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私の特別な衣「出会った人を思い出させてくれる衣達」2012.08.15

三条店

クローゼットを目の前に、う~ん…と考えこんでしまう私…。この中から1つを選ぶ…、それが難し!!考えた挙句、私のお気に入りコレクションをご紹介します。

こんにちは!夏も折り返しに入り、夜は少し過ごしやすくなってきましたね。三条店の赤瀬です。

三条店に私がいない…。と、ここ最近、スタッフ伝いによく耳にしました。そうです、私はこの1年、期間限定ショップ店長として全国を巡らせて頂いていました!本当に旅人のような生活に「スナフキン赤瀬」とお客様に名前を付けられるほど…。

色んな土地や人、食べ物との出会い、本当に素敵な時間を過ごしました。そして、行く先々の限定ショップで「限定作品」が出ているのはご存じでしたか!?そこに行った人だけしか見る事ができない特別な1枚…。

そうです!今回私がご紹介するのは限定ショップで集めた自慢の「期間限定ショップの限定作品コレクション」です!!!普段のお店には登場しないものばかりなので、見たことが無いアイテムも多いのではないのでしょうか。

この1枚1枚を見ると、行く先々で出会った人や情景、全てが昨日の事のように思い出されます。ただの服ではなく、日記帳のような役目を果たしてくれるこの子たちは、決して手放す事ができない宝物となりました。一期一会とはよく言いますが、私にとって衣の服は出会いを繋いでくれるかけがえのないものなんです!

皆さんの手元で、衣の服はどんな活躍をしていますか?

「いよいよ祇園祭も佳境です。」 三条店2012.07.13

三条店

七月の京都と言えばやはり「祇園祭」。佳境を迎える14日、15日、16日の3連休、そしてメインの17日山鉾巡行は、たくさんの人で賑わいます。三条店の広いウインドウから見える三条通りには、楽しそうに歩く浴衣姿のカップルや、お父さん、お母さんと手をつなぐ、お面を頭に載せた子供たち。店頭に立つ僕らも、幸せな気分を分けてもらえます。Etegami_2

こんにちは。三条店の小塩です。今年もいよいよ夏本番の七月ですね!みなさんは、この3連休どうお過ごしになられますか?。

三条店の連休は、通りだけでなく店内も賑わいます。柔らかで丈夫なジンバブエコットンを使用した「赤いママリリスT」。Tシャツでも人気だったあの柄を、軽やかな半袖シャツに落とし込んだ「桐唐草鳳凰シャツ」。夏にどんどん穿き込みたい藍染め「鯰刺し子ロングパンツ」Etegami_3

人の多さに負けじと、お店にもたくさんの新商品が並んでおりますので、祇園祭にお越しの際は是非、三条店にも遊びにいらして下さいね!

~【三条店オリジナルアイテム入荷お知らせ】~

好評を頂いております三条店オリジナル「絵てがみ」シリーズ。今回は子供服『童』の新柄に加え、大人用の『衣』も登場します。

新柄は「鬼っ子」。気持ちを伝える女の子オニ、男の子オニは一体どう思っているのでしょうか?その答えは、Tシャツの“背面”に。是非、三条店にて照れ屋な男の子の答えをご覧ください♪

「【童】絵てがみ半袖T(鬼っ子)」Etegami
<価格>¥5,565(税込)
<サイズ>80㎝~120㎝
<カラー>

「【衣】絵てがみ半袖T(鬼っ子)」
<価格>¥6,195(税込)
<サイズ>SS~L
<カラー>

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「およそ一年、着込みました!」 三条店 小塩2012.07.02

三条店

皆さんは長く着込んだ“育てた”お気に入りの一着、お持ちでしょうか?私は今、およそ一年、「着こみました!」と胸を張って言える作品を持っています。こんにちは!衣三条店の小塩です。

