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「夏休みに会う作品たち」 三条店 柴田2013.09.10


皆さん、こんにちは。三条店の柴田です。
私の夏休みといえばという場所、、、それは沖縄です。

毎年、いや毎月行っても、きっと飽きることはない大好きな沖縄へ、今年の夏も行ってきました!!
離島の海で、夜には倒れ込むくらい朝から泳ぎまくるのが私の沖縄での過ごし方。
サンゴ礁と熱帯魚と戯れて、夢の中にいるかのような時間はあっという間に過ぎていきます…。
そして、「海」以外にも必ず行く場所が、那覇の「やちむん通り」です。

「やちむん」とは沖縄方言で「焼き物」のこと。
やちむんの歴史は古く、琉球王朝が海上貿易を盛んに行っていたころ、
陶磁器が輸入され南蛮焼の技術が伝えられたのが始まりだそうです。
14世紀から400年もの間、職人の手によって城の瓦や食器、壺、
泡盛の容器などが作られてきた、沖縄の伝統工芸品です。

「やちむん通り」には、老舗窯元が営む、壺屋焼職人の作品が並ぶお店が軒を連ねています。
そこでは、一人の作家が同じ土・釉薬(ゆうやく)を使って作った、
同じデザインのものでも、少しずつ表情が1点1点違います。

「同じじゃん!!」と付き合ってくれる友達には突っ込まれながらも、
そのわずかな違いを、じっと見比べて迷いに迷って選ぶのが私の楽しみです。
特に両親へのおみやげだったシーサーは、格好・表情が全部違い、選ぶのに大変苦労しました…。

沖縄へ行く度に訪れる、その場所で出会う作品たちは私の生活の中で
独特な存在感を放ち、持ち帰った「やちむん」達は、日々の食事に華を添えてくれています。
たくさん作るわけでもなく、人の手で1つ1つ心を込めて作るものには、
なぜこんなにも愛着というものが湧くのか不思議です。

私たちが送り届けている作品達も、同じように皆さまの生活に華を添えてくれている事でしょう。
皆さまの旅先で出逢う、その土地だけの特別なもののコレクション話、ぜひ聞かせて下さい!

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