【2015春夏 展示会】 開催いたします!2015.03.16
気まぐれ日記をご覧のみなさま、こんにちは。
週が明け、気温も春めき始め、桜も一気につぼみが膨らみそうで、とてもワクワクした気持ちになります。いよいよ春本番が待ち遠しい季節に入りましたね。
■□■ 2015年 春夏展示会 のご案内 ■□■
職人からすれば 突拍子もないとも思えるスタッフのアイデアを、何とかして具現化させたいと思う“もの作り”。試行錯誤はいつもの事とはいえ、今回ばかりは葛藤の日々でした。その甲斐あって出来あがった作品達は胸躍る仕上がりとなっています。
2015年春夏シーズンテーマは「日本昔話」。展示会作品とともにお店に並ぶ最新作にもご注目、ぜひご覧にいらしてください。
期間:3月21日(土・祝)~29日(日)
気になるスタッフ作品は近日発表! さらに期間中はスタッフ作品と春の最新作の登場の他、この日のために作家が作りあげた衣オリジナルデザイン「限定 京都清水焼 御飯茶碗」をプレゼントさせていただます。
人々のものを見る目『審美眼』によってはぐくまれてきた京都にある数々の伝統工芸、着物の世界では「友禅染め」「西陣織」、他にも漆器や扇子、竹工芸など数多ある中でも、焼き物と言えばやはり『清水焼』。その窯元に直に話をさせていただき、特別な御飯茶碗を焼いて頂きました。また後日、詳細をブログに掲載させていただきます。ぜひご覧くださいませ。
また期間限定プレゼントは、この「かわら版ページ」をプリントアウトしたもの、もしくは店頭にて所定用紙に“お名前・ご住所・ご連絡先お電話番号”が記載いただきました方で、お買いあげ作品代金が合計15,000円(税抜)以上の方を対象に、先着順にてお渡しさせていただきます。
※本イベントは福岡パルコ・期間限ショップでは開催をいたしません。ご理解のほど、お願い申しあげます。
※「限定 京都清水焼 御飯茶碗」は各店ごとに数量に限りがございます。なくなり次第終了となります。
「衣×吉靴房」受注革靴が心斎橋店にて受付開始です。2015.03.13
こんにちは!心斎橋店の小塩です。
「洋服にも、着物にもあう革靴を」
「日本人の足にあう革靴を」
信念を持ち、ひとつひとつを手仕事で作成される革靴屋さん「吉靴房」があるのは、京都西陣。同じ京都の地で、日本の技や素材にこだわってきた衣と惹かれ合うのは必然的な流れだったのかもしれません…。
革を裁断し、挟み込んで木型に合わせていき、叩いてカタチづくる…。革靴専用のミシンを使用していねいに縫い合わせていく…。
熟練の職人技と、その技に応えるたくさんの道具たち。その光景にはただただ驚くばかりでした。
衣の職人が抜染によって入れ込んだ柄を選ぶことができ、お好きな組み合わせができるこの靴は、まさに“あなただけの一足”です。
3月14日(土)より、いよいよ大阪の地、心斎橋店にて受注受付を開始です。
たくさんの良いご縁がありますように…。
【受注詳細】
オスティアジャパン衣心斎橋店
06-6120-9898
koromo-shinsaibashi@kodaishin.jp
【色】キャメル、こげ茶、えんじ、紺、苔、黒
【柄】鯰、菊、蓮、龍、唐獅子牡丹
【サイズ】22cm~28cm(※22.5cmのみお作りができません)
【価格】46800円(税抜)
【仕上がり】受注日の翌々月より
【その他】ソールや内側の革色も選べます。
※1 ひとつひとつが手仕事のため、柄の雰囲気や、入る位置、ベースとなる革色などが異なります。
※2 仕上がりまでは、上記よりお時間を頂く場合もございます。
※3 受注後のキャンセルはお受けできかねます。ご了承下さいませ。
オスティア・ジャパン衣 九州は福岡に初出店!2015.03.12
オスティア・ジャパン衣の新店が九州は福岡のパルコ本館にお目見えします!九州では初となる新しいお店の誕生です!
気になるグランドオープンは4月を予定しております。ですが、「少しでも早く福岡の皆様にお会いしたい!」そんな想いで次週より「オスティアジャパン衣 福岡パルコ店」が1Fフロアにてプレオープン!!
