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スカジャンの物語2008.09.09

気まぐれ日記をご覧のみなさま
こんにちは。
暑い暑いと言いながらも、気付けばもう九月。
照り付ける太陽も、けたたましく鳴く蝉の声も、
青々と茂る緑たちも、いつの間にか“過ぎた季節”になってしまったのですね。
夏空に少し思いを焦がしながら、私たちは次の季節に向かう準備を始めます。

ロングTシャツや長袖シャツ、カーデやジャケットなどなど・・。
そして・・・冬物の中でも一番の“目玉” そう衣のスカジャン!も、です。

毎年、とある物語を元に 服という舞台の上、繰り広げられる悲しくも美しい姿。
一昨年は、「安珍清姫」。  
昨年は、「竜宮玉取姫」。
そして・・・今年は・・・?!
申し訳けありません!今年の題材はもう少し時間が経ったらお教えしましょう。

ただひとつ言えること、それは・・・
今年も、“物語”の柱には、女性の悲しき怨念がテーマになっているということ。
相手を想う力。
相手を敬う力。
そして、相手を憎む力。
時としてその力は、大きなうねりを上げて男性たちに襲い掛かります。
「念」や「恨み」、「怨霊」は、炎や波の様に荒れ狂い、
時代すら飲み込んだ後、『伝説』となります。
その瞬間、刹那にも似た一瞬を切り取ったのが、“衣のスカジャン”。

おどろおどろしくも、繊細で美しい柄や色。
『洋服』という世界から何かを訴えかける登場人物達。

 本年も、是非ご期待下さい。

写真:本日から何週かにわたって、スカジャンの部分写真を少しずつお見せ致します。
    今年はどんな物語が舞台となっているのか、想いを馳せてみて下さい。

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