王道ジップジャケット、出来ました!2016.11.19
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店です。
今回は久しぶりに登場いたしました唐獅子柄、「若獅子撚糸ジップ」の着あわせをご紹介いたします。
インディゴ染の糸を用いて編み上げられたスウェット地を、シングルライダースのように仕立てたこちらのインディゴ撚糸ジップのシリーズは、私たち「衣」の秋冬物を語る中で、外すことが出来ない存在です。(私自身、このジップは何着持っている事やら・・・)
そして、唐獅子牡丹柄もまた百獣の王と、百花の王という豪華なとりあわせの柄として、Tシャツやジーンズやシャツやジャケットなど、昔から様々な「衣」の背中に鎮座してきた大切な柄。(私自身、この柄のアイテムを何着持っている事やら・・・)
今回のジップはそんな王道同士の柄と洋服がしっかりとタッグを組み、「衣」の魅力がギュッと詰まった1着です。着て頂く中でインディゴ染がの糸が色落ちにより少しかすれた表情になったり、生地が少しふっくらと柔らかくなってきたり、背中の唐獅子牡丹を家でじっくり眺めてみたり・・・。まだお持ちでない方にも是非チャレンジして頂きたい王道の1着です。
急激に寒くなってきたので、インナーには薄手で暖かく、そして優しい「あみだ目碁盤リメイクカーデ」を差し込みました。薄手だからこそ、ごわごわと着ぶくれせずにスッキリと合わせることが出来ます。ジップの隙間から少し覗いたパッチワークもまた表情よしです。
今年の冬場の1着を迷われましたら、是非こちらをお試しください!
実は便利!!チェスターコートの冬2016.11.12
皆様、こんにちは代官山店です。最近めっきり寒くなっていよいよ冬の気配がしてきましたね。
アウターの準備はされていますでしょうか?今回は実はとっても便利なチェスターコートをご紹介。
主役はKRMの「SASHIKO chester coat」。
鬼刺し子と呼ばれる目の粗い無骨な生地を使った重厚な1枚。インディゴの経年変化も楽しみですよね。膝丈のすっきりと洗練されたシルエットが特徴のチェスターコートが、この無骨な鬼刺し子生地で表現されると何とも魅力的に!!
インナーに明るい色みのカットソーやデザインパンツでカジュアルダウンさせても、とっても絵になりますよね。またチェスターコートは着丈が長い分、羽織るだけで全体の着こなしを上手くまとめてくれるのです。
■スタッフ着用作品(身長170cm)
・しだ桜変わり衿ロンT
・刺し子ストライプパンツ
・Patchework Border BAG
勿論シャツスタイルにもバッチリ合いますよ。思い切った総柄シャツでもうるさくなりません。コートの衿元も開いてますのでストールなどの小物にも相性が良いのです。
■スタッフ着用作品(身長170cm)
・牡丹唐草 藍型総柄シャツ
・スリムストレートジーンズ
・革がまぐちショルダーバッグ(鯰)
・インディゴチェックストール
全く違った印象の2つの着合わせもそれぞれがとっても上手くまとまってますよね。きっと皆様のお手持ちのお洋服とも相性は良いと思いますよ。今年の冬はチェスターコートを思う存分堪能されてはいかがでしょうか。
重ねて合わす2016.11.04
一気に寒くなってきました…。この時期は毎年着るものに悩みます…。今回、三条店からの着合せは重ね着のご提案です。
KRMから出ています「着物衿ロンT」に衿付きのシャツを重ねました。着物の襟をイメージして作られた、ちょっと他には無いデザインに長袖シャツの衿がとても良く合うのです。
合わせているのは今季のKRM「シャンブレーシャツ」。とてもとてもシンプルなこのシャツですが、衿周りにリメイクが施されていたり衿先には赤いステッチも。
シンプル過ぎて物足りない方には総柄長袖シャツを合わせても、すごく合います。柄で遊びたい方にはインナーを派手なもので合すのがおすすめです。本格的な冬にはこの上からJKやコートを羽織ってもう一つの合わせも楽しんで頂きたい1枚です。
井桁こぎん刺し子2016.10.27
朝晩の冷え込みに、そろそろ冬の支度をはじめようかな?と思うようになりました。でもまだまだ気温が安定しなかったり、なかなか着あわせが難しいですね。
今くらいの時期に一番重宝するのがやはり羽織物。ちょっと「いい顔」の羽織物をおすすめさせていただきますね。
『井桁こぎん刺し子カバーオール』
“井桁(いげた)”とは、古くからある模様の一つで、井の字型の模様の事を言います。絣の模様などでよく目にする事もあるかと思います。その井桁模様のこぎん刺しをモチーフに織られた生地を使い、仕立てられたのがこちらのカバーオール。
カバーオールといえば、以前の着あわせブログでもご紹介させていただきました「麻の葉刺し子カバーオール」。同じ形なのですが、着てみるとびっくりするほど印象が違います。ガシガシっとしてワークテイスト抜群の「麻の葉」に対してこちらは柔らかく、ふわっと体に添うような着心地。なんだか上品な印象すら受けます。
【着合わせ使用作品】
・井桁こぎん刺し子カバーオール
・格子刺し子ベスト
・亀田縞長袖シャツ
・古布ネクタイ
・刺し子ストライプパンツ
今回は同じく「いい顔」の生地を使った衣たちを集めてみました。テーラードのジャケットともまた少し違う、キレイ目な着あわせです。着心地、生地の表情。思わず手にとって、じっと見つめてしまいますよ。ぜひお店で手にとってみてください!
