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幻の襖絵 - 寺町店 –2015.07.28

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは。寺町店です。

今回、寺町店よりお送りするのは、寺町店にある“もしかしたらとんでもないお宝かも?”についてです。

ご存知の方も多くいらしゃるかと思いますが、寺町店の天井には4枚の襖絵があります。この襖の一枚に注目してみて下さい。

店 寺町店 (3)

寺町店の入り口に一番近い襖の右端にどうやら獅子のしっぽのようなものが途切れて見えます。実は、この襖絵、幻の5枚目があるらしいいのです。

この襖絵は兵庫県の、とある庄屋さんからお譲り頂いた襖で、お譲り頂いた当時は修復しなければならないほど傷んでいたそうです。修復していただいた絵師の方によると、どうやらこの襖絵を描いたのは狩野派の絵師によるものだそうで、よくよく調べると、昔、その狩野派の絵師が旅の途中に立ち寄った庄屋さんのおうちにお世話になった礼に、この襖絵を描いたという事だったそうです。

残念ながらその絵師が狩野派のだれが描いたものかは、落款が無かったため断定はできないそうです。おそらく、幻の枚目の襖に落款があったのかも…。今となってはわかりませんが、もしかするともしかして、世界を揺るがす国宝級の襖かもとのことです。(笑)

店 寺町店 (2)

店 寺町店

信じるか信じないかはあなた次第、そんな云われある襖絵をどうぞ、一度覗きにいらしてください!云われがなくとも十分素晴らしい襖絵です。

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