『言葉のアヤマチ』2009.12.28
皆様、こんにちは。
大津パルコ店の岡山です。
皆様は言い間違いしたことってありますか?
僕はたくさんしてきましたし、よくします。
今回のテーマである“言葉”は言葉でも、言い間違いによっての僕の経験を綴ります。
今も鮮明に覚えている、ある言い間違いのエピソードを書きたいと思います。
あれは僕が まだ小学校低学年の頃のことです。
その時の僕は今とは少し違い、すごくアグレッシブで 目立ちたがり屋な少年でした。
そんなある日のホームルームで、先生が「明日はみどりの日ですが、
みんなは 何でみどりの日って言うか知ってる?」と聞いてきました。
そんな事、低学年の子供が知るはずもなく…ヒソヒソ…ガヤガヤ…誰も答えません…。
そんな中、目立ちたがり屋の僕はとりあえず“みどり”繋がりの言葉を
言っておこうと思い、覚えたてのある固有名詞を連呼しました…。
「先生!みどりヶ池!! みどりヶ池!! みどりの日は、みどりヶ池!!!」
…すると、先生が一言「それ、深泥ヶ池(みどろがいけ)やで。」
(深泥ヶ池とは、僕の家の近くにある池の名前で、それを僕は間違って
”みどり“ヶ池と思い込んでいたのです。※ “みぞろがいけ“ とも読めるそうです。)
当然ながらクラス一同失笑…。
僕はその時、生まれて初めて “恥” というものを知り、
自分が言った一言に対してとても後悔をしました。
そして このことから、人に何かを発言する時は まず自分の中でよく考え、
慎重にならなければならない。という事を学びました。
それからというもの、あのアグレッシブで誰とでもよく話ていた僕は、
とてもシャイで、人見知りをする子へと成長していきました。
今思えば、先生も ただ訂正する為に言っただけの何でもない一言なのですが、
多感な幼少期の僕に とっては性格を変えてしまう程の一言となってしまったのです。
なので、僕は今では人と話す時、特に子供と話をする時は、
とても慎重になって話をするようにしています。
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