ふわふわで着回し!2016.10.20
皆様こんにちは。心斎橋店です。
今週に入ってこそ、少し暑さが戻ってきましたが、その前あたりでは急にぐっと冷え込み寒暖差が激しかったですね。体調などはいかがでしょうか…? 本当につい最近まで真夏日で半袖の方もちらほらお見かけしておりましたが、ここからは本格的に秋冬モードに突入です!!
肌寒い…何を羽織ろうか…? 衣に新しくカーディガンが登場いたしました! 今回、心斎橋店からは「あみだ目碁盤裏毛カーデ」をご紹介いたします。
このカーディガンの特徴は、名前にもあります「裏毛」であること。 表のふわふわした凹凸と、もこもこした裏毛…ダブルで暖かいカーディガンです。
【スタッフ着用 身長171cm】
・あみだ目碁盤裏毛カーデ(紺/S)
・七宝一反木綿ロンT(黄/M)
・鬼刺し子パンツ(インディゴ/M)
薄手の裏毛なので、肌寒いときはカットソーの上に1枚羽織るだけでかっこいい形に! 前をあけて着て頂いても、だらしなく見えずすっきりとしたラインに収まってくれます。
【スタッフ着用 身長171㎝】
・あみだ目碁盤裏毛カーデ(白/S)
・麻の葉刺子カバーオール(薄茶/M)
今度はカーディガンの上からカバーオールを合わせてみました。中でごわごわした感触も無く、気持ちよくあったかく重ねて頂けます。衿の部分は立てるもよし、折り返すのも良し。些細な部分ですが印象が違って見えるので、着回しに重宝します!
どんどん冷え込む季節…重ね着であったかくして寒さを迎え撃ちましょう!
古きを温め、新しきを知る。2016.10.13
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店です。
週も変わった頃合いより、やっとこ気温も下がり始め、いよいよ秋冬物のシーズンがやってきましたね。衣にも今年も新作が続々入荷しておりますが、まずはこの10月、明日から着たい!着あわせをご提案させて頂きます。
あみだ目碁盤裏毛リメイクカーデ(紺・Mサイズ)
古布撚糸ヘンリーT(インディゴ・Mサイズ)
着用スタッフ身長:185cm
この二つのアイテムに共通しているのは、パッチワークで使われている「古布」の生地。かつて仕事着であったり、普段着であったり、はたまた粉袋として使われていたり・・。一度その役目を終えたかのように思える生地が少しだけ使われているのですが、改めて今の洋服にパッチワークされてみると、逆に主役とも言えるぐらいのアクセントをつけてくれます。
「旧きを温め新しきを知れば以って師となるべし」
やはり先人の生み出してきた生地こそ、現代の洋服にとっても最高の先生であるようですね。
ことに、この「あみだ目碁盤裏毛リメイクカーデ」は生地の柔らかさ、軽さも別次元の着心地でアウターとしても優秀ながら、着重ねても重くなりにくく、秋の肌寒さから優しく身を守ってくれるような1着に仕上がっており、どなたにもおススメです!
気軽にアンティークを身にまとえるこんな着合せ、是非、オスティアジャパン衣 寺町店でお試しさいませ!
