BLOG

いよいよお披露目!三条店限定作品2017.01.20

昨週にご案内させていただきました、手描き作家-朱鷺雄(ときゆう)-による三条店限定作品がいよいよ明日より販売となります。

前にも後ろにも散りばめられた桜の舞台に、錦鯉や金魚が泳ぐ図柄、月の光に照らされる夜桜が表現された図柄。作家が描き出す幻想的な世界をワンピースと長袖シャツに落とし込み、ご用意いたしました。

インディゴを浅く染め上げた糸をタテ糸に、ベージュに染めた糸をヨコ糸に使用している綿麻の生地なので、これから暖かくなっていく季節に、とても着あわせやすい雰囲気です。そして風合いも面白い表情をしています。

手描き作家「朱鷺雄 -ときゆう-」氏は、己の描くものには少しの妥協も許さず、自身が納得したものしか世に出すことを許さぬという作家。一着を描きあげる為に時間をじっくりをかけて細部に至るまで綿密に仕上げます。そのため各柄、店頭に並びます枚数が少ない希少な作品となっておりますので、気になる方はお早めに三条店までへお越し下さいませ。

■メンズ長袖シャツ
 桜錦鯉 ¥30,800-
 桜金魚 ¥28,800-
 夜桜  ¥28,800-

 サイズ:S~XL
 ※柄によってはお作りしていないサイズもございます。
シャツ
■レディースワンピース
 桜錦鯉 ¥31,800
 桜金魚 ¥29,800-
 夜桜  ¥29,800-

 サイズ:F(1サイズ)
チュニック
三条店のお近くでない方もメールやお電話など、お気軽にお問いあわせくださいませ。

【オスティア・ジャパン衣 三条店】
TEL :075-221-3553
Mail :koromo-sanjo@kodaishin.jp
営業時間 12:00~20:00(不定休)

※手描き作品になりますので、作品の仕上がり、色、表情は1点ごとに異なります。
※価格は全て(税抜)です。

インディゴを纏って春を待て!!2017.01.20

皆さま、こんにちは。代官山店です。
毎日冷え込みが厳しくて、春に思いを馳せてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。今回は程よく暖かい春を迎えるコーデをご紹介。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
KRMのDenim Chester COAT
ライトオンスデニムの素材の張りと、光沢感がとってもシャープな印象のこのコート。衿元とポケットフラップに泥染めのコットン素材を使用した遊びもあるのです。軽やかで春らしい印象ですよ。

中にはこちらもKRMのIndigo Knit Blousonを。
加工によるインディゴのアタリ感が特徴的で、綿素材で通気性もよく丁寧に編まれた柄がアクセントになってくれるのです。

ボトムにはKRMウィンドペン リラックスパンツを。
フワフワとした肌さわりと程よい太さが心地良いパンツ。インディゴベースに白のチェック柄が格好いいのです。シンプルなトップスとの相性が良いです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
一言でインディゴと言っても様々な表情があるのです。経年変化ももちろん楽しみですが、様々なインディゴを纏って春を待ってみてはいかがでしょうか。

■その他の着あわせ作品
革がまぐちショルダーバッグ(鯰)
播州織り鯰トグル付きウールガーゼマフラー
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

集う場所2017.01.16

こんにちは。名古屋店の藤原です。
今回のブログのテーマの“住”を聞き、一番に思い浮かんだのは“集う場所”。

子供の頃、夏休みに母親の実家に帰省すると母親の兄弟に子供夫婦にその子供達、とてつもない人数で過ごした思い出。祖母のいる田舎が沢山の人が集う場所。

そんな私達子供もいつしか大人になり、実家を離れ、それぞれは別の場所に。そして私達も帰省で実家に集う様になりました。何時しか気付けば、長年すんでいたはずの普段の自宅が集う場所に。

ほんの数日の滞在時間。しかし内容は濃く。仕事納めで疲れて帰省しているのにも関わらず、お節の準備はコタツに入っていても強制労働。。お節の配膳、お重の詰めは、義妹も参戦。今年は手伝いたい盛りの5歳児が大張り切りで中々前に進まず。
おせち
笑いながら、当たり前であった食事風景も久しぶりに感じながら過ごします。又ゆっくり出来る次回の機会を楽しみに、普段の生活に戻ります。

