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「縞に込められた思い」 三条店 室2014.11.18

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気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは!三条店の室です。

今回のテーマは「縞」ですが、実は私、縞模様が大好きです!
手に取る服は縞模様、気が付いたらクローゼットは縞ばかりです。
何気なく私たちが選んでいる「縞」、実は昔の方は想いや意味を込めて作っていたらしいのです。

同じ三条店スタッフの水野さんから聞いたハナシなのですが、
縞=ストライプは中世ヨーロッパでは魔除けの意味があったそうです。

中世、暗闇には鬼、怨霊が徘徊すると信じられていた時代、
悪魔が嫌う縞模様は、お守りの柄として使用され、「しまパジャマ」もその意味があり、
就寝中の身を悪魔から身を守ってくれ。という想いが込められていたそうです。

ところ変わって日本の山口県にも、こどもの誕生日を祝ってお正月元旦にあげられる
「鬼よろず」という厄よけの凧(たこ)があります。

縞 三条店 室 (2)
(私が大好きなハンコで「鬼よろずの凧」を彫ってみました。)

鋭い牙とにらみつけるような鬼の顔が描かれ、足には紅白の縞模様が特徴的です。
「鬼がこどもに危害をくわえないように」という想いを込めて作られており、
今も継がれてあげられているそうです。

国と文化は違えども、似たような想いが込められている事がとても不思議で面白いですよね!
縞 三条店 室

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