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生地のハナシ ~モールジャガード~2010.11.11

こんにちは。今回の生地のハナシは【モールジャガード】
生地の正式な名前ではなく、スタッフが略して呼んでいる生地の愛称の名前です。 正しくは「“ジャガード織り”の“モールデニム”」、だから「モールジャガード」Morujyagado

まず、それぞれの説明から…。
“ジャガード織り”と言えば、そう、衣にも何度か登場している糸の交差によって柄を浮かび上がらせる、プリントとはまた違う柄表現。 糸そのものが持つ風あい・色が、そのまま柄に反映されるため、古くからの紋様の様にも見える素朴な柄表現ができる織り方。

そして“モールデニム”
『モール糸』と呼ばれる毛足のある糸を使う事で、織り上がった生地には、毛羽(ケバ)が生まれ、独特のとても肌触りの良い素材に織られます。 その横糸をインディゴにして、織り方をデニムと同じ組織にしたものが“モールデニム”です。

その2つの特徴を良い所を残し、出来あがった素材が『モールジャガード』なのです。 ふんわり洗いたてのタオルの様な触感と、デニムの力強さが、この素材には共存しています。 ぜひ、触ってみて下さいね。

「モールジャガード」作品へはコチラから。

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