衣の着あわせ 寺町店2011.01.21
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは! 寺町店です。
京都もまだまだ寒い日が続いています。 こんなに寒い日が続くと、早くあの暖かい春に会いたくなります…。
今回ご提案させて頂く着合わせは、そんな春が待ち遠しくなる明るい色と柄で遊ぶコーディネイトです。 春らしい明るめの桃色が映える「バンダナ鯰ジョン風トンプキンスウエット」(なぜ、衣でジョンなのか…、その訳は作品ページにて。)を合わせました。 ボトムスには「リメイクリペアジーンズ」。 ジーンズ自体が加工された色なので、トップスとの相性はすごく良く、春らしい着合わせが出来上がりました。
今の時季は、まだこれだけでは寒いのでこの上から羽織るジャケットは、裏がフリースの「雲キルトJK」(この白茶、店頭でも残りわずかです!)。春にも大活躍してもらえる一枚です!!
後はポイントに「奄美泥染めハンチング」と「らんるストール」を巻いて、今すぐにでも着て頂けてジャケットを脱ぐと、春を意識したコーディネイトを楽しんで頂けます。 この寒い寒い冬の京都も、あと二ヶ月もすれば満開のキレイな桜が咲きます。 今から楽しみですね!!
※「らんるストール」はオンラインショップへの入荷予定のない作品となります。詳しくは、衣 各店まで お問い合わせくださいませ!!
「一生モノ」 松本パルコ店 島2011.01.20
気まぐれ日記をご覧の皆さま、こんにちは。
松本パルコ店の島です。
永く永く使い続ける事で「自分だけの味がでる…」。 それはジーンズ、レザー、シルバー、などなど様々なアイテムが思い浮かびます。 僕がそれに魅了された初めてのアイテムは「ジーンズ」でした。
自分の体形でしか出す事の出来ない色落ち。 使い続ける事で“ただ古くなっていく”という概念とは真逆の感覚に、高校生だった自分はとても興奮したものです。
そのジーンズに合わせるには「どんな靴?」「どんなトップス?」と、服への興味はそこから広がっていったように思います。 「オシャレは足元から」誰の言葉かは分かりませんが、まずは「いい靴を!」と雑誌などを読み漁り、「これだ!」と決めたのは「Red Wings(レッドウィング)」でした。
高校生のお買物としてはかなり高価で、お小遣いを貯めに貯め念願の一足を手にした時の感動は今も覚えています。 その日は家で眺めては履き、また眺めては履きとエンドレスに試着してました(笑)。
なぜ「Red Wings」に決めたのかそれは当時、流行っていたのも確かでしたが、一番の決め手は「履きこむ事で味の出るオイルドレザー」と「ソール交換ができる事」でした。 「じゃあ、一生履けるじゃん!!」と、暇があればオイルで手入れ、眺めてはオイルで手入れ…、エンドレスでした。
「一生モノ」…、この響きに今もなお、やられっぱなしです!衣でも今季「受注生産」での革靴が販売されています。 この靴も出来ちゃうんです、「ソール交換が!!」
先行販売で名古屋パルコ店、代官山店、三条店と今月の23日(日)まで販売しております。 松本パルコ店そしてその他のお店もこれから受注開始致しますので、是非お楽しみに!私、島…また「一生モノ」を増やしてしまいそうな予感です!
※長い時間をかけて少しずつ買い足していったレッドウィングの靴達です。 一番左が高校生の頃に買った、まだまだ現役の一足です。
期間限定 オンラインショップ “子鬼ラッピング”!2011.01.19
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。
オンラインショップの永田です。
まだまだ空気は冷たく、暖を取ることが欠かせない日が続きますが、暦の上ではもう幾日かで春。その節目となる日の前日が『節分』です。
「鬼は外、福は内!」
高らかに聞こえるこのかけ声が、この日の意味を少し教えてくれています。 鬼に豆をぶつけて邪気を払い、1年の無病息災を願い年の数より1つ多い豆を食べる。 大きな鬼なら邪気ですが、それが子供なら無邪気!? そんなカワイイ子鬼なら、鬼であっても思わず内にいてほしくなるのかも!!? ふとそんな思いが頭をよぎりました。
そんなわけで、オンラインショップでは本日1月19日(水)18時より、2月3日(木)18時までの期間限定で『子鬼の特別ラッピング』を行います!
