「3つのS」 千葉パルコ店 今井2011.11.22
こんにちは!千葉パルコ店の今井です。
今回はテーマ『民族』といううことで、最近の話題に注目し、少し大きく“国”でとらえて考えてみました。
最近大きくニュースで取り上げられていたことといえば、ブータン国王夫妻の来訪!ブータンという国は大きさが九州と同じくらいで人口も約67万人と、とても小さな国。国のGDPはさほど高くないのですが、国民の総幸福量が90%以上というのが特徴の国。
すごく裕福ではないのですが、みんなが心の豊かさ、幸せを感じられる国。どうしたらそんな風に思えるのだろうと考え、調べました。すると、ある方が幸せを感じられる国であるための定義を「3つのS」で表現していました。
1つ目はスロー
すべての関係性の網の目の中で、互いの遅さを尊重しながら生きること。譲ること、待つこと、助け合うことなど、人間の関係性の中で省略してはならない時間である。
2つ目はスモール
地域に根付いて人間にふさわしい規模で生きていくこと。人間は地域的な制約を超えたとき、自然環境に多大な影響を与えたり、持続可能ではない暮らし方を作ってしまう。
3つ目はシンプル
「足るを知る」こと。増えすぎることで本当に大事なものがみえなくなる。
この「3つのS」が揃った時、幸せを感じられる国になれるそうです。「確かに。」と思いました。。このところ日本で起こる災害も、事件も、この3つを超えてしまった故のような気が、私はします。
ブータンも日本も大きな国ではないからこそ、その土地に根付き、個々の文化を大切に育んできた民族。でも今、自分たちの規模に見合った、より人間らしい暮らしが出来ているのはブータン。日本はそこへ立ち戻らないといけない時がきているのかな、、ブータン国王もそのことを教えに日本に来てくれたのかな、、と一人で考えてしまいました。
余談ですが、いつも衣主の打ち出すテーマは、なぜかその年、今に、ぴたりとはまっているような気がしてならないのですが、、今回の「少数民族」は特に今を考えさせられるピッタリのテーマな気がします!!
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