衣ヴィンテージ“武骨ジーンズ” ― スタッフ試し穿き① ―2010.08.11
先週お伝えした“衣ヴィンテージ”『武骨ジーンズ』、その穿き(はき)心地を確かめるため、何名かのスタッフに 約4か月、生活を共にして 穿き込んでもらいました。 育てるには少し短い期間でしたが、穿くことで初めて出てきた素直な言葉と、その成長の過程を、少しずつ お届けしたいと思います。
まずは、この3名…。
-コロモール 仲嶺-
ヴィンテージジーンズ…、私は衣スタッフの例に漏れず、インディゴやデニムが大好きですが、今まで、一度も自分で穿き込んだ事がありませんでした。 もちろん、何度も挑戦はしたのですが…、毎日同じジーンズを穿くという事が なかなか続かない女子心で、志半ば(こころざしなかば)に リタイアしてしまっていました。
今回、このジーンズを穿かせて貰うにあたっても、ちょっと心配していたのですが、この『武骨ジーンズ』とは相性が良かった様です。
レディースのジーンズに比べると、股上も深く、足まわりも太めなのですが、ちょこっとロールアップして、色々な組み合わせを楽しみました。 そうして穿きながら二週間に一度の洗いの前に、シワを伸ばしてみると少しずつ付いているアタリ、どこにでも地べたに座ってしまう自分のお行儀の悪さを物語るお尻の辺り…。 そんな所にも、愛着が湧いてきます。
-大津パルコ店 岡山-
衣のヴィンテージジーンズを穿いて、僕が一番気に入ったのは…その“色”です! 藍だけではない、うっすら緑がかった藍の色。 初めのうちはかなり濃い藍の色味ですが、数回穿くと綺麗な藍色になり始め、少しずつ草木の色味が現れてきます! インディゴ古布の様なとても衣らしい深みのある色です。
穿いた期間がわずか数ヶ月だけだったので、今度もう一度穿く時はもっと時間をかけてゆっくりじっくりと穿き込んでみたいと思います!
-代官山店 大竹-
新しいワンウォッシュのジーンズって どこか わくわくしませんか? 濃い藍の色に、生地の硬さ・・・、これから自分と一緒に どう変わっていくのかという期待感と、永く付き合っていける安心感。 今回も初めて手に取ったときはそんな気持ちでした。 僕はもともと、ジーンズは余裕を持って穿くのが好きなので、衣ヴィンテージジーンズは ゆったりと穿き易かったのです。
穿き易いので、それはそれは毎日のように僕と行動を共にしていました。 たまにロールアップ(裏地の横糸の薄い茶色が見え、耳も可愛いのでお勧めです)をしてみたり、肌寒い日は長袖シャツと合わせたり、思えば一緒にいろんなところに行きました。
かっこよく言えば、僕との時間が刻まれている・・・そんな感じです。 少しずつアタリが出て、濃い藍から淡い藍に変わってくる所が出てくると、愛着がどんどん湧いていきました。 ただのファッションだけでない魅力、一着と共に生きる、それがジーンズの魅力なのではないでしょうか?
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