ショップ内にて取り扱い中の作品を対象とし、作品代金のみの合計で 税込10,500円以上 お買い上げの方には、この子鬼の風神もしくは雷神がプリントされた箱にお入れした、オンラインショップ特別ラッピングにて作品をお届けいたします。
またさらに…!ご注文先着順で特製「ちょっと短め雲衣手拭い」にておくるみいたします!! 手染めだからこそできる独特のムラ感を残し、職人が染め上げたもの。ご注文作品の良き相棒として、箱の中でそっと明け放たれる時を待っていますよ。
※ご好評につき「ちょっと短め雲衣手拭い」でのおくるみは終了いたしました。
オンラインショップの特別ラッピング、どうぞお楽しみに!
※手ぬぐいの数には数に限りがございますので、手拭いはなくなり次第終了とさせていただきます。
※箱の在庫状況により、子鬼の風神と雷神のどちらかご要望をお伺いする事も可能です。 その際は、お手数ですが「連絡事項欄」にご一報くださいませ。 また、在庫がなくなってしまっていた場合、ご要望いただいた柄とは異なる柄でお届けいたします。 あらかじめご理解下さいませ。
※小物(鞄・財布など)や衣類のサイズにより箱に収まりきらない場合、作品の梱包とは別にして荷物の中に箱のみを添えさせていただく場合がございます。 ご了承くださいませ。
※1月19日(水)18:00~2月3日(木)18:00までの期間のご注文につきましてラッピング対象となります。 ご注意くださいませ。
「初春を慶ぶ衣」 衣の着あわせ 代官山店2011.01.17
こんにちは。衣 代官山店です。
今年もよろしくお願いいたします。
年が明け、このところ京都にも負けないほどのきりりとした冬の寒さが続く毎日ですが、、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は始まったばかりの一年を祝うような、楽しむようなそんな衣の着合わせをご紹介いたします。
主役はまだまだ寒いこの季節にも使える暖かくて肌触りの良いカーデ、明るい赤となんともひょうきんな蛙の姿が可愛い「ひっくり蛙の見た風景トンプキンカーデ」です。 インナーには昔からお祝い事に用いられる事の多い“筒描き文様”を藍染めロンTに染め抜いた「筒描き牡丹ロンT」。
その間には菊の流水文様が入った「流水菊ストライプウエスタンシャツ」をはさんで。。。 こちらも麻素材でこれから春にかけてゆっくり活躍してくれそうです。 そして、そしてボトムはこの一年どう育つかが楽しみな「武骨ジーンズ」でしめてみてはいかがでしょう。
なんだか今年もわくわくするような楽しい一年が始まりそうな予感です。 季節の行事を祝う柄やなんだか笑えるひょうきんな楽しい柄も衣の和柄ならではかも知れません。 そんな衣と一緒に今年も笑顔のたえない素敵な一年を送って頂ける事を願っています。
※「筒描き牡丹ロンT」は、近日オンラインショップにも入荷予定です。お楽しみに!
※「流水菊ストライプウエスタンシャツ」はオンラインショップへの入荷予定のない作品となります。 ぜひ、衣 各店まで お問い合わせくださいませ!!
奄美のための寄付の結果ご報告2011.01.11
皆様、こんにちは。
昨年10月24日(日)より売り上げの一部を奄美復興のために、役立たせていただくため販売をさせていただいておりました「奄美復興支援限定ロンT(現作品名:泥プリント『妖怪 藍くん』ロンT)」を通じ、奄美の復興支援の思いにご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
2011年1月6日(木)をもちまして、本作品の一部寄付金制度の受付を終了とさせていただき、そしてこの度、¥204,080という金額を寄付させていただく事ができました。
寄付をさせていただいた龍郷町役場からは、ご丁寧にお礼文が届きました。 これはご参加くださった皆様がおられたからこそいただけた“奄美の方々の気持ち”ですので、本ブログを通じ掲載させていただく事で、皆様と共有させていただきたいと思います。 (衣各店にも本お礼文は置かせていただいております。)
およそ2カ月半という短い期間ではありましたが、自分が“誰かのためにできること”という、大切な気持ちを行動にうつす。 そんな“わかっているけど、なかなかできないこと”が今回の事を通じ、少しできた気がします。
それもこれも、私たちだけでは出来なかった事と思います。 奄美の方々とともに私共からも、御礼申し上げたいと思います。 本当に、本当にありがとうございました。
「白・新・初」 コロモール 斎賀2011.01.10
気まぐれ日記をご覧の皆さま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
