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奇々怪々 京都 新京極の七不思議?2016.06.02

気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは!三条店の室です。

皆様ご存知でしょうか?京都には至る所に“七不思議”が沢山あり、今回は寺町店近くの「新京極通り」の不思議を一部、ご紹介いたします。

・たらたら坂
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三条通から新京極に入ると緩やかな坂があります。通称「たらたら坂」。
坂を下る時にかかとに草履が当たって聞こえる音からそう呼ばれるそう。
西側の寺町通・東側の河原町通には平行しているのですが、そのどちらにも坂道は無く、
新京極通にだけ坂がなぜかございます。

・誓願寺誓願寺(せいがんじ)の阿弥陀如来像(あみだにょらいぞう)
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「たらたら坂」を下った先にあり、その昔、実験台として解剖された無罪の死刑囚の霊を鎮める為に、胎内に五臓六腑がある阿弥陀如来像を作ってもらったそう。 残念ながら1864年の「蛤御門の変(はまぐりごもんのへん)」で焼けてしまい、今は見る事は出来ません。

・安養寺の倒蓮華(さかれんげ)の阿弥陀如来
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寺町店からすぐ近くのお寺。通称「倒蓮華(さかれんげ)寺」。

平安時代、旅の老僧が一昼夜で阿弥陀如来像を作り、すぐに老僧は旅立って行きました。残された阿弥陀如来像に載せる蓮華の台座を作らせましたが、何故か仏像を置く度に、台座が壊れました。

僧が悩んでいると、どこからともなくあの老僧が現れ、「この仏は女人往生の証拠仏。八枚の葉の“さかれんげ”を台座にしなさい」と言って、また去って行きました。そこで老僧の言う通り逆蓮華の台座を作った処、無事安置できた。そこから“さかれんげじ”と呼ばれるそうです。

といった感じでまだまだあるのですが、実は7つ以上あるのです・・・、、「“七”不思議じゃないやん!!」とツッコミを入れたくなりますが、それも含めて”不思議”ですね(笑)

京都の不思議はまだまだございます。 そんな京都を巡って頂く「ミステリー バスツアー」が6月18日にございます。 いつもと違う確度から見る京都を楽しんでみてはいかがでしょう?
新京極

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