡い藍に変わってくる所が出てくると、愛着がどんどん湧いていきました。 ただのファッションだけでない魅力、一着と共に生きる、それがジーンズの魅力なのではないでしょうか?