2009年秋冬 衣 展示会スタートです!2009.10.10
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは。
木々が 少しずつ その色を 緑から黄や赤に変え始める頃、
衣 全店では、一斉に2009年 秋冬展示会がスタート!
秋冬テーマ -古(いにしえ)- から作り上げられた、
衣作品が店頭に お目見えしております。
ネットショップでも、どんどんご紹介していきますので お楽しみに!
PCの方はこちらから
ケータイの方は こちらから
ー オンラインショップご利用のお客様 ー
先日の気まぐれ日記にも記載した通り、
本日より、商品代金のみにて 10,000円以上
お買い上げの方に、オリジナル わっぱ弁当を
作品とあわせて お届けさせて頂きます。
どうぞ お楽しみに お待ちくださいませ!
※ “わっぱ弁当”は店頭・オンラインショップ共に、数に限りがございます。
なくなり次第終了とさせて頂きますので、予めご了承ください。
衣の着あわせ -寺町 その4-2009.10.09
気まぐれ日記を ご覧のみなさま、こんにちは。
今回は 寺町店より おススメの着合わせをご紹介いたします。
牡丹抜染ジップ、皆さんもう手に取って感触を味わってみられましたか?
この溶けそうな感触を!
衣スタッフ皆が、“おぉ…”と 言葉にならない程、感動した生地なのです。
糸の一本一本が、空気を抱き込み 編みあげられた この生地は
顔をうずめたくなる様な柔らかさ、心地良さでいっぱいです。
それに加え、この牡丹の柄 知ってました?
これ全部 抜染で表現されているんです!
白く色を抜いた部分、半分だけ色を抜いた部分、
少しだけ色を抜いた部分など、職人さんたちの幾度の経験をもとに、
何度も工程を重ねて出来上った この柄。
色の抜け具合が牡丹の一輪一輪違い、まるで個性を持ち 本物の花の様に
生きています。本当に生地と柄が呼吸をしているようです。
今回はその牡丹抜染ジップを使いセットアップしてみました。
インナーに差し込んだのは 二方にらみ龍ロンT、
牡丹の間からヌゥ…と顔をのぞかせ、見え方も面白くしてみました。
ボトムスには道着ワークパンツ、トップスのインディゴ色には もってこいの色の風合い、
鉄サビのような色が さらに渋さを際立たせます。
今から 冬本番前のシーズン、是非ためしてみてはいかがでしょう?
この生地の感触にやられてみて下さい!
※ケータイからの各作品へは こちらから
もの作りのハナシ6 -天然染め-2009.10.08
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
もの作りのハナシも ようやく6回目。
今回は 衣の“天然染め”について お話させて頂きます。
衣では 季節ごとにテーマを決め もの作りをしており、
そんなシーズンごとに変わる 柄・デザイン・色 ですが、
ずっと変わらずこだわり続けてきている事があります。
もちろん染料は自然から得られる物ばかり。
人工で作られた物でなければ 何でも染料になるそうです。
ただ この天然という物は くせもので、
思う色を出す事が なかなか出来ない上に、
その定着性も決して強くはありません。
染料の材料を集めるだけでも、やっとの思い。
そんな一癖も 二癖もある天然染めだからこそ、作り出された色は
淡い色でも奥深く、濃い色にも 独特の重みが生まれます。
今は科学が進歩し、どんな色でも作る事が出来る時代。
でも、天然染めされた作品が放つ色は、
化学染料では 決して再現できない、特別な色だと思います。
せっかく自然からもらう色だから、その温もりをそのままに表現したい。
ただ、それだけの思いで 天然染めを続けています。
これからも 少しずつですが “衣の天然染め”を出し続けたいと思います。
どんな色が出てくるか、楽しみにしていて下さいね。
※新作天然染め作品を ご覧いただけます。
