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かわら版からのお知らせです。2007.04.16

かわら版

皆様こんにちは。
衣スタッフと皆様をつなぐ“気まぐれ日記”ですが、
今回も、無事『薀蓄(うんちく)』というテーマでひとまわりする事が
出来ました。スタッフが何に興味を持ち、何を求め、何を知ったか・・が
お分かり頂けたら幸いです。
さて、次のテーマは・・・と言いたいところですが、その前に
少し別のお話を・・。

 私たち衣のスタッフには、お店に立って皆様と直接お話をする
「販売スタッフ」と、工房と呼ばれる建物内で、商品を送り出す
仕事を受け持つ「製作・管理スタッフ」がいます。
同じ衣のスタッフでありながら、
普段はまるで別の仕事をしている“外”と”中”のスタッフ。
今回は、是非、衣の“中”のスタッフにお話をしてもらいたいと思います。
普段の仕事で感じたおもしろい事、人知れず感じた苦労、
そして自分だけが知っている製作秘話・・等、
きっとおもしろい話が飛び出すことでしょう。
皆様と、直接接する事のない工房スタッフですが、
今回の気まぐれ日記で少しでもその距離が縮んだら・・と思います。

「夜桜」2007.04.07

かわら版

 先日、衣スタッフ何人かと、夜桜の見学に行って来ました。

場所は、歴史深い世界遺産『二条城』。

少し肌寒い空気の中、見上げた夜空に照らし出された桜。

ライトを浴び、誇らしげに咲くその姿は とても優雅で、美しく、

私達の心をつかんで離しませんでした。

Img_0237

黙って風雪に耐え、物言わず咲き乱れる桜達。

桜が“日本の花”で本当によかった、と思えた瞬間でもありました。

暗闇を背景に、白や淡紅色に光る桜の競演を、

Img_0229

いつまでもいつまでも忘れないでおこうと思います。

花冷え2007.04.05

かわら版

昨日の京都は、この時期にしたらとても寒い一日でした。

風も強く、辺り一面の桜色がなければ、これから冬に向かうかの様な

一日でした。

そんな桜が咲くころの、一時的な冷え込みを「花冷え」と言うのは

皆様ご存知だと思います。

また、ちょうど今の時期、薄くぼんやりと曇った

空模様の事を「花曇り」と称して言うそうです。

この二つの言葉からも、昔から私達日本人が春の季節の

草花の芽吹きをとても大切に想ってきたことが分かります。

花を中心に、自然の風景を言葉に託す・・。

日本語の持つ奥深さと美しさを、これからも追っていきたいなと思います。

まだかまだか・・・と2007.04.01

かわら版

皆様こんにちは。

本日から4月ですね。

少しの肌寒さを残しつつ、それでもしっかりと季節は移ろい

ようやく本当の“春”と呼べる日がやってきました。

あちこちで新しい季節の訪れを感じる毎日です。

ただ・・京都の桜の満開にはもう少し時間がかかりそうです。

咲き誇る日を夢見て、蕾の中そっと待ち侘びる桜達。

その華やかさで、きっと今年も街を雅やかに彩ってくれる事でしょう。

このかわら版でも、いつか紹介出来たらな、と思います。Photo_34

晴れた日の優しい空気。そよぐ風。京都の春の訪れです。

ネットショップをご覧の皆様へ2007.03.27

かわら版

この度、衣のお買い物ページが新しく生まれ変わることになりました。

本日より一ヶ月間のお時間を頂き、皆様にまた新しい顔の“衣”を

お届け出来る様、只今準備中です!

来月、4月25日にリニューアルオープンの予定です。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2007年春夏展示会開催のお知らせ2007.03.17

かわら版

種も仕掛けもあるのが手品Photo_30

目を引く桜や隠れた鯰・・・

さぁさぁ入場料無料!!

衣の手品の始まり始まり

 ’07春夏テーマは“手品

来たる3月21日(水・祝)から4月1日(日)まで、店頭にて’07春夏展示会を開催致します。
店頭に並ぶ事を夢見…衣スタッフが“衣の手品”を想い、24作品出展いたしました。
その中から選ばれし5作品が晴れて衣の商品として店頭に発表される予定となっております。
スタッフが考え、スタッフが選んだ、衣流“手品”を是非ご覧下さい。

期間中、お手元に届きましたハガキもしくは右上ハガキ画像を印刷したもの
(御住所・御名前未記入は無効となります。お気を付け下さい)
をご持参の上、5,000円以上お買い上げの方に先着でオリジナルノベルティを贈呈致します。
※数に限りがございますのでご理解ご了承ください。