人が集える場所。それが私の中の“住”。
家族

住めば都2017.01.12

皆様、明けましておめでとうございます。
2017年最初の心斎橋からお届けするスタッフブログは私、小谷がお送りさせて頂きます。

早速ですが、皆様「住めば都」ということわざはご存知かと思います。“どんなところでも住み慣れればそこが最も住みよく思われるもの”という意味を持つことわざですが、私は最近このことわざの意味をひしひしと実感しております。

私は大阪でひとり暮らしを始めて、三年近く経ちます。四国の田舎で生れ育った私にとって、東京や大阪などの都会は大の憧れでして、小学生の頃から「高校を卒業したら都会に出る!」が口癖でした(笑)

憧れと夢を抱き、大阪へ出てきたのですが…、やはり初めの一年間は人の多さなどに全く慣れることができず、時間を見つけては四国へ帰っておりました…(笑)

しかし、住めば都の意味の通り、三年経ってようやく人の多さや関西弁にも慣れまして(笑)、今ではもうすっかりと、日々大阪での生活を満喫しております!

初めは人が多すぎて行くのを躊躇っていた道頓堀の辺りも、今ではふらっとお散歩コースに(笑)
写真
もうすぐ、四年目に突入します大阪での生活ではありますが、まだまだ知らないところだらけですので、おもしろい場所などご存知の方は是非教えてください!

女性モノから新しいG-ジャンを!2017.01.11

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて新年初の三条店の着あわせブログをお届けいたします。

女性モノより今までにないG-ジャンをご紹介致します。それが今回の主役デコルテライン ジップアップG-ジャン
%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%86%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3g-%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3-2
胸から上にかけて編み立てたリブニット。そして胸から下は切り替えにストレッチデニムを使用したG-ジャンです。

肩がニット素材の為、まるで包み込まれるように暖かくやわらかい質感。でも、お腹周りはデニム素材なのでスッキリとした見た目になります。

異素材で組み合わされたデザインは、何処にも無い面白い1着。G-ジャンのハードな印象は残しつつ、ニットの優しさがプラスされたジャケットは、カッコよくそしてカジュアルに着て頂けますよ!
%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%86%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3g-%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3-3
【スタッフ着用 155㎝】
ダリア菊七分袖T(萌黄/F)
・椿折り畳みスカート(インディゴ/F)
縁鎖イヤリング
縁つなぎネックレス(F)
・鯰ベルト(茶/M)
・革ガマ口ショルダーバッグ(蓮とカワセミ)(深緑)※三条店限定
%e3%83%87%e3%82%b3%e3%83%ab%e3%83%86%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3g-%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%b3-1
【マネキン】
・菊唐草ワンピース(青/F)
・花ソフトジョッパー八分丈パンツ(灰/F)
神輿飾ネックレス
ワンショルダー革バッグ(芥子)(茶)

1月にもなりましたので、少し早めの春を意識してみました。いかがでしょう?

とはいえ、まだ寒い時期ですので、首元を温かくタートルネックやストールを巻く組み合わせも素敵です。まだまだ重ね着を楽しめる季節。皆様はG-ジャンに何と組み合わせますか?

手描き作家「朱鷺雄 -ときゆう-」2017.01.10

京都市生まれ。西陣の地で帯地図案を10年間にわたり学び続けた職人気質の作家「朱鷺雄 -ときゆう-」。独創的な発想で帯地を手がけ、西陣図案大賞を数々受賞されています。

西陣と言えば帯で有名ですが、そもそも図案?という疑問をお持ちの方もおられるかも知れません。西陣織りと言われるくらいなので“織り”で表現する伝統工芸品なのですが、その図案も手描きで描かれたものが下絵となり、しかも友禅のごとき色彩と、繊細な描写で描かれている一枚の絵画、作品なのです。図案だからと言って、墨書きのラフ描きの様なものでもなく、織りで表現するからとざっくりと描かれたものでもないというから驚きです。

