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『安珍清姫』2006.10.12

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和歌山県、熊野の地。
若く、清らかな出で立ちの修行僧『安珍』は熊野にある神社を参詣するEpson003ため毎年この地に足を運んでいました。
その途中、身を休める場所として庄司清重の家を宿に。

その宿の娘『清姫』は安珍に対して好意を抱き、ある年その胸にしまっておいた想いを打ち明けるのです…。

安珍は答えます。
「私は修行中の身、熊野から戻ったらもう一度ここを訪ねます。それまで…」と。

旅立ってから一向に戻らない安珍…。
安珍の言葉を疑い、嘘を付き逃げたことを知り、居ても立ってもいれなくなった清姫。
一心不乱に飛び出し、安珍の足跡を追いかけます。

…“安珍!”

その鬼女のような狂騒で追いかけてくる清姫に驚き、ひたすら逃げ回る安珍。

『こんなに想っているのにあなたはどうしてそこまで逃げるのか…』
『どうして伝わらないのか…』

皮肉にも追いかける清姫の想いはその姿を次第に蛇体へと変えていってしまいます。

…逃げ込んだ道成寺の鐘の中に身を隠す安珍。
…抑えきれない想いを邪の心に変えどこまでも追いかける清姫。

鐘の隙間からこぼれたわらじの紐を見つけた清姫はその想いを燃え上がる炎に変え、鐘ごと焼き尽くしてしまったのです。

その身も心もぼろぼろになってしまった大蛇はその姿のまま自ら水の中に身を投げ、安珍の後を追いかけました。

追う追われるの二人の運命は最後まで並んで歩むことなく、ともにこの世を去った『安珍』と『清姫』
この物語がスカジャンへと形を変え、今ここに始まります。

※写真は加工したものになります。現物とは色が異なります。詳しくはこちらの“お買い物”ページ新商品をご覧下さい。

~神無月~2006.10.11

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青く澄み渡る空…Dsc_0222
空を舞う秋のそよ風…
そよ風にその身を任せ流れゆく雲…
秋の気配が日を追うごとに深まる京都の10月です。

陰暦、神無月。各所各所に祭られた神様が一斉に出雲の国は島根県、出雲大社へ一年の事を話し合うため旅に出ます。Dsc_0238
『今年もあと二ヶ月半あまり…今年もあっという間に過ぎてゆく。今年やり残した事は…来年への準備は…』
そんな会話が聞こえて来そう…。

今年の衣がまだやり残していることの一つ“衣限定スカジャン”

4年目を迎えるスカジャンの舞台は和歌山県「道成寺」
そのお寺に語り継がれる昔々のお話。
その物語が衣限定スカジャンへと形を変え、間もなくここに始まります。

【写真】Dsc_0245
上:雨の道成寺
中:なぜか幹のねじれた大樹
下:安珍桜

’06秋冬展示会開催のお知らせ2006.10.05

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  ―― 怪態 ―Epson002

どうしてそうなのか分からないが
 とにかく普通と違う変な事を言うらしい

 和と洋が入り乱れた幕末の事なのかも知れない…
 男なのに女のふりをする人の事かも知れない…
 大人のくせに毎日文化祭をやっている気分の
 衣スタッフの事かも知れない…

 化けの皮を脱ぎ捨てて
 目指すは おもろうて 奇妙な事
 ’06秋冬テーマは“けったいなもの”06aw_206aw

来たる10月7日(土)から10月15日(日)まで店頭にて’06秋冬展示会を開催致します。
店頭に並ぶ事を夢見…衣スタッフが“けったいなもの”を想い、24作品出展いたしました。
その中から選ばれし4作品が晴れて衣の商品として店頭に発表される予定となっております。
けったいなもの見たさにぜひ足をお運び下さい。06aw_4

期間中、お手元に届きましたハガキもしくは右上ハガキ画像を印刷したもの(御住所・御名前未記入は無効)をご持参の上、5,000円以上お買い上げの方に先着でオリジナルノベルティを贈呈致します。
※数に限りがございますのでご理解ご了承ください。

~ご注意~06aw_5
展示会4作品はネットショップではお取り扱い致しておりません。詳細は各店舗にお問い合わせ下さい。

「衣」旅行記~今井編~2006.09.21

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皆様はどこでも好きな場所、行きたい場所、行きたい所一つだけ教えて!って聞かれたらなんて答えますか?
私は多分即座に鎌倉!って答えちゃいます。
毎年、秋にさしかかる頃なぜか行きたくなってしまうのです。とりわけ名所や穴場に詳しい訳でもないので、毎回そのコースはそんなに変わらないのですが…
鶴岡八幡宮からスタートして男前の大仏様を拝み、由比ヶ浜をのんびり歩いたり、江ノ電に乗ってゴトゴト揺られたりしながら帰り際に必ず寄るカフェでココアなど飲むとなんだかすごく幸せな気持ちにひたれるのです。
また、ゆっくりゆったり、時には雨の日にあたったりしても、それはそれで情緒があって。山があり海があり歴史があってただそこに居るだけで小説の一部分に自分も入れた様な気分にもなれる不思議な街に行くたび魅了されてしまうのです。
こんなにも絶賛しているとますます行きたくなってきました。
衣を好きで、そして鎌倉も好きという皆様、もしここは絶対に行っておくべきって場所があればぜひ教えてください!