~ご注意~
展示会5作品はネットショップではお取り扱い致しておりません。
詳細は各店舗にお問い合わせ下さい。

※写真左:オリジナルノベルティPhoto_32Photo_31Photo_33

※写真中、右:今回店頭に並ぶ事になった作品達。

手作り“衣千社札ストラップ”プレゼント!2007.03.17

かわら版

 衣代官山店では、本日3月17日(土)より、

チラシをご持参のうえ、税込み5000円以上お買い上げの方を

対象に、“代官山店特製携帯ストラップ”をプレゼントさせて頂きます。

(数に限りがございますので、なくなり次第終了とさせていただきます。)Photo_27

なお、チラシをご持参でない方でも右のチラシ画像をプリントアウト

してご持参頂くか、5000円以上お買い上げ時に、

アンケートにお答え頂ければ、ストラップをプレゼントさせて頂きます。

日頃、衣をかわいがって頂いているお客様に、“幸福祈願”を

込めて、代官山店スタッフが心を込めて作りました。

ウッドビーズに絣の生地。そしてお馴染みの衣ボタンも付いています。

  「これを携帯に付けて頂くと、ちょっとしたいい事があるかも・・」

ひとつひとつが手作りの為、残念ながら数はあまり多いとはいえません。

是非お早めにお越し下さい!Photo_29

詳しくはこちらまでお問い合わせ下さい。

「衣」薀蓄(うんちく)書~出石編~2007.03.13

かわら版

皆様こんにちは。

コロモールスタッフの出石です。

3月に入り、ここ京都は、急に暖かくなったかと思うと

また雪が降り出したり・・と、少し気まぐれな天候の毎日です。

それでも、くしゃみを繰り返しながら、

春の訪れを待ちきれない今日この頃です。

さて、春といえば『衣』の柄でもおなじみの桜を思い浮かべます。

私は京都にやって来て、かれこれ7年になりますが、

移り住んだ頃は、京都の春を味わう為に街中をプラプラと歩き回っていました。

大原、嵐山、御所、東山・・・など、色々な場所に足を運びましたが、Photo_25

その中でも一番好きな場所は銀閣寺から南へと続く“哲学の道”でした。

幅5m程の小川の両岸に、大小様々な種類の桜が植えられ、

それはもう 美しい・・としか言い様のない光景でした。

しかし、その華やかさや美しさと反比例する様に、桜の寿命は儚くも

短いものだというのも、事実なのです。種類により多少の差はある様ですが、

私達が目にする機会が特に多い『ソメイヨシノ』は、

寿命50年とも言われています。人よりも短いその命は、毎年“感動”を

私達に与えてくれます。咲き乱れる程に、美しく、儚い。

ただ、そんな中、樹齢100年を越える桜も存在しているそうです!

そこには、その木を助けたい・・という樹木の職人さん達の絶え間ない努力が

込められていることも知りました。

人と自然との共存。この話しを聞くと、あまりにも遠い世界の話でも

ない様な気もします。Photo_26

私達が心待ちにしている春の光景。

優しい風に吹かれて舞い踊る花びら。

感動を与えてくれる桜に、何か恩返しができないか考えてみるのも

大切なことかもしれませんね。

「衣」薀蓄(うんちく)書~福岡編~2007.03.05

かわら版

こんにちは。

大津パルコ店スタッフの福岡です。

毎日 衣の店頭スタッフとしてお店に立ち、

様々な商品に出会う中で、今までに特に強く魅かれたのが

「富嶽シリーズ」。富嶽三十六景ロンTは、私のお気に入りの一枚です。

さて、その富嶽シリーズにも描かれている『富士山』の話題なのですが・・。

 最近、富士山を世界遺産にしよう!という声が 各地からあがって

いるのを皆様はご存知でしょうか?

人類の歴史によって生み出され、過去から引き継がれた

貴重なたからもの、“世界遺産”。

その神聖かつ神秘的な響きを持つ“世界遺産”に富士山が・・!

とは、私達日本人なら諸手をあげて喜びたい事実なのですが、

なかなかそうもうまくはいかない様です。

樹海への廃棄物の不法投棄。

登山客によるゴミ問題。

雄大な富士山の全景とは裏腹に、その核となる部分は私達「人」により

汚されているのも事実なのです。

北斎が見上げた富士山。

その目に映る神々しさや崇高さを、彼は“迫力”という言葉と共に

作品に込めました。その作品が、浮世絵として人々の手に

渡り、芸術として、富士山の文化的価値を高めたのです。

この芸術作品は、きっとこの先何年間も 日本の宝として

伝わっていくでしょう・・。

そんな時、その作品にも負けずと劣らない『富士山』の景色を

次世代に受け継いでいくのが、今を生きる私達の務めかもしれません。

私自身、富士山は 東京行きの電車の中から一度しか見たことが無く、

“今年こそ歩いて頂上まで登りたい!”と密かに毎年思っています。

願いが叶うその時には、先人たちが遺した想いと、日本人としての

誇りを大切に、その勇姿を目に焼き付けてきたいです。

「衣」薀蓄(うんちく)書~島編~2007.02.26

かわら版

今年は暖冬だったため、もう花粉も舞い始め

くしゃみをしながら春の訪れを感じている、

代官山店の島です。

衣にも春の新商品がぞくぞく出てきています。

その中でも僕が毎年気になっている商品が

「お酒つきTシャツ」です。

その名の如くTシャツにお酒がついてくるのです!

毎年恒例で発売されています。

着ては飲んで、飲んでは着て、

そんな“楽しさ”が詰まった一枚のような気がします。

僕個人もお酒は好きで、よく嗜みますが

そんなお酒の薀蓄を一つ。

お酒飲みの事を「上戸(じょうご)」

飲めない人の事を「下戸(げこ)」

と皆さん言われると思いますが、

「なんで“戸”?」と疑問に思っている人もきっといらっしゃるはず。

元々の由来は中国、さかのぼるは秦の時代・・・

その秦の始皇帝が

万里の長城の寒い山上の門(上戸)の番兵には体の温まる「酒」を

たいして寒くない平地の門(下戸)の番兵には

「お菓子」を加給していたことから

飲める人は「上戸」

飲めない人は「下戸」

と言われるようになったそうです。

もし僕がその時代に生きていたら、

山上の門を守る番兵を希望したいと思います。

・・・幾分、話がそれていまいましたが

今年のお酒つきTシャツは反り返った鯰の柄です。

水墨画を思わせる雰囲気がなんとも言えず渋いです。T

お買い物のページに掲載されていますので、

是非ご覧になってみてください。

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