新しいブログテーマは「お気に入りの衣」。今回は僕の一枚を自慢させて頂きます。

数年前、僕は衣のスタッフとなりました。右も左もわからず、ただおろおろするだけの毎日。そんな新人の目には、毎日、お店に足を運ぶたびに羨ましく映るものがありました。それは、仕事終わりの先輩方が、長く着込んだお気に入りのインディゴTシャツに着替えること。僕はそれが羨ましくて仕方ありませんでした。

いつか自分も!そう思っていた僕は、とうとうお気に入りの一枚「手描き抜染唐獅子半袖T」に出逢いました。購入してからは2~3日に1回は着用し、あえて中性洗剤ではなく通常の洗剤で洗い込み、どんどん藍色を冴えさせていきました。 Osiot1

インディゴ撚糸という素材も、その編みたてられる時どきの個性があり、その個性にもよるのですが、この作品はインディゴが比較的早く変化してくれて、インディゴ撚糸のボコボコっとした風合いも個性的なアタリとして表情を出してくれるようになりました。インディゴの色が冴えるとともに、刺繍のが一段と綺麗に映えてきました。次の一枚は、絶対に大胆な刺繍ものにしようと今から企んでいます(笑)Osiot3 Osiot2

僕の自慢の一枚、三条店にて“色落ちサンプル”として飾らせていただいておりますので、機会がありましたら是非、手に取ってご覧ください。みなさんも自慢の撚糸Tシャツをお持ちでしたら、スタッフに自慢してみて下さいね!

【コメント閲覧・投稿方法】

①下線の入ったブログタイトル(上部にございます。このブログであれば『「およそ一年、着込みました!」 三条店 小塩)』という部分をクリック。

②ブログ個別ページ下部に、コメント一覧が掲載されます。さらに下に現れる「コメント投稿欄」に必要項目を記入いただければ投稿完了です。

※スタッフブログ「お気に入りの衣(ころも)」掲載後、1週間以内に書き込んでいただいたコメントのみ、対象とさせていただきます。1週間以後に記載いただいた場合、大変申し訳ありませんが反映いたしかねます。また、書き込んでいただいた内容は、衣での確認後に添削・掲載させていただきます。ご記入後すぐには反映が行えませんので、あらかじめご理解くださいませ。

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「青い瞳の藍染め作家 吉原ホルバート・ハンガ展」 三条店2012.06.21

三条店

三条店にて開催中の阿波本藍染め『吉原ホルバート・ハンガ展』

ハンガさんご本人も三条店に駆けつけて下さった先週の土曜日は、梅雨入りまもなくの大雨にも関わらず、衣のお客様をはじめ、ハンガさんのお知り合いの方、たくさんの方々にお越しいただきまして、ありがとうございました。 Aiten_2 Aiten

雨音が静かに聞こえる三条通りとは対照的に、本藍染めの自然の香りと、阿波の藍(あお)に染まった店内は、人と人との話し声と笑顔で店内は賑わい、一日中が素敵な空間でした。多くのお客様が来られた一日。本藍の美しさはもちろんですが、ハンガさんの人柄があればこそだったと思います。

帰り際、ふとハンガさんがおっしゃた一言。「ころころ表情が変わる、まるでここは生きているお店…。」

ひとつひとつ作品を飾り、お客様がその作品を連れて帰って下さる。そしてまた新たな作品を飾り、またそれが…。一刻一刻と移り変わり、店そのものの顔も同じ表情にはなることはない。それはまるで阿波藍と同じ。そこが面白い、と。Aiten_3Aiten_4

三条店での『吉原ホルバート・ハンガ展』は24日(日)まで。今週末は是非、三条店にお越しください。作品からは本藍の良さはもちろん、ハンガさんの魅力も感じて頂けると思います。

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

京都3店・名古屋店 臨時営業時間短縮のお知らせ2012.06.19

三条店

いつも衣(ころも)のお店に御来店頂き、有難うございます。

誠に勝手ながら、台風の影響により下記4店舗を、本日18時00分までの営業とさせて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。

【コロモール・寺町店・三条店・名古屋店】

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「藍染め釦お付けいたします。」 三条店2012.06.15

三条店

「育てる」を大切にする衣(ころも)には、Tシャツをはじめ、たくさんの藍染めアイテムががあります。6月の三条店では、そんな衣の魅力を立ち返るような、「藍」にちなんだイベントをご用意いたしました。期間は6月16日(土)~24日(日)までの9日間。是非遊びにいらして下さい!

