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私の地元 三条店 柴田編「瀬戸内」2009.11.09

気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは!
三条店の柴田です。

今回は私の地元、瀬戸内についてご紹介させて頂きます。

私は山口県に生まれ、岡山、広島と転々とし、

常に 瀬戸内の海に触れて育ってきました。
学校帰りには カモメにパンをやり、浜に行っては カニの巣穴を掘り返し、
バケツいっぱいに クラゲを集め、休日には旬の魚を釣り上げる・・・。

そんな瀬戸内への里帰りの楽しみは、なんと言っても おいしい海鮮料理!

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今からの時期、山口といえばやっぱりフグ!

ですが、私がもっとも楽しみなのは「牡蠣」なのです。

毎年お歳暮の時期になると、私の実家では

お世話になっている方やお友達に、牡蠣を送るのです。
それもなんと、殻付きの牡蠣が ぎっしり詰まった一斗缶(いっとかん)で。。。

スーパーで売っている、ビニール袋の中、水に漂う牡蠣とは違い、
殻ごと酒蒸しなんかにしたならば、ぎゅぎゅっと海のダシが濃縮されたお汁と、
たまらない触感の貝柱のとりこになってしまいます!2

京都で一人暮らしを始めて7年、
山口から何度か京都の家に「牡蠣一斗缶」を送ってもらっています。
底冷えの厳しい京都の冬、一人暮らしの部屋が、
牡蠣鍋を囲み集う人たちで ぽかぽか温まるのです。

お歳暮を贈答しあう由縁は、魂を贈りあうというところにあるそうです。
人間的な交流を求めるために行われる贈答。

牡蠣を送ったおうちからは、明太子が届いたり、車えびが届いたりと、
その土地土地の美味と送り主の気持ちが、受け取った人を幸せにしてくれます。
私の地元、山口に行かれる際には、ぜひ旬の海鮮を食べてみてください。
そして、皆さんの自慢の郷土料理!も、ぜひぜひお聞かせくださいね。

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