「当たり前が意外な…昭和」 名古屋パルコ店 藤原2011.07.22
こんにちは。名古屋パルコ店の藤原です。
昭和時代。
今や、平成生まれの子供が社会人になる時代。知らず知らずの内に時が流れ気付かない内に沢山の事が変化をとげています。そんなことがあったんだ。という発見。
祖母の家にあった箱に入った御膳や御椀の数々。骨董品と言われる程、立派なものではありませんが、家族の数よりも明らかに多いそれらは、いったい何に使用されたのだろう?と不思議に思いました。
母親が思い起こせば、そう言えば一番上の御姉さんがお嫁入りをする際に、自宅で披露宴をしていたそう。母親の記憶にもおぼろ気ですが、それぞれに御膳が用意され、祝言がおこなわれていたそうです。
めでたき時を共有し、訪れた人々をもてなす膳。今でいう、披露宴。今やそれは、結婚式場やレストランでのウェディングパーティーとして、当たり前の様に場所を借りて行われるものと変化をとげています。
大切にしまわれていた古い木の箱は、いつの間にか、時代の変化によりその役目を終え時代の流れと共に同じ母親の兄弟達も、披露宴は外で行われる様に変わっていきました。
もう同じ様に使われる事はないそれらは、母親達兄弟がそれぞれに手にし、日常に使用されています。食卓を囲む人々をもてなすものとして。用途は変われども笑顔の中で、又新たな時を過ごしています。
今はこれが当たり前。も、元々を辿れば意外な事に辿り着く事が沢山あるのでしょうね!!皆さんも、身の回りの変化。探してみてください!そこには、その土地ならではな事があるかもしれませんよね。
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