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「衣の着あわせ」 寺町店2011.12.02

寺町店

こんにちは!寺町店です。
京都では、昼間はまだ暖かな日があるものの、朝晩はかなり冷え込むこの頃。冬もののアウターを着込んだ体からは、白い息が出るようになりました。そんな冬の冷たい空気もなんのその。衣に温かい冬物が登場!

『壁画金魚シベリアンジャケット』 2

フードにあしらわれたリアルファーは、ふわふわした長めの毛で柔らかくなめらか、肌触りの良さは抜群です。なので「首元がチクチクするのが苦手」とファー付きのアウターを着用を断念されていた方にも、ぜひこの快適さを味わってみて頂きたいです。

衣でも冬には珍しい“金魚柄”というのもポイントなんですが、実はこのプリント柄の原画は非常に変わった表現方法で生み出されています。

なんと、墨で描かれた金魚に“あるもの”を振りまいたそう…!? すると…、その“あるもの”が振られた部分の墨に変化が。次第に墨を吸い上げ、なんとも言えない独特のムラを作り上げるのだとか。そんな“あるもの”は何なのか…。店頭で、ご説明差し上げます!3

そして初冬ごろにアウターを着られる際に、よく聞くお悩み。「ジップを締めたら暑すぎる…、けど中に何を着ようかな…。」 そんなときにお勧めなのが総柄ロンTです。

『華総柄ロンT』 Photo

暗くなりがちな冬のコーディネートに、1枚でも主役級の総柄ロンTを差し色として使うことで、全体をグッと引き立たせてくれる名脇役にも、なってくれるんです。

この冬のコーディネート、悩まれている方は衣のスタッフに是非、ご相談下さい!

京都・和の藍染め~衣(ころも)~

衣 寺町店 臨時営業時間のお知らせ2011.10.28

寺町店

平素は当店を御利用いただき御厚情のほど、心より御礼申し上げます。

衣寺町店より、臨時営業時間に関するお知らせです。

【10月29日(土)】 13:00~20:00


皆様にはご迷惑をおかけ致しますが、ご理解いただきますよう宜しくお願い致します。

衣 寺町店(TEL:075-212-6353 Mail:koromo-teramachi@kodaishin.jp

「民族楽器」 寺町店 山田2011.10.25

寺町店

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。

寺町店の山田です。

この秋冬の衣「少数民族」はもう、見て頂けましたでしょうか?さて、今回は私が「少数民族」という言葉から1番最初に連想した『民族楽器』について触れてみたいと思います。

まずは世界最古の管楽器と言われる「ディジュリドゥ」3 1000年以上前(2~3万年前との説も!?)オーストラリアの先住民アボリジニによって作られたとされています。

同じ木管のフルート等とは違い音階を指で変えれるような構造は一切持たず、低く唸るような振動音を口の形や吹き方により変化させ、その音色を鳴り響かせます。古来より祭礼に使われていた為かどこか呪術的で厳かな気持ちにさせてくれます。

続いては、ギニアを中心とした西アフリカにおいて生まれた「ジャンベ」2 こちらは打楽器ですが、いわゆる“バチ”を使わず素手で叩きます。リズム感や躍動感がそのまま体に伝わり、踊りだしたくなるような心地良さ!です。

そして、今回の私のオススメは唯一体験したことのある民族楽器「口琴(こうきん)」です。 こちらは日本ではアイヌ民族が好んで使ってきたとされています。ビールの栓抜きのような金具を口に当て、中央のレバーを引くだけなのですが、さてその音色は!一言で言うと「ビョ~ン」・・・。

Photo

民族楽器と言う言葉の重厚なイメージとは裏腹に、ひときわ間抜けな音でして、口の形を変える事でこれが「ビ~ヨヨヨ~ン」となるわけです(伝わりますでしょうか?)

とにかく弾き続けると小さな事にこだわっている自分がバカらしくなる事、間違いなし!の楽しさなんです。手軽に遊べる『民族楽器』ですので皆様も是非、お試しを!

京都・和の藍染め~衣(ころも)~

「衣の着あわせ」 寺町店2011.10.13

寺町店

着合わせブログをご覧の皆様こんにちは。
衣寺町店です。

京都も少しずつ涼しくなり、今が一番過ごしやすい季節になってきました。さて今回、寺町スタッフがご提案する着あわせはコチラです。Teramachi

先週から店頭に新しく入荷した「さざ波龍ジップ」!!巻き上がる波の中に潜んでいる龍が一枚ずつ刺繍されていて、スカジャンっぽい見た目がすごくカッコいいです。

インナーには「荒波雷雲彩七分袖T」。落ち着いた色目の総柄が、インディゴ撚糸のジップにはよく合います。(“インディゴ撚糸”とは?→「生地のハナシ」で紹介しております。ケイタイの方はコチラから。)

ボトムスには「丸鯰衣ランチパンツ」を履き、思いっきり色のコントラストをはっきりさせてみました。パンツの裾を少しロールアップして、スニーカーやショートブーツ等を合わせてみて下さい。Teramachi2

この着合わせは男性・女性どちらでもカッコ良く着て頂けるお勧めの着あわせです!!ぜひご試着だけでも、店頭まで見にいらして下さい!!