「衣」旅行記~大山編~2006.09.11

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皆さんは飛行機は好きですか?
僕は、本当に飛行機に乗ることが大好きで地元の鹿児島に帰るときは必ず飛行機です。
6,7年前、学生だった頃は雲の上の景色を見るためだけに伊丹→福岡→鹿児島→福岡→伊丹と少し考えられないですが、そこまでやってしまうくらい好きです。
雲の裏側を見るのを楽しみに乗るのですが、あれは本当に別世界ですね。
遠くを見渡すと雲で出来た地平線が夕方なんて特にキレイです。
赤と青の見事なグラデーションが少しずつ動いて藍色に変わっていく姿は少し寂しい感じもしますがとても癒されます。
どこの空も夕日も星空も偉大でやさしいです。
皆さん、また機会があれば、それだけの目的のみで飛行機に乗って見るのも良いものですよ。
本当に癒されますから…

「衣」旅行記~荒谷編~2006.09.04

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こんにちは衣代官山店の荒谷です。Dsc_0074

先日、衣メンバー達と北海道に行きました。気温は25度程で少し風も冷たく過ごしやすい気候の中、自然を相手にいろんなスポーツやゲームを皆で楽しみ“おもいっきり”騒ぎました。Dsc_0082
中でも特に刺激的で強く私の心に残り、今も忘れられない経験になった事は馬に乗れた事。
オフサイドトラップやタイキブリザードと言う現役を引退した名馬も居る日高ケンタッキーファームでの出来事でした。Dsc_0128

乗馬前に馬の顔に自分の顔を近づけて話かけたり、初めて真近で見た馬の目の大きさや輝きに驚かされました。
時代劇好きの私は、映画やドラマで人が馬に跨がり駆け抜ける姿には憧れがあり、いつか自分も乗って見たい!絶対乗ったる!!と思っていた事が現実になろうとしている瞬間が数分後に訪れる....
待ち時間もそわそわしながら早く馬に乗りたい思いでいっぱいの中、遂に順番が来ました。
鞍に跨がり鐙に足を乗せ、河合さんと言う奇策で面白いスタッフさんに丸太で四角に囲まれた引き馬レッスン場まで誘導して貰いました。
進む、止まる、曲がるを馬に聞いて貰う動作や馬の性質を丁寧に教えて頂き、少し歩いて馬との距離が近づいた後に囲いの中から外に出ました。
たくさんの木々や少し急な斜面もある場内を、馬に跨がりいつもと違う視線で景色を見て全身に風を受けた感覚と草木の匂いや時々馬が出すため息や自分に伝わる上下の振動が今でも忘れられないぐらい感動しました。
人を乗せたり物を運んでくれたりと昔から人間の生活を支えてくれた馬、乗馬の後も乗せてくれた馬から離れたくない気分になりました。
馬と自然に向き合うのは30分と言う短い時間でしたが、私にとって凄く幸せな時間を頂けた事に感謝しています。
皆様も機会があれば馬と自然に触れ合って感じて見て下さい。

写真は日高ケンタッキーファームで撮影したものです。

臨時休業のお知らせ(訂正)2006.08.26

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平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。
誠に勝手ながら8月30日~9月1日の3日間、社員研修のためコロモール、三条店、代官山店の3店舗を休業とさせていただきます。(代官山店は28日より)
ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご了承下さい。

各店営業日程

【臨時休業店】
コロモール 8/30~9/1
三条店   8/30~9/1
代官山店  8/28~9/1

【通常営業店】
寺町店,名古屋パルコ店,大津パルコ店

限定リメイクTシャツ2006.08.11

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着込めば着込む程にいい味が出る衣定番の糸染めインディゴTシャツでP1030159リメイクTシャツを作りました。
その名も「あかずのヘンリーリメイクTシャツ」
抜染、ステッチ、刺し子の場所は一枚一枚違い、ボタンの大きさもそれぞれ色んな物が付いています。
重なり合った生地は手作業で縫い上げられ、自由に楽しく走る生きたステッチが一枚一枚のTシャツの表情をより味のあるものへと変えてくれます。
是非一度ご覧になってみてください。スタッフ一同心よりお待ち致しております。
数に限りがありますのでお早めに!!

「衣」旅行記~二宮編~2006.08.11

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ご無沙汰しております。コロモール店長の二宮です。Epson001

「旅」とひとくくりに言っても、僕の心には7年半前の日帰り高知旅行が今も色濃く残っています。
あれはまだ愛媛の実家に住んでいて高校卒業を目前に控えていた1999年、春。親友二人と高知の四万十川に出かけました。
JR宇和島駅から高知の土佐大正駅まで。当初は汽車で片道一時間程の旅の予定でしたが、なぜか県境を前に途中下車…。
山と川しか無い様な所を6時間もかけて歩いて行ってしまいました。
なんで歩くことになったのかはっきり覚えていませんが、この時歩いた事こそが一番の思い出になっています。
山や畑の中、線路の上…そんな所を歩きながら卒業後の進路や好きな女の子タイプなど他愛もない話をしながら歩いたことが昨日のように今も浮かんできます。それはまるで映画の「Stand By Me」のような…これから待ち受けている世界の不安と期待を田舎の早春の風や光がなだめてくれた記憶があります。
あの時の旅は特に目的もなく、人に話すような旅ではありませんが、お金も計画性もなかったこの旅が、僕の青春の象徴のようでとても大切な思い出です。
その後、僕たち3人は卒業し、それぞれ別の道へと歩み始めました。
あれから7年半が経ち、3人で会う機会も少なくなりましたが、20代のうちにもう一度くらいこんな旅をしてみたいものです。

※写真は県境の西土佐村入り口にて…

「衣」旅行記2006.08.11

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皆様と衣スタッフがもっと近づけるようにと第一弾は各店スタッフの自己紹介をしてきた気まぐれ日記。
無事、ひと回りすることができ、次のテーマは「衣」旅行記。
スタッフがおもむろに出掛け、その先で感じたことや想いを綴っていきたいと思っております。
第一回目はコロモール 二宮店長。
さて、どこに私達を連れて行ってくれるのでしょうか…。

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