ブドウ畑から2018.05.03
こんにちは。名古屋店の丸山です。
私の地元、信州は酒どころ。造り酒屋を巡る利き酒ラリーや蔵開きなどの色んなイベントを開催したり、普段は見られない蔵の中を見学させてくれたりもします。
そこで今回この「体験・見学レポート」で是非ともご紹介させていただきたいのがこちら。
はい。酒は酒でも「ワイン」です。「信州ワインバレー」と呼ばれる程、長野県内には大小のワイナリーが多いんです。
確かに、物心ついたときから地元ワイナリーのワインは当たり前にお店にならんでいましたし、一升瓶で売られていたりもします。そしてなんと、授業の一環としてワインを作る高校もあるんですよ!
ワイン用に栽培されているぶどうの畑です。
生食用のぶどうとは違い、木一本一本にしっかりと日光が当たるように立ててあります。実際にぶどうが実るとこんな感じに。
こちらの老舗ワイナリーでは、ちょっと珍しいぶどうも見せて頂きました。
何だか分かりますか?
ぱっと見ただけだと木になった状態の干しぶどうの様ですが、実はこれもワインの原料です。ちょっと高級なデザートワイン“貴腐ワイン”の原料となる「貴腐ぶどう」です。
貴腐菌を一房一房、人の手で付着させ、なおかつ特定の気候条件が揃わないと育てる事の難しいぶどうなんだそうです。
見た目にちょっと勇気がいりますが(笑)このまま口にする事もできます。程良く水分が残っているのに、濃厚な干しぶどうの様な味わいでぎゅっと濃縮された甘みが口の中に広がります。
残念ながら現在のワイナリーの中は撮影禁止でしたが、現在は使われていない古い貯蔵庫の中を撮らせていただきました。
人が立ったまま入れるほどの大きな木の樽。
この樽の中でゆっくり熟成され、おいしくなっていったのでしょうか。
おそらく樽詰めをしたであろう日付が書かれていました。昭和56年!!歴史を感じます。
ワイナリーでしか飲む事のできない発酵中の微発泡ワインを飲ませていただいたり、品種別のワインを飲み比べたり。
作っているその「場」だからこそできることを目一杯体験させていただきました。
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