西陣織りはその図案をもとに、方眼紙の一コマが経(たて)糸、緯(よこ)糸の一本にあたる卦紙(けいがみ)というものへ、色別にかき直されるといいます。糸の交差を一コマで色に分けなければいけない工程を考えれば、図案もおのずと繊細に描かなければいけなくなる。その図案自身にスポットがあたることがなくても、良質な図案がなければ良質な帯は作れない。その一筆が描く繊細な表現は、手描き友禅のそれとはまた性質の異なるものだと思う。

まさに職人。

そしてその技を使い、図案だけでなく直接帯にも様々な柄を描かれるなど、1975年に独立後も豊かな発想力をもとに、帯地に留まることなく、新たな挑戦を続け、手描きで表現する作品は多岐にわたります。

そんな手描き作家「朱鷺雄 -ときゆう-」氏に、今回は三条店限定として「桜」をテーマとした作品を描いていただきます。

衣でもこれまで様々な手描き作家に作品を作り上げてもらっていますが、その図案の中でも一番描くのが大変な花と言われるのが桜だそうです。

桜は小さな可憐な花ながらも、一つの花だけでは存在感が弱く、枝にたくさんの桜を描いて初めて、あの圧巻の美しさを纏う桜の雰因気が出せるのです。その細かさは気が遠くなるほど時間のかかる手仕事。

そんな桜も繊細に描くことにストイックなまでに挑み続けた「朱鷺雄 -ときゆう-」氏だからこそ、見事に描き上げることができるのだということを、作品を見るものに感じさせてくれる一着に。

よく見なければ見落としてしまいそうな桜の花びらの薄いグラデーションの色付け、雄蕊・雌蕊の細かさ…、そのどれを見ても思わず溜息が漏れます。

近日、作品詳細をご案内させていただきます。お楽しみに。
tokiyu

春を迎える2017.01.06

新年 明けましておめでとうございます。
本年もオスティア・ジャパン衣を宜しくお願い致します。さて、今年最初にご紹介するのはこちら。
%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%88-3
KRMの新作「エンジニアコート」です。すでに店頭で目にされた方もおられるのではないでしょうか。ガシッとした生地感が何ともいえずいいですよね。
%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%88-2
エンジニアコート
鬼刺し子Gジャン
牡丹唐草藍型長袖シャツ
刺し子ストライプパンツ

不思議と、中に合わせた鬼刺し子の生地がぐっと映えますね。存在感があるようでいて主張しすぎることなく、控え目に、合わせるアイテムを上手く引き立ててくれます。

単衣ですので、スプリングコートとして活躍するアイテムです。色は生成と苔の2色。どちらにしようか迷いますね!

年が明けると春を迎える気持ちが沸き立ちますよね。エンジニアコートにはオンラインショップ限定のインディゴ素材の物や、寺町店ではインディゴ素材に寺町店らしい柄入れされたものも入荷しているようです。是非、一足早く春を手に入れてください!
%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%82%b8%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%88-1

京都に住んでみて2017.01.05

こんにちは。寺町店の蓑輪です。

私は福井県出身で京都に住み着いて6年です。今回「住」がテーマということなので、京都と福井に住んでみて分かってきた事を書こうと思います。

私はよく散歩をします。現在は東山区に住んでいるのですが、歴史的な建物や美術館を回りながら充実した日々を過ごしております。未だに歩くたびに発見がありますが、一方、故郷である福井の家の近所はどうでしょうか。ご覧下さい。
%e7%94%bb%e5%83%8f%e2%91%a0
はい、何もありませんね。爽快です。語弊がありました。何もなくありません。自然があります。自然が過ぎてアスファルトがそれの邪魔をしているのがよくわかる一枚となっております。海へと続く道なので学生の頃よく通りました。海へと続く道、、、どうですかロマァンティックでしょう。
%e7%94%bb%e5%83%8f%e2%91%a1
幼き日の蓑輪がここで何していたかと言うと、主に石灰石でアスファルトに落書きをしていました。田舎で楽しめるものを見つけるってのは難しいと思うんです。しかし、考え方によっては資源はあるので無限に遊べます、少年時代は仲間たちと共に最高に楽しんでおりました!