期間:3月18日(水)~4月14日(火)
開催場所:本館1Fエスカレーターサイド特設会場
そして、プレオープン初日より5月6日(水)までの期間中に、福岡パルコ店にてお買いあげ頂いた方へ、1,000円(税抜)ごとで1スタンプのスタンプカードを発行いたします。
スタンプを10個集めると、素敵なノベルティプレゼントもご用意!さらに、20個までスタンプがたまれば、お買あげ頂いた作品にお好きな一文字を職人の手振り刺繍でお入れします!(バッグ、小物など、対象外の作品もございます。)
※ノベルティプレゼント、刺繍入れ共に4月18日以降となります。
※ノベルティは数量限定となっております。無くなり次第終了となりますのでご了承ください。
※刺繍入れは作品のお預かりから完成まで2~3週間程お時間を頂きます。ご理解をお願い申しあげます。
テーマ 日本昔話 「骨なしクラゲ!?」 寺町店 山田2015.03.11
気まぐれ日記をご覧の皆様こんにちは、寺町店の山田です。今回より始まる気まぐれ日記の新テーマは、2015年春夏の衣のテーマと同じ「昔話」。絵本や「まんが日本昔話」で、誰しもが少なからず触れた事のある「昔話」について、スタッフそれぞれの目線からお話いたします。
早速ですが、衣の新作Tシャツ「浦島太郎半袖Tシャツ」はもうご覧いただけましたでしょうか?手刷り印刷による鮮やかな色彩と浮遊感漂うクラゲの刺繍に、私は完全に一目ぼれ中です!一見すると綺麗な花柄のこのTシャツが「浦島太郎」とどう繋がってくるのか、皆様分かりますでしょうか?
そのデザインについて、あまり多くを語ることのないデザイナーに頂いたヒント「竜宮城」。亀に乗って浦島太郎が辿りついた桃源郷を色とりどりの牡丹の花で現されているのです。では、クラゲは?ここにお客様から伝え聞いた「骨なしクラゲ」という昔話(恥ずかしながら知らなかったのですが・・・)がパチッとはまりました。
竜宮城の乙姫様が大病になり、その特効薬としてサルの脳みそが効くと言われており、クラゲがその大役を任されます。地上についたクラゲは、まんまとサルを竜宮城に連れ出すことに成功しましたが、ふとした折りにサルにその計画を知られ、取り逃がしてしまうのです。これに怒った竜王はクラゲの骨を抜いてしまいます。漢字で書くと「海月」。その名の通り海に浮かぶ月の様に、クラゲはゆらりゆらりと自由に泳ぐようになりましたとさ・・・。
いかがでしょうか?皆様との会話でその世界を創造するのも私の密かな楽しみの一つ、どこか懐かしいこの春夏の作品達を、寺町店で語らいませんか?
「Trousers(トラウザーズ)」 スタッフ着あわせ 名古屋店2015.03.07
こんにちは、名古屋店です。先日、入荷商品が届き、箱を開けたとき思わず「 わ~ 」と声がでたKRMのTrousers(トラウザーズ)。まだまだ寒いと言うのに、この3色が一気に春を感じさせてくれました。
トラウザーズと、ジャケット、カーデ、ベスト、、、どれか1パターンに絞ってみようと思いましたが、どうやらそれは無理のようです。。笑
いろんなトップスを試したくなるようなカラー展開、「朱赤」「茶」「空色」。一見、少し派手な印象も感じさせますが、おなじみの「刺し子生地」を染めた物になりますので、凹凸の影が出来やすく、ワントーン色味を深く見せてくれる効果があります。
染めも顔料染めと言って、粒子の粗い染料を使っている為、色の定着が場所によってムラがあり、少し使い込んだ感じを出しております。
ところで、torousersって?と言う方もおられると思います。実は、アメリカ=パンツ イギリス=トラウザーズ、いわゆるズボンの事ですね。イギリスでは、スラックス、トラウザーズと呼ばれ、基本一般大衆向けのスラックスに対し、少し上の階級の人たちがはくパンツの事をトラウザーズ。と呼んでいたそうです。
KRMのトラウザーズは勿論カジュアルな装いにぴったりですが、ネクタイをしめて、ぴかぴかの革靴なんかと合わせて少し英国紳士をイメージしても面白そうです。ぜひ一度、店頭にこの春色3色のトラウザーズを見にいらしてください。
スタッフブログ新テーマ 『日本昔話』2015.03.04
気まぐれ日記をご覧の皆様、こんにちは。梅のつぼみが花開き、きれいな紅色が季節の移ろいを感じさせてくれます。風の性質も冷たさを帯びたきびしいものではなく、どこかほがらかなにおいを感じる優しいものになりつつあるようです。
次週よりスタッフブログは秋冬テーマ『縞(しま)』を終え、この春夏の衣の新テーマへ。
新しいテーマは…、『日本昔話』。
そう、日本では誰もが何かしらのお話を小さな頃に聞き育ってきた物語で、歴史のかけらに触れ始めるきっかけとなる短編小説!?は言い過ぎかも知れませんが、数多くのストーリーを持つ不動の人気作品です。
今春夏はそんな「日本昔話」に着目した『衣』のデザインがあれこれと登場を待ち構えているところです。そしてスタッフにはシーズンテーマと同じ“日本昔話”をそれぞれの目線で書き綴らせていただこうと思います。お楽しみに!