コロモールの斎賀です。
新しい一年が始まりましたね。 今年皆さまは、どんな幕開けでしたでしょうか。 今年の元旦の京都では、大晦日に降り始めた雪がすっかり街を覆って、風情ある雪景色を見せてくれました。 新しい年の幕開けに真っ白な雪。 四国が故郷の私にはかなりの感動です。 白という色。新しいという言葉。 また、初めてという言葉。 これには特別な、気を呼び起こさせる力があるように思います。
そんな新しい年と雪景色に元気づけられて、今年の初詣は京都に初めて来た時から行ってみたい! と、思いながらも足を運べなかった伏見稲荷大社を参拝しました。
今年、伏見稲荷は御鎮座1300年だそうで、朱色の鳥居の連なりは、歴史を遡っての人々の祈りや願い通じた御礼が形となった姿です。 この、テレビなどでは何度も目にしたことのある千本鳥居ですが、実際には約一万基もの数で、とにかく圧倒されました。
「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と稲荷大神を崇め、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就を祈願してきた歴史が人を更に惹き寄せているんですね。
稲荷山に神が棲み見守られている・・・。 そんな目には見えない力をこの初めての参拝で授かった気がします。 今年も、たくさんの「初めて」や「新しい」を体感して、自分のなかの白に描き込んでいきたいと思います。
衣の着あわせ 三条店2011.01.07
皆さん、明けましておめでとうございます。
京都は久しぶりの大雪にみまわれたお正月でした。まだまだ冷え込みますので、お風邪などひかれないようにして下さいね。
さて、年はじめ三条店よりおすすめコーディネートをご覧ください。 ポケットのラインが可愛く両脇にさりげなく模様が入った天竺素材のワンピースを着てみました。 ざっくり着られて、とても着心地がいいワンピース。
その下には「宝がカエル合わせ衿スウェット」を持ってきています。 襟元が特徴的なので、ワンピースの下に着てもショールを巻いているようなシルエットになり、ふわふわ生地のためインナーとして使うと、とっても温かいです。
ワンピースがふわりとしたラインなので、スキニーパンツ、レギンスやタイツでもバランス良く着て頂けると思います。
さて、寒い外へとお出掛けを…。 今まで防寒できるアウターが少なかったレディースラインでロングコートが登場しました。 ウエスト、裾とラインを替えることができ、さらに内側のライナーを外すことめできるため、気候に応じて使い分けができる嬉しい一着です。
首もとには衣らしさ満点の「らんるマフラー」に、可愛く「出目金魚バッチ」をポイントにもってきました。 底冷えの厳しい京都の冬、オシャレに飾れ、さらに春先まで使い回しができる各アイテムたち。 是非、着まわし術を実践してみてくださいね!
※「らんるマフラー」「出目金魚バッチ」はオンラインショップでのお取り扱い予定のない作品となります。ぜひ、衣 各店までお問い合わせくださいませ!!
「他人(ヒト)と同じなんてつまらない!」 名古屋パルコ店 酒井2011.01.06
気まぐれ日記をご覧の皆様、明けましておめでとうございます!
名古屋パルコ店の酒井です。今年も宜しくお願い致します。
さて、唐突ではありますが、日頃から衣に足を運んで頂いている皆様も、こんなふうに思ったことはないでしょうか!? 「他人(ヒト)と同じなんてつまらない!」と…。
そう思うきっかけだったり、どんなふうに表現するか…は、人によって違いがあるかとは思いますが、僕の場合はそれが「ファッション」と「音楽」でした。 服だったら、流行ってる物よりこんなの他には無い!!というものを探して、組み合わせを楽しんで、「その服凄いね!」、「何処で見つけるの?」と言われてみたり…。 音楽だったら、曲を作る時に誰も作れないようなものを作るぞ!と頭を捻って、「どうやって曲作ってるの?」と言われてみたり…。
衣に関して言えば、総柄好きの僕は学生時代には、よくお気に入りの総柄のTシャツやシャツを着て大学に通っていましたが、地下鉄に乗る時、降りてくる人皆からジー…っと見られたり。 学食のおばちゃんには「あんたいつも面白い服着てるね!」と言われたりして、ちょっと恥ずかしいなと感じつつも、心の中では「ふふん♪」と得意になってみたり。 衣の展示会でも過去に作品を作らせて頂いた際には、サンプルを作って、密かに「こんなん絶対誰も思い浮ばんはず!」と思ってみたり…。
細かく言い出せばキリが無いですが、やっぱり何事も流行やお手本通りにやるよりも、自分のこだわりを持って取り組むほうが楽しくないですか!?