【藍染め釦(ぼたん)をプレゼントさせて頂きます!】

期間中、対象作品をお買い上げのお客様に「衣オリジナル藍染めボタン」をプレゼント。お買い上げ頂いた作品をお預かりし、お好きな位置にボタンを付けさせて頂きます。数種類の藍染めボタンの中からお好きなものを選んで頂けますので、是非ご自身の「藍色」を連れて帰ってあげて下さい。 Ai_2 Ai

また同期間中、衣の主が徳島に出向いた際、「藍」に負けない美しい“あお”の瞳を持つ作家、吉原ホルバート・ハンガさんに出逢いました…。その阿波藍作家の展示販売会を開催しております。

ハンガさんと衣主との出会いはこちらから携帯の方はこちらから。)

(本藍についての「もの作りのハナシ」はこちらから携帯の方はこちらから。)

徳島には“暴れ川”と呼ばれ、日本一洪水が多いと言われる吉野川があります。水の恩恵を受けた肥沃な大地は、「阿波藍」の生育に最高の条件となり、徳島にどんな宝石よりも美しい「藍色」をもたらしてくれました。それから時を経ても、なお、じっくり時間をかけてでしか作りえない、時には予想できない染め上がりになる「藍」を楽しむ。その想いはハンガさんの作品達とともに、この展示販売会を通じて感じて頂けたらと思っております。Ai_3 Ai_4

たくさんの藍染め作品が並ぶ三条店は、いつもとは何だか少し違う空間になっています。16日(土)は作家さんご本人が店頭にお越しいただき、作品について語ってくださいます。是非、店頭に遊びにいらして下さい。

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「青い瞳の阿波藍作家」 衣主(ころもあるじ)2012.06.13

三条店

その、澄んだ青い瞳は、藍の色が映ったのですか・・・?空の青が海の青に反映され、「色」という言葉では表現できえない色彩を生み出す自然のように、その人の瞳は輝いていました。

去年、阿波藍を本格的に勉強したくて、通った徳島の大学の中にある「藍の家」で彼女に初めて出逢った時の印象です。

ちょっとした観光の寄り道くらいかと思っていたその人は、遠い国から、ただただ、ジャパン・ブルー藍色に引き寄せられ、確たる信念の中、阿波藍の魔力にとりつかれた一人だったのです・・・。そして、その真剣な横顔に惚れてくれたご主人と巡り逢い、この地に根を下ろすことを決めた人だったのです。

藍は世界でも数少ない付着染料であるがゆえ、時間をかけ繊維に染み込ませないとなりません。静かに1点を見つめ、まるで心で対話した想いを聞き届けたような藍の色は、透き通った流水の中で華やかな青色を放ちはじめます・・・。多彩な色の溢れる現代の中に、はっきりと藍染めの居場所を見つけてあげれるような人だと想いました。

「この人に 染めてもらいたい・・・・。」

直観で感じた想いは見事、叶えられました。今週末より、京都三条店から始まる「青い瞳の阿波藍作家・吉原ホルバート・ハンガ展」。是非、足を運んで彼女の世界を楽しんで下さい。(※一部、開催されない店舗もございます。) Photo_2 2 3

衣 主(あるじ)

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「暑さと共に…。」 三条店 赤瀬2012.06.12

三条店

気温がどんどん上がり、夏日を記録する日もしばしば。暑くなると、やっぱり涼しい水辺が気になってきますね。こんにちは!三条店の赤瀬です。

私は、春から『衣』期間限定ショップにて各地を回っているのですが、行く先々で沢山のお客様との出会いがあります。先日、お客様とお薦めの場所の話になり、教えていただいた場所が静岡県の「柿田川湧水群」!! Photo