「衣×吉靴房」受注革靴についてのお知らせ2015.03.03
「春にピッタリ!レディースジャケット」 スタッフ着あわせ 心斎橋店2015.02.28
皆様こんにちは。心斎橋店の小谷です。春に近づいていくに連れて段々と暖かい日が増え始めてきましたね。
今回は心斎橋店より春のレディースおすすめ作品をご紹介いたします。その作品は「着物衿ジャケット」。
このジャケットの1番のポイントは何といっても大きな衿元に施された2匹の錦鯉の刺繍、、、
いかがですか?? 手振り刺繍の職人さんの手仕事で1枚1枚が施されております。錦鯉と言えば男性らしいかっこいい柄を想像する方が多いかもしれませんが、このジャケットに施されている錦鯉は女性らしくとっても上品に仕上がっていますよ。
そして綿と麻の両方を使って織りあげているこの素材。とても軽くて着心地も抜群です!シルエットもすっきりとしていて、お出掛けの際に1枚羽織るだけでとってもおしゃれに。
お色はご紹介の【白】と、別色で【インディゴ】の2色展開。
今回おすすめさせて頂いた「着物衿ジャケット」の他にも、主衣の新作、次々と顔を揃え始めております!おすすめコーディネートもたくさんございますので、ぜひ お店へ見にいらして下さい。
三条店オススメ「めぐりあい」作品2015.02.25
こんにちは! 三条店です。寒い日が少しずつ暖かい陽気になってきましたね。心はすっかり春モード!! そんな出会いの季節に、いよいよ始まっております!! 気まぐれな職人たちがひと手間かけた作品たちを、店頭にてお披露目するイベント「めぐりあい」。そんな作品の中から、三条店のおすすめをご紹介です。
・月が取りたい長袖シャツ
深いインディゴに抜染が加工が映える粋なシャツ!! 蛙が一生懸命に蓮をつたって月を目指す姿がなんとも可愛らしくもある逸品です。KRMの春色パンツがインディゴをいっそう際立たせます。
・隠れ百花蝶七分T
大きな牡丹の奥に総柄が見え隠れするこちらも粋な逸品となっております。上品な色に大胆な牡丹のプリントがインパクト抜群。これからの季節七分は重宝しますよね!!
他にも数量限定で素敵な出会いが皆様をお待ちしております!!
「織物ではない縞ものを探して」オンラインショップ 永田2015.02.23
こんにちは。気まぐれ日記をご覧いただき、ありがとうございます。オンラインショップの永田です。
2月もあとわずか、秋冬テーマであった「縞」でのスタッフブログはいよいよ最終話。シーズンテーマ「縞」のスタッフブログを見ながら、そもそも『縞』という字の語源が気になり調べてみました。その中でわかった興味深い事実。「縞」にはもともと違う漢字が使われていたという事。
それは日本が南蛮貿易をしていた時代、日本にも「縞織物」はありましたが、日本の島の外から入ってきた縞織物が珍しく流行りをみせました。そこでそれらを識別するため日本の物を「筋」と呼び、渡来品は「島物(しまもの)」と呼ばれ、次第に「縞」という字があてがわれるようになり、「筋」も含め「縞」になったんだそうです。
また「島物」を調べる中で、ここ京都とも深いつながりを感じる事が…。それは京都・宇治で有名な「日本茶」。
貿易で日本に入ってきたものは、何も織物ばかりではありません。そう、その1つが「茶」。そもそも「日本茶」という飲み物は日本で生まれたものですが、茶木自体は“紅茶”や“烏龍茶”と同じもの。では何が「島物」なのか?
『茶器」です。
織物同様に日本にも古くからの窯元があり、渡来品の茶器を「島物」としていたそう。そんな京都とのつながりを見つけたからには放ってはおけません。先日より始まっておりますオンラインショップのリニューアル記念プレゼントに『お抹茶』をお渡する事も決まっていた事もきっかけとなり、気になる「島物」を探しに、心のふるさと宇治へ行って参りました!
宇治には名だたるお茶屋さんの本店があります。併設されているカフェは宇治に来たら行きたい場所の1つにもあげられる「中村藤吉本店」、急須で入れたにごりで味の奥深さを求める綾鷹の「上林春松本店」、抹茶スイ-ツでも有名な「伊藤久右衛門」、それぞれの店へも赴いてみました。
そして、一番のお目当ては「三星園 上林三入本店」というお茶屋さん。「平等院表参道」という宇治川沿いから平等院へ続く石畳の道中ほどあたり、上林一族として家系図の中には「上林春松」と同時代を生きた茶人を祖に持ち、大きな広告を打ったりせず、宇治のお茶を伝え続ける茶園です。
今回、こちらの上林三入さんでお抹茶作りの体験をしてきました。話を聞くほどに抹茶というものの魅力を再発見。その様子は先日のオンラインリニューアルイベントのブログに書かせて頂いた通り。
そして茶屋の方に「しまもの」の話をさせていただきましたところ、上林三入さんに300年継がれているという『茶坪』『掛け軸』を教えて下さり、ただ「しまもの」かどうかは分からないという事でしたが、とても歴史古い逸品を拝見させて頂き、織物とは異なる「縞」は、「京都」ともつながる様々なご縁の旅を楽しんできました。