はじめての衣 ~垣内編~2008.03.17
気まぐれ日記をご覧のみなさま
こんにちは。
三条店の垣内です。
私の初めての衣・・・。
衣と出会ったのは母がきっかけでした。
父と母が散歩していた時、桜の花が好きな母は、
衣にディスプレイしてあったTシャツに目が釘付けになったそうです。
黒地にうすピンクの桜の柄はとても気に入ったようで、買ってきて私に見せてくれました。
今までいろんな和柄のTシャツが好きだった母は、
衣のデザインを気に入り、それから一緒に買い物に行った時は
よく見に行くようになりました。
私は、いつも見ているだけでなかなか買うことが出来ませんでした。
それでも、母と買いに行ったTシャツ2人で着まわしていました。
・・・そして、2・3年前に初めて、
私の誕生日に母が手描きのジーンズを買ってくれました。
ずっと欲しいと思ってたので、
すごくうれしくて履くのがもったいないと思ったぐらいです。
そのジーンズを買う時も、
寺町店と三条店を何往復したかわからないぐらいです。
いろんな手描きジーンズを試着して、悩んで悩んで買ってもらいました。
今でもその時の事は忘れられません。
それから月日が立ち、今では衣で働かさせていただいてます。
もうすぐ母の誕生日なので、今度は私が母に素敵な一枚をプレゼントしたいと思います。
もうひとつの・・・“はじめての衣”2008.03.16
気まぐれ日記をご覧の皆様、
こんにちは。
本日の京都は 朝からぽかぽかお出掛け日和。
気持ちのいい風が吹いています。
そんな中、またまた心温まるメールを頂きました。
今回は、代官山店のお客様からの“~はじめての衣~”です。
たくさんの洋服を着て下さっている中で、
それでも一番のお気に入りは 初めてご購入頂いたTシャツとのこと、
とても嬉しく思います。
これからも大事にして頂ければ幸いです!
柚様、本当にありがとうございました。
・・頂いた画像のTシャツに、懐かしさを覚える方もいらっしゃるのでは・・。
2008.03.16
衣代官山店が出来たばかりの時に雑誌で店名を見て、
ネット検索をして、
代官山に出店していることを知りお邪魔致しました。
店長は仲嶺さんでした。(※現:北山コロモール店長です。)
女性のスタッフとお二人で、とってもお店の雰囲気も良く
(自分の家の内装に似ている為)何よりお二人の接客が心癒されました。
・・・今までに感じたことの無いカッコ良さ!・・・
何じゃこの優しいものと怖いものの組み合わせは!とも思いました。
最初に購入したこのTシャツが、今でも一番のお気に入りです。
この間、何点くらい購入しているかと数えてみましたが、
50点以上購入していました。
人にプレゼントした分も入れると60点以上ですね。
「衣」専用タンスありますよ。
これからも、期待しております!
柚
’08春夏展示会開催のお知らせ2008.03.13
それは、遠い遠い昔・・・
アセチレンの光や、甘い綿アメの香り。
沢山の出店に胸を焦がし、
踊る気持ちをおさえきれず
駆け抜けた石畳。
・・・そんな なつかしくも瑞々しい記憶をさがしに、
是非いらして下さい。
衣の“縁日”のはじまりです!
この春夏“衣”のお題は 【~縁日~】
来たる3月20日(木・祝)から3月30日(日)まで、
店頭にて’08春夏展示会を開催致します。
店頭に並ぶ事を夢見…衣スタッフが“縁日”というテーマを追いかけ、
24作品出展致しました。
その中から選ばれし5作品が、晴れて衣の商品として店頭に発表される予定となっております。
スタッフが考え、スタッフが選んだ、作品達を是非ご覧下さい。
期間中、お手元に届きましたハガキもしくは右下ハガキ画像を印刷したもの
(御住所・御名前未記入は無効となります。お気を付け下さい)
をご持参の上、5,000円以上お買い上げの方に先着でオリジナルノベルティを贈呈致します。
※数に限りがございますのでご理解ご了承ください。
また、ネットショップでもこの作品達をご覧頂けます。
もちろんご購入もして頂けます。
店頭6店舗と、ネットショップでの『衣’08春夏展示会~縁日~』、
是非お楽しみにしていて下さい!
