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日本の家2016.12.12

一年は本当に早いものですね。気がつけばもう師走。あっという間に寒くなり、年末が目の前に迫ってまいりました。

年末といえば大掃除。仕事柄(?)自分の部屋はなかなか大掛かりな大掃除ができずにいるのですが、子供の頃から「これだけは必ず!」というものがあります。

それは障子の張替え。

子供の頃はお約束のように古い障子をはがす前にびりびりにしていましたが、大人になってからは逆に、いかにきれいなまま全てはがせるか。に集中するように…。どんなに部屋が散らかりっぱなしでも、障子がきれいに貼りかえられているだけで何故か感じる達成感。空気さえ綺麗になったように感じる始末。
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木と紙でできている障子。日本家屋を象徴するもの、日本の固有のものだそうです。呼吸をする素材なので、高温多湿の日本にはぴったりですよね。夏の強烈な日差しはもちろん、紙一枚ですが、冬の寒さも思いのほか遮ってくれます。

透きの入った障子紙を使ってみたり、一部分だけ開けて外を覗ける雪見障子なんかも風情があっていいですよね。昔とは住環境も変わって、障子のない家も多いと思いますが、残しておきたいモノだなぁ、と思います。

さぁ、今年も綺麗な障子に張り替えて、清清しい気持ちで新年を迎えましょう!

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