僕の思い出 寺町店 原間編「お洒落への目覚め」2009.11.24
気まぐれ日記をご覧の皆さん、こんにちは。
寺町店の原間です。
衣には、手描きや刺繍を施したジーンズ、
ワークパンツやジャガード生地の物、前掛けをあしらったもの。
中にはユーズド加工をされているパンツもあります。
そんなパンツの ヒゲやアタリ、擦り切れやタテ落ち。
また、道行く人の はいている味の出たジーンズ。
そういったものを見ると、ふと甦る思い出があります。
今回 私は「お洒落への目覚め」について書かせて頂きます。
小さい頃、親に用意してもらい 着せてもらっていた洋服も、
ある年齢になると やがて自分で選ぶようになっていきます。
小学校 高学年くらいの頃でした。
もちろん、自分一人では 服を買う行動力もなければお金もなく、
タンスの中から精一杯のコーディネイトをするしかありませんでした。
ただ、その頃に憧れたアイテムが“ダメージジーンズ”でした。
ボロボロになった膝(ひざ)、白地の覗くタテ落ち。
憧れは、だんだん強くなり 気がつけば行動を取っていました。
一番お気に入りのジーンズを切り、石でこすり、砂をあびせ、土をぶつけ、
外に放置し雨にうたせ… およそダメージ加工とは呼べない ただのいじめられた
ジーンズが 出来上がり、それでも私には とても格好よく 満足でした。
気に入った一枚を見つけ 手に入れる時、
どうしてその一枚を選んだのかを 突き詰めていくと
誰でも 少なからず そういう憧れや思い出から来ているのだと思います。
お店で お客様に「こんな柄を探しています」と声をかけて頂くことがあります。
その際、もし よろしければ どうして その柄を探しているのかも教えて下さい。
大切な記憶の一部をのせた服、そんな一枚を見つける手助けをさせて頂きます!
店頭にて、心よりお待ちしております。
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