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「昭和の遊び」 三条店 柴田2011.07.27

こんにちは。三条店の柴田です。

近年増えている、テレビゲームやポータブルゲーム機などの遊び道具がない子供の時、私は外で鬼ごっこしたり、竹馬に乗ったり、ビー玉やお手玉といった“おもちゃ遊び”をしていました。そんな中でも、家でゆっくり、みんなで楽しめることで私が好きだった遊びがあります。それは「花札」です。

みなさん花札遊びは、ご存知でしょうか?私は祖母と叔母に、その遊び方を教わりました。 日本の伝統的なカードゲームのひとつで、「花カルタ」とも呼ばれていたそうです。48枚の絵札には12ヶ月四季折々の日本の植物や生き物が描かれており、それぞれの絵札によって点数が違います。Hanahuda

私はこの札に描かれている、なんとも独特なテイストの絵と色が好きでよく真似して描いていました。

例えば1月「松に鶴」。1月の絵札として旭、鶴、松が描かれています。江戸時代の工芸品などにも、この3つの取り合わせが見られる縁起のいい組み合わせです。そして12月「桐と鳳凰」。どこかで聞いたことが・・・。まさに今、衣の店頭に並んでいるTシャツに桐と鳳凰の柄がありますね!Kiritohouou

絵を楽しみながらまた遊べるという良さは、大人になってから気がつきました。

今でも祖母の家に帰ると、従兄弟と花札をします。祖母の家の花札は縁(ふち)が磨り減り、折れている札もあります。私たちが小さい頃から今に渡り遊んで、笑って、楽しく使ってきた証です。

派手な遊びではないですが、私はこの花札遊びが大好きです。きっと、祖母、叔母、従姉妹と世代を超えて一緒に笑える遊びだからだと思います。 みなさんもぜひ花札で遊んでみてください。ルールは私がお教えしますよ!

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