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「昭和を生活を思う」 千葉パルコ店 今井2011.07.14

こんにちは。千葉パルコ店の今井です。

私の思う昭和はどことなく凛としていて、毎日をきちんと丁寧に生きている。西洋の文化を取り入れながらも、季節ごとの行事や日本人の心を大切に暮らしてきた人達のイメージです。

今回はそんな昭和な生き方のまるでお手本!?と思える可愛らしい絵本をご紹介いたします。

「しばわんこの和のこころ」Sibawanko

かわいい芝犬がまるで人間のように動いて、和を大切にした日々の暮らし方や季節の行事を紹介する絵本です。

割烹着を着て、三角巾で頭をつつみ、ほうきで玄関をはいたり、おせち料理やお正月飾りをつくる“しばわんこ”の姿は、まさに昭和の日本の母。。隣で手伝っているのか、邪魔をしているのか?いつも傍にいるミケにゃんこも見ているだけで、ほほえましくなります。

ゆっくり読んでいると、日本人の暮らし方、手紙の出し方、着物や浴衣の柄のお話、四季折々行事などがとてもわかりやすく丁寧に描かれていて、同じ日本人なのに今の私には出来ていない事が多く、もっと丁寧に生きなくてはと、反省することもしばしばです。。Honnnaka

今は、お腹がすいたらすぐコンビニがあって、携帯やパソコンでいろんな情報を得ることも、コミュニケーションをとることも、全て簡単に出来てしまいますが、簡単に済ませすぎている、便利な代わりに大切な何かがかけてしまったようにも感じて、、“しばわんこ”を読むことそれが思い出されます。

そして衣にいても、時々同じようなことを思います。職人さんの丁寧な作業で仕上げられた服は職人さんの心、それを伝えていくのにコンピューターだけの力ではやはり無理な気がしますよね。。。昭和の心を大切に、今に流されすぎず、、大事なものは常に大事にしながら丁寧に生きていきたいですね。

“しばわんこ”おすすめです。ぜひ読んでみてくださいね。。。

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