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衣おすすめの“冬の生地”2015.11.06

衣といえば、生地に落とし込まれる美しい柄はもちろん。
それだけではなく、実は非常に力を入れているのが“生地”や“素材”そのもの。

冬の気配がグッと近づいてきた今日この頃…。
心斎橋店からはこれからの季節にピッタリなアイテムたちをご紹介させて頂きます。

スタッフ着用
「TORENCH COAT」
「ニットキャップ」
「更紗総柄長袖シャツ」

スタッフ着あわせ 心斎橋店 (2)

コートに使用されている生地は、衣では初めてとなる「60/40(ロクヨン)クロス」
名前のとおり「綿60%/ナイロン40%」という、綿の割合が多い混紡生地なのです。
アウトドア好きには馴染みの深い、マウンテンパーカーなどによく用いられる生地です。

綿が水分を吸収すると繊維が膨張し、ナイロンとの密度があがることで外部からの水分の侵入を防ぎます。
また、綿がもつ独特な経年変化もたのしむことができ、機能性とオシャレさを同時に追求できるすぐれもの。

「衣なのにアウトドア??」とおどろく方もおられるかもしれませんが、綿100%が多い衣の服ともなじみが良いんです。
上のコートの画像でも、藍染めの刺子生地の衿ともすごくバランスが良いですね。

着用してみると、まず見た目に反したその軽さに、しばらくするとその保温性に驚かされます。
私はカジュアルに着合わせましたが、ネクタイ&ベストといったKRMの王道スタイルにももちろんピッタリ。

スタッフ着あわせ 心斎橋店

太ゲージで編まれたニットキャップというのはどこのブランドでも定番なのですが、衣の場合は、洗いによる色落ちで陰影がしっかりと強調されています。他にはないヴィンテージ感がたまらない仕上がりですね。

ガイコツのパーツもいいアクセントになっていているのですが、おでこをよ~く見てみると「衣」の文字が。こういった細やかさがやはり衣ならではの仕事。

ちなみにこのニット生地「コットン100%」で嫌なチクチクがありません。
温かいアイテムが欲しいけど、ウールが苦手という人も多いのですが、快適にかぶっていただけます。

今冬の衣は、生地の表情にもぜひ注目してみてくださいね!
店頭で手に取ってご覧いただけることを楽しみにお待ちしております!

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