「毎日手にする縞」 心斎橋店 柴田2015.01.07
みなさんこんにちは。心斎橋店の柴田です。
テーマを「縞」と焦点を絞り込んでみるとなかなか難しいものですが、
ぱっと辺りを見渡してみて、目についたのが私物の手帳が私にとっての大事な縞アイテムでした。
いつかの気まぐれ日記でも紹介させていただきました、私の家には手機の織り機があります。
1Kの部屋の中に、1畳分のスペースは折り機に占領されているのです。(笑)
幅約25㎝しか織ることができない手機。
数年前、そんな幅で何を織ろうかなと考えていた年の誕生日に、プレゼントとしてもらったのが、
ほしかったA5サイズのしっかりしたスケジュール手帳。
偶然にもその手帳の縦サイズが、折り機で織れる幅とぴったり同じだったのです。
手帳カバーを、手織りで作ることにしました。
人から理解されにくい柴田コレクションの中でもっともスペースを取っているものが「糸」。
大好きな色に染めたもの、骨董市で集めたものなどがわんさかあります。
その中からピックしたものが緯糸(よこいと)になり、1段1段折り機で織り、
少しずつ生地になっていくのです。その手間も面倒もかかる工程が好きなのです…。
緯糸の色を定期的に変えていくと必然的に縞模様になります。
この手帳用カバーもその時の気分で、糸を選んで、変えていったので、
完成品がどんな配色の縞模様になるか、機(はた)からはずしてみないとわかりませんでした。
できあがった時に、機(はた)からはずす瞬間が一番の楽しみ。
次は何を織ろうかな…と、増えていく一方の糸たちを見ながら、考え中です。
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