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はじめての衣 ~大山編~2007.12.24

学生の頃の僕のお話しです。
全くお金のなかった僕は
何の様もなく京都の街をプラプラと、
そして、いつも衣(寺町店)の前で立ち止まり、
「欲しいなぁ・・」と外からただ眺めるだけ・・
街で衣の服を着ている人を目で追いかけては、
・・・ハァ・・・と ため息をついていました。Photo_2

 そんなある日、毎日毎日欲しい欲しい欲しい・・と
ブツブツ呪文の様に唱えている僕を見かねた彼女が、
衣の服をプレゼントしてくれたのです!!
今でも覚えているのですが、電車の中で大声をあげて
喜んだのを思い出します。
プレゼントの中は、女の人の背中に象の入墨が入った
水墨画タッチのロンTでした。
(昔から来て下さっている方はご存知かもしれません・・。)

 感動でした。
そして、衣で働きたい!と思ったのもその時で、
何か強い“縁”を感じたのです。
僕と衣を繋げてくれたそのロンTは、今でも大事に着ています。
  そして、その洋服をプレゼントしてくれた彼女と・・
・・・もうじき結婚します!!

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