はじめての衣 ~酒井編~2008.03.10
気まぐれ日記をご覧の皆様
こんにちは。
名古屋パルコ店の酒井です。
年に二回行われる衣の「展示会」。
各店のスタッフが思い思いのアイデアで作品を作ります。
その中から選ばれた数点だけがお店に並び、
皆さんの目にふれるのです。
以前から展示会の度に作っていたのですが、
選ばれることはなく、いつもくやしい思いをしていました。
そして、昨年07秋冬展示会、テーマは「謎」でした。
「とにかく今まで誰もやったことがないインパクトのあるものを作ってみよう」と考え、
思いついたのが無数にガイコツをパッチワークしたジーンズでした。
「謎」というテーマに沿い自分なりに考えて、
ガイコツを百八つ、「煩悩」をガイコツで表現しました。
それが、初めて展示会作品としてお店に並ぶことに決まったのです!
それからは、工房や名古屋パルコ店スタッフから手直しのアドバイスや、
必要なパーツ作り、縫いつけ、刺し子など、色々と協力してもらいました。
休みの日も毎日のようにミシンを踏むためにお店に向かい、
閉店後も夜中まで一人でミシンを踏んだこともありました。
常連さんから「頑張ってね」とあたたかい声をかけて頂いたりもしました。
・・・そして全てのジーンズを縫い終え、
それらがお店に並んだ時の達成感は一言では言い表せないものでした。
一枚の服が出来上がるまでには、見た目だけでは伝わらない
苦労や努力があるのだと知り、
衣の「能書き」に綴られている文章の意味を身をもって感じることが出来ました。
08’春夏の展示会は3月20日(木)から。
もうひとつの・・・“はじめての衣”2008.03.07
気まぐれ日記をご覧の皆様
こんにちは。
3月に入り、だいぶ寒さも和らいできましたね。
春はもうすぐそこまで・・。
待ち遠しくて、私たちもワクワクウズウズしています。
さて、そんな春風にも負けない、
あたたかくて幸せなお手紙を先日頂戴しました。
名古屋パルコ店のお客様からの投稿です。
たくさんの笑顔と、
並んだ衣の洋服たち。
ついついこちらも笑顔になってしまう、
そんなお手紙と写真でした。
2008.03.07
私のはじめての衣・・・は、
一昨年のクリスマスに妻からもらったカーデガンでした。
背中に雲と山の間をガイコツが駆けている図柄の品でした。
一目見て“個性的なデザインだなぁ”と思い、
店を見たくなった事を覚えています。
年が明け、1月7日の誕生日に龍柄のロンTを
プレゼントにリクエストして買ってもらい、
その後ホームページを見る様になり、衣に興味が湧きました。
それから2週間ほどしてから、ホームページの表紙の
デザインが気になり、再び店を訪れた時に対応して下さったのが
3月1日から大津店の店長となった『近藤さん』でした。
体が大きい為、サイズがなかったのですが、
出来る限りの対応をして下さったこと、
とても嬉しく思っています。
(数日後にサイズの件で連絡をもらい、
再びお店に訪れた時に、半纏のハーフコートに出会いました!)
それ以来、完全に衣に惚れ込んでしまい、今日に至っております。
サラリーマンですので、毎月の様に買う事は出来ませんが、
一生懸命小遣いを貯めては、
また新たな作品との出会いを楽しみに日々を過ごしております。
最近では、中学1年の娘や親戚のやよい姉(!?)まで
衣ファンになり、私の周りに衣の空気が漂っております。
これからも、たくさん購入する事は出来ないですが、
熱烈な衣ファンであり続けようと思っておりますので、
今後も素敵な作品を出し続けて下さい。
はじめての衣 ~岸田編~2008.03.03
気まぐれ日記をご覧の皆様
こんにちは。
衣大津パルコ店の岸田です。
縁があって僕は今、衣のお店に立って衣の商品や
その一つ一つが持つ意味を伝えていく側に立たせてもらってます。
しかし、衣に入る前の僕は、服の知識が無く、
ただ、服が好きで、どうしたらオシャレに見えるのかという表面的な部分でしか、
衣服というものを捉えていませんでした。
和柄という分野にもそれほど興味が無かったというのが本音です。
そんな僕でしたが、ある一枚の衣のロンTに出会い人生全てが変わってしまったのです。
約2年前、初めての仕事の日、店頭に立たせてもらうという事で、
お借りしたロンT・・・ その名も「目玉お化けの鯛みこしロンT」。
・・・何だこれは!