今は文化都市に移り住み回りに楽しそうな物が山ほどあるので幸せですが、それでも楽しむ事へのアプローチの仕方って大事ですね。それが次にどう発展して楽しめる事に変わるかってすごい大切です。

これらの大切さが京都に住んでみてより明確に分かるようになりました。

最後に地元の遊び場の写真と私おススメの遊び方をお教えしますので、是非、皆さまならどう遊ぶか考えて楽しんでみて下さい。
%e6%b5%b7
・岩場でカニ取り
・貝類採集(どこでやるにしても近くの漁師さんと友好関係を築いてからにして下さい。警察呼ばれます。)
・釣り(以外と年間注意されませんが高いところからの投げ入れは危険です。)
・飛び込み(場所により禁止されています。地元っぽい人に確認してください。)
・修行
%e6%bb%9d

新年のご挨拶 -衣主-2017.01.04

ほつほつと時間が流れ、年が変わりました。一年を振り返ると、いつも少し長い映画を見た後のような気がします。年が明けて、節分の過ぎる頃には その映画が何となく分かってきます。

夏が行く頃には、本筋も分かり サスペンス物か、アドベンチャー物か、またまた、コメディ物か・・・・、おもしろくないストーリーになりそうな時は とりあえずドンデン返しを作りに出かけてみます。それは、新しい工場だったり、夏のスキー場だったり、山奥の寺だったり・・・・。

でも、いつも いつも 山寺に包丁を研ぐ老婆がいたり、油をなめるしっぽが分かれてる猫が居るわけではありません。普通にお坊さんが座ってるだけです。映画館なら、途中で席を立ちたくなる気分です。

子供の頃は一年がとても長く感じたのに、歳をとるにつれてとても早く感じる・・・。

よく 耳にする話です。
10歳では10kmの速度、18歳は18kmの速度、50歳は50kmの速度で時間の過ぎるのを体感すると言われるように、時が過ぎていく感覚は坂道を転げるように 加速してて、いつも誰かに大声で追い立てられてる気さえします。

それは、フランスの哲学者ジャネーの法則によると、同じ事を繰り返し何度も経験すると時間は早く感じ、初めての事や何か楽しみを待つと、時間は中々進まなく感じるらしいのですが、これも、嘘です。(笑) 新幹線のように時は流れます。

今年はもしかしたら、戦闘機のような速さかも分かりません。でも、そんな毎日でも年甲斐の無い生き方をしたいと願っています。思い通りいかなければ、暴れてみる・・・・。野次馬根性を忘れずに。なぜなら、チャンスはそれをこなせる能力があるからこそやってくる、と思うので時間感覚に追いつかなくても、背負う荷物が重くても、昨年見た感動の映画よりも、少しでも超えられるストーリーの映画を上演してみたいと思っています。

今年もよろしくお願い申し上げます。

衣主
tokei

本年のご挨拶2016.12.31

2016年もあと数時間ばかりとなりました…、本年もオスティア・ジャパン衣をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

お忙しい年末にお店に顔を出してくださいました皆さま、本当にありがとうございました。まだお立ち寄りいただくお時間が取れなかったという皆さまも、新年初売りでお会いできます事を願っております。

新年初売りには各店での福袋販売もございます。各店では「来年の福袋ってどんなの?」「え!?XLがあるの!?初めて福袋が買えるかも!」といった声をいただき、もの作りの職人たちが意気揚々と準備させていただきましたものが、今か今かとその時を待ち構えております。

初詣、みくじ、おせち、雑煮…、一通りのお正月を満喫しながらも、ぜひ、衣の福袋もその中に加えてみてください。より一層、新しい年の始まりを楽しい気持ちで迎えていただけると思います。

新年が良き年の始まりとなります事を心よりお祈り申し上げます。

オスティア・ジャパン衣
スタッフ一同

カテゴリー

アーカイブ