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「手仕事 ~革のお手入れ~」 代官山店 鬼丸2013.12.16


皆さまこんにちは、代官山店の鬼丸です。
僕の手仕事の習慣、「革のお手入れ」のお話をさせていただきます。

「革の手入れ」といっても実に奥が深く、素材はもちろん、加工、アイテムによって
全く手入れが違うのです。ここで少し、簡単なお手入れポイントをご紹介!!

①基本のブラッシングと乾拭き
 (ここが重要。毛穴に塵や埃が詰まると革の劣化につながります)

②オイルは革の厚みや、製品用途に応じて変えます。
 (ワークブーツ・ライダースジャケットなどのオイルドレザーならミンクオイルを。
  それ以外は保湿クリームでも十分なのです。)

③水に濡れた場合、乾いたタオルでしっかりとふき取り日陰干し
 (ドライヤーなどでいっきに熱をあてると革が硬化、変形しますのでご注意を)

加工によって注意が必要なものもありますが、
この3つはお手入れの基本ですので、覚えておいて損はありませんよ。

僕は10年来 使い込んで手入れしている自慢のレザーライダースジャケットとブーツがあります。
ライダースは表面の染料がひび割れたり、ブーツは柔かくしわがよっているのですが、
革そのものにはまったくダメージはありません。大切に手入れを続けることで本当に良い味になっています。

 

衣のお店には最近新たに気になる革作品が…。
それは国内最高級のヌメ革をつかった、この「栃木レザーがまぐちバッグ」
色、つやが素晴らしく使い込んで手入れしたい!!と毎日お店で眺めております。

まだ細かい事はいっぱいありますが、何かわからない事がございましたら、
代官山店の自称レザーマイスターまでご一報を(笑)
革作品のお手入れ指南、お任せ下さい!

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