※「さざ波龍ジップ」は、近日中にオンラインショップにも入荷予定!お楽しみに!!「荒波雲龍彩七分袖T」の入荷、「丸鯰衣ランチパンツ」の再入荷は予定されていません。衣各店まで、ぜひお問い合わせください!

京都・和の藍染め~衣(ころも)~

BORO2011.09.07

寺町店

いつも気まぐれ日記をご覧頂き、ありがとうございます。
オスティア・ジャパン衣の作品名などでも、よく耳にする「襤褸(らんる)」。
「襤褸」とは破れる度に何枚も何枚も当て布を施した状態(ボロ)になった衣服のことで、
「襤褸」は「ぼろ」とも読む事ができます。また、その一言では語れない程の歴史があります。

その昔、青森県で極貧の生活にあえいできた農民が、東北の寒い気候で知恵を使い生み出した「襤褸」、
そこには、破れた衣服で働く夫に少しでも暖かく過ごしてもらいたいと願った女性の「想い」や、
麻が主流であった当時「綿」その物が貴重であり、少しでも無駄にすまいと考えた「モッタイナイ」の
精神も一緒に縫い付けられているのです。

この「BORO」という本には、この「襤褸」の写真と共にどのような背景で生まれたのかが推測され、
記載されており、すごい面白いですよ!今期のテーマ「襤衣」のルーツも垣間見ることが出来、又、
これが一つの道しるべとなります。

襤褸のことにあまり興味がない方でも、まずは1ページごらん頂きたい、
また、襤褸をよく知らない方にも是非読んで頂きたい1冊です。

物が溢れ、使い捨ての時代に慣れてしまっていますが、
この時代だからこそ考えさせられました。興味ある方は貸し出しもしますね!!
寺町店 近藤でした。

「衣の着あわせ」 寺町店2011.08.27

寺町店

こんにちは!!衣 寺町店です!!!

毎日暑い日が続いていますが…、この猛暑もそろそろ落ち着いてくるそうです。

衣では早くも秋の新作が入荷し、スタッフも何を買うかウキウキしています!まだ気温も高い、今の季節ですが、今回は少し先を見越して、秋を取り入れた着合わせをご提案させて頂きます!!

この夏の総柄「桐唐草鳳凰Tシャツ」の赤色に合わせたのは、秋の新作「蓮華スタンド七分袖シャツジャケット」Photo

スタンド襟なのでジャケットっぽくも着ていただけますが、生地は着やすく軽い綿素材なので、今すぐ着ていても風通しも良く気持ちがいいですよ!凹凸のついた生地の質感も大人っぽい一着です。

ボトムスには「刺し子織り道着パンツ」を組み合わせて完成です。

Photo_2

そろそろ秋を取り入れたいこの季節、七分のシャツでまったりお散歩などいかがでしょうか?その他にも、店頭には着まわせるアイテムが続々と揃い始めております。皆様のご来店をお待ちしております!

※「蓮華スタンド七分袖シャツジャケット」は、オンラインショップでのお取り扱い予定のない作品となります。ぜひ、衣各店までお問い合わせください!

「花傘巡行」「還幸祭」 寺町店2011.08.11

寺町店

こんにちは。寺町店です。
蝉の声で目を覚まし、朝顔に水をやり、テレビをつければ高校野球中継…。皆様、夏ですね!

今回、寺町店よりご紹介する祭は「花傘巡行」「還幸祭」。前週の三条店でも紹介された祇園祭ケータイの方はこちらからの中の一行事です。

7月いっぱい続く祇園祭の中で主にクライマックスとされるのは、17日「山鉾巡行」ですが、このお祭りは一週間後の24日に行われます。

京都花街のキレイどころによる踊りや子供神輿、祇園囃子にお稚児さん等、総勢千人もの行列が続きます。寺町店のあるアーケードの中を練り歩くので、それが一段落するまではお客様も皆この行列に釘付け、スタッフも「気もそぞろ…」(笑)。Photo

そして、夕暮れ過ぎると「還幸祭」、昼の華やかな行列とは一転、そろいのはっぴに身を包んだ男衆が「エイサー!エイサー!」の掛け声と共に威勢よく練り歩きます。Photo_2