※「あみだ目碁盤裏毛リメイクカーデ」は取り扱いのない店舗もございます。各店までお問い合わせくださいませ。また、オンラインショップにも近日登場予定です。
秋を纏え!!~カバーオール活用術~2016.10.09
すっかり涼しくなり、今が一番オシャレを楽しめる時期ですね。皆様、こんにちは代官山店です。
今回は秋を代表するアイテム、カバーオールを使った着合わせをご紹介します。主役は新作「麻の葉刺子カバーオール」の苔色・・・。
秋らしい色味と衿、袖、ポケットに施された麻の葉刺子柄の生地がとても雰囲気ある一枚です!! カバーオールって実はカジュアルなものからフォーマルなものまで幅広いアイテムと相性抜群なんです。
まずはロンT+ベスト。
ベストを合わせることでワークアイテムとは思えないくらいすっきりとした印象になります。インナーはあえてシャツではなくロンTにすることでカジュアル感を演出。
■スタッフ着用作品(スタッフ身長:170cm)
・ボロリメイクベスト
・夜霧の中の妖怪百鬼夜行ロンT
・革がまぐちショルダーバッグ-鯰-
続いて長袖シャツ
これは程よい清潔感と大人な雰囲気を漂わせる着こなしです。気温が下がるにしたがって、ウールセーターやマフラーなどの小物を合わせても効果的ですよ。
■スタッフ着用作品(スタッフ身長:170cm)
・亀田縞長袖シャツ
カバーオールは真冬のアウターよりも薄手でとっても使い勝手が良いのです。中にあわせるものもその日の気分で変えてみても面白いですよね。皆様も是非秋を纏ってお出掛けしてみてはいかがでしょうか。
合わせて合わせて着まわす1枚2016.09.29
朝・晩は秋らしく肌寒い日が多くなった京都からオススメ着合わせをご提案いたします。
衣の新作、綿セーターをご紹介。
「コギン刺子クルーセーター」
『コギン刺し子』
青森の伝統的な刺し子「コギン刺し子」をイメージした柄を、贅沢にインディゴの糸で編みたてました。
紺色の部分はインディゴなので着込むうちに色落ちし、その色落ちが白のコギン柄に馴染み、良い風合いになります。綿100%のニットは着馴染みしやすく着ていて心地良い素材です。
■着あわせ作品
・シャンブレーシャツ(インディゴ/L)
・KRMスリムストレートジーンズ(インディゴ/34)
【スタッフ身長 185㎝】
ストールや、小物等でいろいろな合わせを楽しんで下さい!!
麻の葉刺し子カバーオール2016.09.22
重ね着の楽しい秋。そろそろ本格的に秋物が欲しくなってきますね。長袖シャツ?ベスト?何から買おうかな?と悩ましいですが、そんなふうに悩む時間も楽しいですよね。
今回ご紹介するのは早くも店頭に登場したカバーオールです。「麻の葉刺し子カバーオール」
衿とポケット、そして袖の折り返しには『麻の葉』の文様。古典的かつ普遍的な幾何学模様が刺し子で施されたこの生地、今年の初めに長袖シャツでも使われていましたね。麻の葉文様には「魔除け」や「子供の健やかな成長を願う」といった意味があり、神聖な柄でもあるそうです。
目を引くワンポイントが個性を主張していますが、無地部分も多く全体的にはシンプルで使いやすい一枚。色味も落ちつきがあり、どんな色ともあわせやすい薄茶と苔の2色での展開です。
このカバーオール、これまでにスタッフの着あわせブログやFacebookなどで紹介されてきた作品とも相性がいいんですよ。
長袖シャツの上にさらりと羽織るのはもちろん。ロンTにあわせて、気温が下がってくれば更にベストを重ねても。
今すぐ使える。というよりも、季節が進むのに合わせて、重ねていく事で楽しむ。そんなアイテムです。秋の新作買ったよ!という方は次の一枚に。まだ検討中という方はこのカバーオールに何をあわせようか?を検討材料に(笑)。ぜひお店で手にとって、試してみてください。
季節になじむ着心地2016.09.15
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。
気がつけば蝉の声は無くなり、夜に虫の鳴き声がチラホラ聞こえてきましたね。
もうシーズンは秋。衣でも秋の新作が続々と店頭に登場しております。寺町店よりのおススメは今年も登場!の「妖怪シリーズ」、そのモチーフは百鬼夜行。カラス天狗を筆頭に、大きな天狗の面や妖怪「火車」など、今回はよりバラエティに富んだ妖怪が勢ぞろい・・・。
【スタッフ 177㎝】
夜霧の中の妖怪百鬼夜行絵巻ロンT
百花王七分袖シャツ(藍/M)
刺し子ストライプパンツ(インディゴ/M)
個人的には着用画像の「萌黄色」が秋らしい少しくすんだ色雰囲気を感じられ、お気に入りです!!
そして、「刺し子ストライプパンツ」
一般的には経糸・緯糸共にインディゴ染の糸を使い織られた生地に、白いドットをストライプ上にプリントされたパターンをウォバッシュ柄と呼びますが、今回はプリントの代わりに、刺し子状に糸を施すことでオリジナルのウォバッシュ柄を作りました。だから、このパンツは通称「和バッシュ柄」。
足首につれて細くなっているシルエットは足にそってスッキリとした見た目となりますが、それとは裏腹に履き心地はソフトで膝の動きにもなじんでくれます。また、程よく肉厚な生地感もこれからの季節に向けて頼もしい1本です。
そろそろ半袖Tシャツや、ハーフパンツや薄手のパンツも出番が減ってきます、新しい1着を身にまとって秋の空気になじむ着心地をご一緒に楽しんでみませんか?