初めて聞く名前に私は興味深々。お客様に聞いた情報によると柿田川はほぼ全量が富士山に降った雨が浸み込んだ大量の地下水だという事。湧水量は一日に100万トンで、東洋一を誇る泉らしいのです!! 2

「パワースポットとしても凄い!」と、教えていただき、やはり「水」は生命全ての始まりとして揺るぎない存在だと改めて感じました。

気温も上がり始めた今日この頃、今私が一番行きたい場所はこの柿田川なのです!!偶然にも本日まで、静岡伊勢丹で限定ショップをおこなっておりましたので、明日にでも時間を見つけて行ってみようと計画中です!!

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

寺町店&三条店限定イベント「鯰のすたんぷ集め手ぬぐい」プレゼント!2012.05.17

三条店

寺町&三条店謹製の鯰スタンプを集めるこのイベント…、ですが、スタンプを押すのはカードではありません。なんと普段使いもできる『手ぬぐい』なんです!可愛いイラストが落とし込まれた手ぬぐいは非常に珍しく、まさに衣ならでは! Photo

そして…このスタンプが見事、全部たまると…、衣オリジナル「革のペンケース」をプレゼント!革に落とし込む柄を3種類の中から選んで頂けます。

今までのイベントとは一味違う。ゆっくりじっくりスタンプを集めることで、普段のお買物も一層楽しくなるはず。是非、この機会に夏物を見にいらっしゃって下さい!Photo

【スタンプ手ぬぐいお渡し】

・手ぬぐいお渡し期間 5月19日(土)~5月31日(木)
・¥5,250(税込)以上お買い上げの方にプレゼント。
・お買物金額 ¥2,100(税込)ごとに1スタンプ。
・スタンプ集め期間 2013年5月31日まで。

※手ぬぐいは限定アイテムにつき数に限りがあります。お早めにお越し下さい。
※一部イベント期間中は、スタンプ集めをご利用できない場合がございます。予めご了承ください。
※スタンプ集め対象店は寺町店と三条店のみとなります。その他店舗ではご利用になれませんのでご注意下さい。

【革のペンケースお渡し】

・スタンプ25個貯まりましたらプレゼントさせて頂きます。
・柄の種類は『鯰』『蛙』『月下美人』の3種類をお選び頂きます。
・1点1点お作り致しますので、お渡しにはお時間を頂きます。ご了承下さい。

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

「水色」 三条店 柴田2012.05.01

三条店

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。

衣 三条店の柴田です。

みなさんは「水の色」といったら、どんな色を思い浮かべますか?実際には、ほぼ無色透明ですが、「水色」と表現されることが多いと思います。水面に反射する空の色などが影響し、晴れた日の海なんかはまさに「水色」。私は海の水色が大好きです。2

「水色」という名の由来も「水の青」からきており、平安時代からその色の名は使われていたそうです。「万葉集」では「水縹(みはなだ)」と詠まれており、「縹(はなだ)」は藍で染めた濃い青のことを指しています。本来は露草の花弁から搾った汁を染料として染めた色を「縹(はなだ)」と言い、その色は褪せやすく、水で消えてしまうのでその後ほとんどを藍で染め、青色系の総称として使われていたそうです。

薄い縹、水縹色を無数の濃淡で表現した作品が、三条店に並んでいます。 3 4 Photo

青い瞳の藍作家「ハンガ・吉原さん」の阿波藍染め作品です。「絞り染め」という防染の技法で作られたその表情は、自由にカタチを変えられる水のように有機的で、光を帯びてきらきら輝いているかのようにも見えます。ハンガリーから、徳島県の本藍である阿波藍に魅せられて日本に移り住み数々の繊細でいて大胆な藍染め作品を作られています。
  
布に染められた水色も、水面と同じ光の加減でまた違う色に見えたり、使い込むうちにまた違った水色に出会えます。そんな水縹色の作品は、いつみても私の心を引き寄せる不思議な色です。

京都・和・藍染め~衣(ころも)~

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