頭が目玉、
体は人、
鯛みこしを四人で担いで走っているではないですか。
しかも一人のチビおばけが転んで焦っている姿が刺繍で描かれていて、
・・・とても笑えました。
聞いたこともないタイトル、
見たこともない絵柄、
初めて触れた素材。
一枚の服にまるで魂が宿っているかのように感じたのです。
言葉では上手く表わされない衝撃を受けたのです。
糸から染めて作られた藍染ロンT。
少しとろみのついた抜染糊というものを用いて、
一筆ずつ手描きで絵を描いた手描き抜染という技法。
何もかも知らない世界でした。
この世にこんな服があったのかと、
とても新鮮な心地よい気分になったことを、今でもハッキリ覚えています。
一枚の服から始まった「初めての衣」。
一枚の服のストーリー、
込められ想い、それに対して自分が感じたことを伝えていくのが今の仕事となりました。
そのロンTは2年経った今でも大切に育てていっています。
藍の色が全体に冴え、アタリの部分は独特のいろみを放ち、
首回りや袖の手首の部分は擦れて破れもあります。
それも味の一つです。
自分だけのヴィンテージロンTと言った所でしょうか。
皆様も是非自分だけの一枚を育てていって下さいね。
“気まぐれ日記”に投稿してみませんか?2008.03.01
気まぐれ日記内で、スタッフ達が綴る
「はじめての衣」。
懐かしさに少し微笑んだり、
以外な過去に少し驚いたり・・・と、
スタッフそれぞれが持つ、それぞれの“思い出”を垣間見た気もします。
まだまだ『気まぐれ日記』の順番は半分を過ぎたところ、
これからもスタッフ達の懐かしい昔話に どうぞお付き合い下さい。
さて、年明け前から始まったこの「はじめての衣」というテーマ。
その冒頭の言葉はこうでした・・。
『あなたにとって、初めての“衣”は何ですか?』
・・・この質問を、今度はお客様に投げかけてみたいと思います。
このホームページをご覧になっている皆様、
店頭にて衣の洋服に触れて下さった皆様、
“あなたにとっての、はじめての衣”というテーマで
文章を投稿してみませんか?
ご自身の持つ 記憶の中の淡い思い出を、言葉で表現してみませんか?
文字数の制限や、言葉の制約はありません。
ご自由に、ありのままの気持ちを書いて頂ければ結構です!
また、写真の掲載も可能です。
このテーマに沿った投稿をして頂ける方は、
弊社ホームページ内の「お問い合わせ」内に文章を記載して頂くか、
文章を記載した物をメールに添付してお送り下さい。
携帯電話からの投稿も可能です。
また、写真をお送りする際も 同様にメールに添付してお送り下さい。
(店頭に文章や写真をお持込み頂いても対応致します。スタッフにお渡し下さい。)
皆様からの投稿を、心よりお待ちしております!
文章の うまい下手は関係ありません・・・。
瑞々しい記憶の欠片を、是非言葉にして下さい!
よろしくお願い致します。
※頂いた文章に、不適切な表現があった場合のみ
弊社の方で手直しをさせて頂く場合があります。ご了承下さい。
※写真をお送りになる際、写っている人物や建物等、
掲載に関して許可がとれる画像をお使い下さい。
また、本名等 個人情報の掲載に抵抗がある方もその旨をご記載下さい。
※文章を頂いた後、改めてこちらからご連絡差し上げます。
ネット内にアップする日付等、ご相談させて下さい。
写真:青空の下 咲いた梅の花。
本日から3月です。
新しい月に、新しい事を始めてみませんか?
はじめての衣 ~近藤編~2008.02.26
こんにちは。
名古屋パルコ店の近藤です。
今回のテーマが「はじめての衣」ですが、
私は衣で働いてることが全て“はじめて”に繋がります。
皆様もご存知のとおり、衣の商品は手作りです。
昔ながらの伊勢型紙を使って抜染したり、
版を作ってインクで刷る手刷り印刷をしたり、
間近で職人の手ぶり刺繍を見れたり・・・と、
見るもの見るものがはじめてづくしでした。
衣では、年に何度か研修もあり、
泥染めを体験したりジーンズの生地を織っている
工場を見学し、服が出来るまでの工程をいろいろ学びました。
最近の「はじめて」は全て人間の手で動かして作る手織りのデニムを見れたことです。
手元ではタテ糸、ヨコ糸を交互に入れていきます。
織り幅を整えるペダルが4~5本あり、用途によって使い分けます。
常に手と足全部を動かして織られるデニムも一時間に15cm程です。
気が遠くなる作業ですが、手織りだからこそできる、デコボコした生地は
何ともいえない味のあるデニムに仕上がっていました。
次はどのような「はじめて」があるのか、今から楽しみです!!