こちらは寺町店が閉店後の8時頃より10時位までアーケードを通りますので、毎年、店の前に椅子を出し、ビールを片手に特等席で眺めたり、という姿もあちこちに見られます。言わば地元の人々にとっての隠れた楽しみが、この「還幸祭」です。そして、この夜を最後に神様は神社へ還るそうです。

毎年、この日が終わると、私たち寺町店のスタッフは「祇園祭」が終わったなぁ…と感じます。今年は終わってしまいましたが、来年、再来年、祇園祭に来られる際には、山鉾巡行が終わっても気を抜かず、一週間後のこのお祭りも是非、味わってみてください。

オリジナルの襤衣(らんい)2011.07.16

寺町店

今期のテーマである「襤衣(らんい)」、私の持っている衣の中で、
このテーマにピッタリなジーンズがあります。
こんにちは、衣寺町店の山田です。

そのジーンズとは…、「襤褸笑覧(らんるしょうらん)ジーンズ」。

ある時、久しぶりに会ったスタッフから、
私のはいていたこのジーンズを見るや、
「あのジーンズが、こんな色になるのー??」と言われた1本。

数年前、手に入れた当時は、
数種のデニム素材を切り替えしたデザインに、
色が育ち“あたり”のついたアンティークの藍染生地を
部分的にあしらった、その姿が面白い1本だったのです。

それから穿きこみ、洗い込んでいた事で、
私も気づかないままに少しずつ表情を変えていたようで・・・。
改めてじっくりと鏡で見ると自分でもびっくりする位!
面白い色落ちをしていました。

デニムらしいタテ落ち、ストライプのような色の落ち方、
ドット状にぼんやり色落ち・・・、その組み合わせに、
部分使いされたアンティーク生地がぐっと溶けこみ、
「よく、ここまで育ってくれた!」と、
思わず自画自賛したくなってしまう1着になっていたのです!

「襤衣」とは愛着をもち使い続けることで、
いつの間にかその姿になっているものなのかも知れません。
寺町店には、実は何処にも紹介していない「襤衣」があるのですが、
その作品を見ていると、このジーンズをもっともっと自分だけの
「襤衣」にしたいと思いました。

 

 

お気に入りの衣2011.06.24

寺町店

今日は、オスティア・ジャパン衣 寺町店の神田です。
「お気に入りの衣」、僕が一番に思い浮かんだのは「雲の中の蓮半袖T」です。

これは、僕がオスティア・ジャパン衣に入って初めて手に入れたインディゴのTシャツです。
何故これがお気に入りかというと、衣の作品の中でも花の刺繍が入ったものが大好きな僕。
衣に入ってからずっと花の刺繍物やプリント物ばかり買っていました。

そろそろ暖かくなってきたし、インディゴのTシャツも1枚欲しいなと思っていた時に、
このTシャツがお店にやってきたのです。インディゴの深い青に真っ白な蓮の刺繍、
刺繍の色は他にもいくつかありましたが僕は白に魅かれ、
お店にこの作品が入ってきた時から絶対に欲しいと思いました。

さらに作品の入荷時に、ちょうど寺町店でおこなっていた刺繍入れイベント、、、
これは縁だと思い、思い自分の名前にある「虎」という字まで入れてもらいました。

そう、初めてのインディゴTシャツであり、自分の名前入りの僕だけの一点物。
今は何度も洗いをかけて少しずついい色になってきています。
もっともっとたくさん着て、いい色に育てたいです。

そういえば、最近、白い蓮の刺繍の入ったフードジャケットが登場しました。
インディゴに映える真っ白な蓮の刺繍、これもすごく気になる作品の一つです。

「昭和の町並み」 寺町店 近藤2011.06.14

寺町店

いつも気まぐれ日記をご覧頂き、誠にありがとうございます。
寺町店の近藤です。

衣スタッフの気まぐれ日記テーマの「昭和の~」の昭和という時代は、正直あまり実感がないのですが…、聞いてすぐに思い浮かんだのは昭和20年代30年代の“町並み”や“家”が、すごく好きという事です。実際にその時代に生きていた訳でもないのですが、あのレトロな雰囲気はすごく落ち着きます。

コンビニも携帯電話もない、今の便利な時代とは かけ離れていますが、私はあの時代に憧れを持っています。

京都の太秦映画村には、その年代の町並みや家の中を再現した建物があり、すごく面白いです。その場所にずっといても全然飽きず…このまま住みたいと思ってしまいます。

あの時代に戻れることはないですが、その気分だけでも味わえるので、興味のある方はぜひ行ってみて下さい。

写真は皆様ご存知の方もおられる事と思いますが、今季開催されたの春夏展示会のイメージ画像です。私が思い描く昭和の風景だったので、載せてみました!Photo

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