首を長~く…2020.09.12
暑い暑いとはいうものの、ふと見上げた空の色であったり、吹く風の心地よさに秋の気配を感じるようになりました。
重ね着をするのが楽しい季節がやってきますね。
そこで重宝するのがタートルネックやボトルネック、いわゆる「とっくり」と呼ばれる、首の部分が高く作られたTシャツ。
(とっくりと呼ぶかどうかで世代がばれるとか、そういう野暮なことはひとまず横へ置いておきましょうね)
インナーとしての色合わせや、チラ見せの柄遊びといった「楽しみ」はもちろんですが、最大の強みは寒くなると発揮されます…何と言っても「温かい」ことではないでしょうか!
おしゃれは我慢、とはよく言われることですが、我慢をせずにおしゃれを楽しめるに越したことはないですよね。
衣のお店でも、毎年「タートルネックが欲しい」という女性のお声は秋冬シーズンを通してよく聞かれます。
皆さん首を長~くして待っていらっしゃるんですね…。
と、いうわけで、今年もたくさん作りました!色・柄・形も様々、「主衣のとっくり」!
先週末には、一足お先に百花蝶のタートルネックもお目見えしましたが、今週もどどんと登場!
タートルネックは落ち着きのある色味の「蓮とはちす」の柄。
華やかな色合いが差し色にも使えるボトルネックにはダリヤの花をプリント。
そして少しひねりを加えた(?)変わり衿デザインの「ねじれ梅」……と、目移りしてしまうラインナップです。
シャツやワンピースに合わせたり、ジャケットのインナーとしても優秀な「とっくり」、是非ともこの機会に手に入れて下さい!
そして衣からは、秋の色に染め上げた長袖シャツが登場。
ひそやかな秋の訪れを体現するかのような萩と菊の花をあしらった、綿100%の長袖シャツ。
「金寂び色の花 長袖シャツ」
色づいた秋の木々の色を写し取ったような、鮮やかながら深みを感じる色「黄土」と、舞い降りた木の葉が眠りにつく大地のような色、「涅(くり)色」の二色です。
この「涅色」という色、あまり耳に馴染みがないかもしれませんが、古代黒染めに使われていた泥の色のこと。
やや茶色がかった墨黒は、この秋冬、衣のあちこちで目にされることと思います。
そんな「色」にも、是非注目してみて下さいね!
主衣のとっくり、秋色の長袖シャツ、販売開始です!