はじめての衣 ~福岡編~2008.01.28
気まぐれ日記をご覧の皆様、
こんにちは。
大津パルコ店福岡です。
さて、「はじめての衣」…というお題ですが、
4年前の母の日、私ははじめて衣のアロハを母にプレゼントしました。
衣で働きはじめたばかりの私は、
それまで“母の日”に限らず、誰かに服を贈るということはほとんどなく、
母も、人から服をもらうということはほとんどなかったのですが…。
はじめての衣は、のちに母を大きく変えるきっかけとなりました。
その母の日のプレゼントが、「鯉のぼりアロハ」でした。
着心地の良い綿素材に明るい色合い、
他のどこにも見たことのないデザインで、
愛らしい鯉のぼりの連続。
派手かなぁ?と驚きつつも、とても喜んでいたことを覚えています。
それ以来、少しずつ我が家に衣が増えていき…。
母も父も、兵庫県の山に囲まれた小さな町の育ちなので、
それまであまり洋服に関心がないふたりだったのですが、
最近ではジーンズやジャケットの話題が食卓にのぼったり。
今年の元旦には“服を買う”という目的で朝5時の電車に乗ったりと、
昔の母には信じられない変わりぶりです。
母曰く、仕事や人前で衣を着る度に「それどこの?」と注目される喜びを知ったそうで…。
今まであまり関心がなかったものに興味が芽生えるうきうき高揚した気分を、
母に会う度に味わわせてもらっています。
そしてそれは、お店にたって色々なお客様に出会う度に
与えたり与えられたりする衝撃や感動とともに、
私にとって、いつも新鮮な日々を送る“素”になっています。
「はじめての衣」との出会い、
…それはお店に訪れてくださるお客様だけではなく、
日々お店に立たせて頂いている私たちだけでもなく、
日常の、知らない場所の、色々な場面で繰り返されているのかもしれません。
皆様は、どんな「はじめての衣」話をお持ちですか?是非お聞かせ下さい!
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