「天然染め 河童の雨宿りロンT」 PCからはこちらより
僕の思い出 代官山店 大竹編 「同僚」2009.10.06
皆様こんにちは。
代官山店の大竹です。
僕の思い出・・・
それは約8年前、大学を卒業し、東京で初めてのひとり暮らし。
今までの実家暮らしとは違い、自由な一人暮らしを楽しんでいたのも束の間、
慣れない仕事・・・ 人の多さ・・・ 言葉の違い・・・。
東京は関西人からすれば外国も同然。ただただ 気を張って過ごす毎日に、
少しずつ辛さや寂しさを 覚えるようになりました。
そんな時に、何がきっかけかは忘れましたが、
同年代の同僚4人と、会社帰りに集まるようになったのです。
毎日のように誰かが誰かを誘い、
いつものお店に集合していました。
職場の愚痴を言うようなことは ほとんどなく、
楽しいことばかり探していたような気がします。
そんな毎日だったので、いつの間にか寂しさも感じなくなっていました。
その後、僕の職場が変わり 京都に戻っていたのですが、今はまた東京暮らし。
本当に深い縁を感じています。昔みたいに毎日という訳にはいきませんが、
今でも集まると、あの時のように楽しい時間になります。
代官山店も、都会の喧騒を忘れて 楽しい気持ちになれる場でありたいなと思います。
2009秋冬 展示会開催のお知らせ2009.10.03
ー古(いにしえ)ー
過ぎ去った方向 住にし方(いにしえ)からきた言葉…。
人生にとってかかせないものは いにしえの縁。
本当に大切なものは 縁で出逢う人。
それは天空の神の領域かもしれない…。
この秋冬 “衣” のお題は -古(いにしえ)-
来たる10月10日(土) から 10月18日(日) まで、
衣全店にて2009年秋冬 展示会を開催致します。
衣の作品と共に 店頭に並ぶ事を夢見て、
スタッフが考え 制作した数多くの作品の中より、
選ばれし4作品が、衣のお店にて発表される 晴れの舞台です。
衣 全7店舗と、オンラインショップでの
『衣 2009秋冬 展示会 -古(いにしえ)-』、是非お楽しみに!
ー オンラインショップ ご利用のお客様へ ー
期間中、オンラインショップにて 税込10,000円以上(商品のみの
代金)をお買い上げの方に、先着でオリジナル わっぱ弁当箱を贈呈致します。
数に限りがございますので、無くなり次第終了とさせて頂きます。
ご了承のほど、お願い致します。
※わっぱ弁当箱の後ろの植物は、以前より育てている 本藍です。
少し育てすぎている気もします…。
そろそろ 摘み取り 、“すくも” にしてやらないといけないと思う、この頃です。
衣の着あわせ -大津パルコ その4-2009.10.02
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは!!
衣 大津PARCO店です。
今回の新作着合わせの ご提案は、
インナーに着せている職人手染めの“満月の奇跡ロンT”と
ジャガード編みの生地から作られたジップのセットです。
一枚ずつ染色作家が伝統色にこだわり、
手染めをしたロンTに 満月の上を泳いでいる鯉……。
この衣 独特の幻想的な柄と、手染めの色とが
何とも言えない雰囲気を作りあげてくれてます。
ジャガード編みのジップの今年の柄は 鬼の顔をした風神雷神です。
生地も柔らかく、ふわふわした軽い着心地でこの秋オススメの一枚です。
これから京都は紅葉が始まります。
お出かけには衣の服を着て一年に一回の 紅葉を楽しんで頂ければと思います。
※気合わせに使われている その他の作品へはこちらから。
「道着ワークパンツ」 「波と蝙蝠ハンチング」 「古ト-トバック」 「前掛け地下足袋」
※ケータイからの各作品へはこちらから
「風神雷神ジャガード ジップ」 「道着ワークパンツ」 「波と蝙蝠ハンチング」 「古トートバック」
※「満月の奇跡ロンT」は オンラインショップでは お取扱いしていない作品となります。
ぜひ、衣 各店へ見にいらして下さい!
