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「シマシマ・・タテタテヨコヨコ」 名古屋店 藤原2014.12.29

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こんにちは。名古屋店の藤原です。
今回のテーマの縞・・縞・・・うーん。。と考えて出てきたのは、タテタテヨコヨコ。

頭に思い浮かんだ物は布地。

主に生地には織地(おりじ)と編地(あみじ)があります。
織地はシャツの生地やデニム生地などを指します。
縦糸と横糸が直角に交わりながら布地を作り上げる物。

編地は衣の定番である、インディゴ撚糸Tシャツ生地や、
ジンバブエコットンTシャツ生地等を指します。
これらは、糸がループを作りそのループに次の糸を引っ掛け、
新しいループを作る事を連続して作った布地です。

皆さんは、お洋服の布地に顔を近づけてご覧になった事、ありますでしょうか??

良く見ると糸が表地で見えている所、隠れている所。
縦に大きくわたっている所、横に大きくわたっている所。様々だと思います。

その様々な様子が、その生地の独特の風合いを生み出している訳です。

縞 名古屋店 藤原 (2)
例えばKRMで用いられている鬼刺し子の生地。
これは運針(うんしん)で刺し縫いをした刺し子生地の様な生地を織で表した物です。
運針部分の糸目と同じ様に糸がわたっています。
この生地の縦糸は横に使われている糸よりも太い糸なので、ごつごつとした“鬼刺し子”と呼ばれるのです。

表面が均一で無い物は、表に出ている部分により“あたり”が出る為、
生地の風合いがより味わい深い物になります。

タテタテヨコヨコ。

縦縞を作るのも、横縞を作るのも。
織り成すと言う言葉がある様に、色々な要素を絡み合わせて描き出される布地達。

2015年の春夏にも、この生地可愛い。そんな作品に出会えます!
是非楽しみにしていて下さい!
縞 名古屋店 藤原

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