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市松模様のエンブレム2016.05.09

こんにちは、名古屋店の大山です。

先日ついに2020年東京オリンピック、パラリンピックのエンブレムが決まりました。すったもんだありながら再選考の末、ようやく決定したこのエンブレム。決定後なおも巷ではまた賛否両論あるようですが、、(ここから先は私の勝手な解釈ですのでご勘弁くださいね。)
名古屋店 大山 (2)
私もにわかにではありますが、他の応募作品も見させていただき「どれもすごいな。。と息を飲み込むほどでした。どの作品も和をモチーフに使っておられ、またオリンピックらしくカラフルに彩り、「雅」なエンブレムが多くラインナップされていました。

一方決定した作品はと言うと、江戸時代に「歌舞伎役者の佐野川市松」が着たことから名が付いた「市松模様」をモチーフに、色は藍色の単色でベーシックで渋く「江戸の着物」を連想させるものがありました。
名古屋店 大山 (3)
決して華やかではなく質素ではありますが、深さや趣きがあり、いわゆる日本特有の「侘び寂び」を感じます。また縦と横で構成される市松模様で描かれた「曲線」がモダンでとてもカッコいい。
名古屋店 大山
東京オリンピックだからこそ「江戸」の匂いがあり、日本の「侘び寂び」を感じ、そして現代の「モダン」なデザインで構成され、おそらく誰も思いつきも想像も出来なかったエンブレムなのではないでしょうか。と、私は思うわけです。

今年はリオオリンピックが開催されますが、もう2020年東京オリンピックが待ち遠しい今です。早くあのエンブレムが掲げられている姿を見てみたい今日この頃です。

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