着合わせなんかも、お店のトルソーのままや雑誌に載っているコーディネートよりも、“その人らしい、その人にしか無いスタイル”みたいなものを持ってらっしゃる方の方が、かっこいいんじゃないかなと思います!
今年もそんなこだわりを持った方や自分らしさを表現する1枚、誰かを驚かせられる様なアイディアに出会えるのを今から楽しみにしています!
(写真は過去に展示会で作らせて頂いた作品と自分の部屋のこだわりの一角。骨董市で購入した酒袋の生地に、頂き物のガイコツのキャンドル。小さな木製のマネキン。流木…と謎なお気に入りスペースです。)
新年のご挨拶 衣 主 (ころもあるじ)2011.01.05
あけましておめでとうございます。
毎年恒例、衣スタッフが店対抗で出し物を披露する衣のお祭り大忘年会も無事終わり、1年に1回のホントにわずかな時間ですが、スタッフみんなで“笑い”を共有する事が出来ました。
本社スタッフが「ゲタでタップダンス」というウルサイ出し物をするために、普通の忘年会が出来る会場ではOKがもらえず、いつも作品がズラリとならぶ衣のお店を片付けての自分たちでの手作り忘年会です。
私の役目は、その日の料理。福袋の最終仕上げで、ごった返す社内を横目で見ながら、持ちきれないほどの食材を買い込み、1日中奥まった台所の湯気の中です。
壁一枚の静と動…。
あと何時間かで集まるであろうスタッフの嬉しそうな顔を一人一人思い浮かべ料理をしていると、誰かのために何かが出来る喜びと、その相手がいてくれることに改めて感謝させられます。
そしてこの仕事を長くやっているうちに身についた困った癖。自分がかなりせっかちになっている事を反省し、忘れてしまっていたゆっくりと心地良い時間を取り戻せた時でもありました。
仕事と家事は似ているのかも知れません。 心臓が毎日一定のリズムで動いているように、食べる事も仕事も生活の基盤であり、毎日毎日、同じことの繰り返しでもあります。 ともすれば食事を「エサ」、仕事を「作業」感覚でこなしてしまう紙一重の狭間で戦ってきた自分に、「飽きたら負け!」と立ち上がる湯気に言われた気がしました。
人を想い、人との絆があって生まれるのが真のおもてなし。自分の体が気持ちいいと感じる空気、そこから出てくる“気”。職人たちが精魂込めて作った思いの“気”。
その“気”が衣から湯気のように立ち匂うよう…。そして作り手の努力が時を重ねるほど深まりますよう…。多くの思いを訴えかける作品を、今年もお届けしたいと思います。
今年も一年、宜しくお願い申し上げます。
「私のヴィンテージ」 三条店 赤瀬2010.12.27
こんにちは!三条店の赤瀬です。
服が大好きな衣スタッフの間で良く耳にする言葉・・・「ヴィンテージの服、ヴィンテージのジーンズ・・・」。
昔の逸品をこよなく愛する衣スタッフにとって、ヴィンテージものの服はあらゆるお手本として様々な事を気づかせてくれます。 私もそんなヴィンテージの魅力に惹かれ、骨董市や古着屋さんを巡っては面白いものを探すのですが、ただ、“本当に欲しい!”と思う服は高くて手が出なかったり、“お手頃!”と思った服は生地が弱くなってボロボロ・・・。
ヴィンテージいいなぁと思っても、実際に身につけるまでにはいかず、見て楽しむだけになっていました。 ところが、実は私、とんでもなく素晴らしいヴィンテージのジャケットを持っていた事に、いや、むしろ毎年着ていた事に最近気づいたのです!
学生の頃、お父さんのタンスからこっそり持ち出したあるジャケット。 私はこのジャケットが大好きで、毎年冬には活躍してくれる服の一枚となっていました。 母から聞いた話によると、どうやらこのジャケットは父が大学生の頃に着ていた、と。
当時の私は「そうなんや」と軽く聞き流していたのですが、先日ふと、そのジャケットを着た時にハッ!!と気づいてしまったのです。 「やばい、このジャケット、1970年代の立派なヴィンテージやん!!」と。
お気に入りを手放す事ができなかった父、その気持ちを察して大事に保管していた母。 無名のジャケットですが、私にとっては愛おしいヴィンテージジャケットとなりました。