衣の着あわせ -名古屋パルコ その4-2009.10.01
今回は名古屋パルコ店から
これからのシーズンに向けて
オススメの着合わせをご紹介致します。
龍が華と たわむれる大胆な柄のジップジャケット。
渋いえんじの内側には “編み”で表現された
風神雷神ジャガードカーデの 鮮やかな朱色を差してみました。
ボトムスは黒鉄ノンステッチジーンズですっきりまとめ、
足元にはアクセントに目を引く 唐獅子牡丹の地下足袋を合わせました。
少しずつ朝夕は肌寒くなり、秋の訪れを感じます。
一枚、衣を羽織って気持ち良くお出掛け下さい。
※ケータイからの各作品へは こちらから
「華の中の龍 ジップジャケット」 「鬼の風神雷神ジャガードカーデ」
※「黒鉄ノンステッチジーンズ」は オンラインショップでは お取扱いしていない作品となります。
ぜひ、衣 各店へ見にいらして下さい!
閉店時間 臨時変更のお知らせ 衣 代官山店2009.09.28
いつも 衣 代官山店に御来店頂き 有難うございます。
誠に勝手ながら、下記日程にて閉店時間を臨時変更させて頂きます。
9月30日 … 17:00 閉店
10月 6日 … 18:00 閉店
代官山店 臨時閉店時間変更に関し、
お問い合わせは 下記へお願い致します。
衣 代官山店 03‐5784‐3711
通常営業時間 12:00~20:00
定休日 木曜日
僕の宝物 寺町店 山田編 「愛娘」2009.09.25
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
寺町店の山田です。
今回は宝物というテーマで300枚以上ある
“僕のCDコレクション”のついてお話をさせていただこうかと
思って・・・おりましたが、文章を書こうとする度に それを さえぎる手が伸びてきます。
娘です。「私は宝物じゃないの?」と言わんばかりの
目をして見つめてきます・・・テーマ変更!やっぱり”娘”です。
思えば娘には生まれたその時から感動をもらいました。
2年前立会出産を希望して、分娩台に入った その時から数時間は夫という立場上、
サポートすることしかできないという気持ちからか、
ドキドキする気持ちはあっても割と気楽に構えておりましたが、
生まれてきたのを見た瞬間に僕は娘よりも先に 泣き出してしまいました。
なぜ、そこまで感動したのか?思い返してみてもいまだに うまく言葉にできません。
ただただ、娘に対しても妻に対しても 本当に凄い!と思った事だけ覚えています。
あれだけ訳がわからないまま号泣してしまうような経験をしたのは
本当にその一回きりです。
2歳になろうという今でもささやかな成長を見ては 感動をもらい、
癒され、娘と過ごす時間の全てが宝物です。
10年後、20年後にも娘が今のままなついてくれて、
今度は 娘にとっても 宝物だと思ってもらえるような
自慢の父親になりたいと 思ってみたりもしますが、
これは難しいでしょうか・・・?
自慢のお父さんをお持ちの皆様、寺町店にお越しの際は、是非、お父さんの
ココが好き!という所、又ココが嫌!という所をこっそり教えて下さい。
宜しくお願いします。
私の思い出 三条店 禾本編 「お店」2009.09.21
こんにちは。
三条店の禾本です。
もう気づけば9月も下旬にさしかかり、三条店の蔵戸の横から
少しずつ涼しい風が 入ってくる様になりました……… 秋ですね。
さて今回 私の気まぐれ日記は 三つのテーマの中から『思い出』を選びました。
このテーマで 少しお話させて頂きたいのが 私が衣に入った頃の事。
まだ学生でした。寺町店で過ごしたエピソードです。
当時の寺町店は 今の半分ほどの大きさで
今のように しっかりとした平台(Tシャツを置く台)もなく、
近所から分けて頂いた酒樽をしきつめて、その上に戸板を乗せて
作られた物で、その為 安定も悪く 大変でした。
あるスタッフがお客様に説明をしている時、少し興奮しながら
強めに 台の端に手を置きました。すると 台ごと ひっくり返り Tシャツもバラバラに……。
呆気に取られてみんなで大笑い。
“小さいながらも楽しい我が家”では ないですが、
なかなか普通では味わえない事が味わえる、そんな お店でした。
これからも三条、寺町とも どこかしら笑えて… ホッと安心するような部分も
持ち続け皆様の思い出にも残るような お店でありないなと思います。